あなたの知らない「鉄のフライパン」の魅力と簡単メンテナンス法!

使えば使うほど味が出る鉄のフライパン。熱伝導率も高く、お料理のレベルをぐっと上げてくれるパワーアイテムですよね。でも「ほうっておくと錆びちゃうし、お手入れが大変なのでは……」と思っていませんか? そこで、鉄のフライパンの魅力と家庭で簡単にメンテナンスできる方法をご紹介します。

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鉄のフライパンのいいところって?

スーパーやホームセンターでよく売っている樹脂加工のフライパン。焦げ付かず、お手入れもしやすいので利用者も多いですよね。では、なぜあえて鉄のフライパンなのでしょうか。それには鉄のフライパンだからこその良さがあるんです。

具体的には、鉄のフライパンのメリットは大きく6つあります。

1. 高温にも強い素材
2. 食材にダイレクトに熱を伝えることができる
3. へらなど道具を選ばない
4. 油なじみが良い
5. 鉄分を摂取できる
6. 長持ちする

何より一番のメリットは、焼き料理に使うとバツグンにおいしくなること。野菜炒めやチャーハンなどのほかに、トーストみたいなシンプルな料理だって、外はカリッ&中はふわっと極上の仕上がりになるんですよ。

まるで良いことばかりに思えますが、鉄のフライパンにもデメリットがいくつかあります。それは次の2つ。

1. 管理状態が悪いと錆びてしまう
2. 重い

使い込めば込むほど、鉄に油がなじむため錆びにくくなってくる鉄のフライパン。でも、そこまで使い込む前に敬遠されてしまう傾向にあるのは残念なところ。また、重さがあるため女性の腕力だと鉄のフライパンを使って何度も振るのは重労働! ただし、コンロに置いて調理するならまったく問題ありません。むしろ、重さがあるということは安定感があるということ。慣れてしまうと調理しやすさに驚くはずです。

鉄のフライパンの簡単メンテナンス法

鉄のフライパンは樹脂加工のフライパンと違い、油が浸透してなじんでいく特徴があります。つまり、使い込めば込むほど、鉄は油を吸い込むため、その結果ムラなく均一に焼き色がつくことに。そこで大切なのが、予熱前の「油返し」。ここからは、初めての人でも簡単にできる「油返し」について解説していきましょう。

まずはフライパンを高温で熱します。時間は約3分ほど。ここでしっかり熱を通しておくことが重要です。

鉄のフライパンに充分熱を通したら、火を消して3分ほどフライパンを寝かせます。その後、大さじ1杯の油をフライパンにたらし、フライパン全体になじませます。

最後にキッチンペーパーを使い、余分な油を拭き取ります。また、ここで油をゆきわたらせることで、鉄が錆びるのを防ぐ効果があります。

汚れたり錆びた部分を落とすときには、ズバリ「たわし」が一番。フライパンの最強パートナーだといえるでしょう。特にオススメするのは《亀の子束子》です。

《亀の子束子》は、鉄のフライパンをガシガシ洗うことができるため、頑固な油汚れなども洗剤いらずで落とすことができます。しかも本気でガシガシ使っても、鉄のフライパンは無傷! 値段もリーズナブルですし、《亀の子束子》と鉄のフライパンとの相性は最高です。

鉄のフライパンは“すぐ洗う”が鉄則

「これから鉄のフライパンを使ってみよう」という人は、使い終わったらすぐに洗う習慣をつけるようにしましょう。そうすれば、汚れも落ちやすく、洗剤もいりません。

また、鉄のフライパンは油の膜をどんどん重ねることで、使い勝手が良くなります。せっかくついた油の膜をとってしまうのはもったいない! 極力洗剤は使わず、たわしで汚れを落としてくださいね。それから、焦げ付きを落とすときは、お水よりお湯を使うほうが落ちやすくなりますよ。

鉄のフライパンはお手入れを怠ると錆びるというデメリットもありますが、油がうまくなじむまで使い続ければ、焦げ付くこともなくなります。毎日手にするものだからこそ、あなたも鉄のフライパンを一生のパートナーにしてみませんか?

●ライター 安藤美紀

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