夫婦で対立!? 家を買うときの意見の食い違いあるある~国産ハウスメーカーVS輸入住宅編~

新築一戸建て購入の先輩に聞いた、「新築一戸建て建築にまつわる意見の食い違いあるある」と、「そのトラブルをどう乗り越えたか体験談」の国産ハウスメーカーVS輸入住宅編をお送りします!

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さまざまな国から、特徴のあるスタイルの「輸入住宅」が増えています。場合によっては、「好みにドンピシャ」で、強いこだわりを生みがちな輸入住宅。もしも、その好みが家族でまったく合わなかったら……? そんなケースをご紹介する「国産ハウスメーカーVS輸入住宅問題」。

今回は、ieny地域ライターEが新築一戸建て購入の先輩に聞いた、「新築一戸建て建築にまつわる意見の食い違いあるある」と、「そのトラブルをどう乗り越えたか体験談」の国産ハウスメーカーVS輸入住宅編をお送りします!

憧れのログハウス。不便はどうやって克服するの?

夫は、子どものころからのボーイスカウトで鍛えた筋金入りのアウトドア派。私もよくキャンプに連れて行ってもらいました。楽しいですよね、キャンプは。

でも、それって「非日常」だからだと思いませんか?

まさか、死ぬまで一生暮らすことになる家にまで、その趣味を持ち出すなんて思ってもいませんでした。

祖父母の土地を私が相続することになって、急に家を建てる話が出たんです。

その次の日、夫が満面の笑みで持って帰ってきたのが山のようなログハウスのカタログでした。

祖父母の暮らしていた家は何年か前に取り壊して更地にはなっていましたが、もともと日本家屋で、庭には当時の面影のある庭木や石なんかも残っています。古い住宅街で、周りの家も落ち着いた雰囲気の街並みです。

そこにいきなりログハウスが出現するなんて、違和感ありまくりですよね!?

何よりイヤだったのは、ログハウスを選んだ時点で、最新の便利な設備や家具家電を導入しづらいことです。

「不便さを楽しむ」のは休みの日にやってください!私は家のことは毎日休めないんだから!! ってかなり強く言いました。

結局、土地が祖父母のもので、父母から、できれば庭の面影を残して欲しいって夫にお願いしてもらったことで、ログハウスの話はなくなって、国内のハウスメーカーさんにお願いすることができました。

実は今でも諦めきれないらしくて、あの当時もらったパンフレットが納戸にしまってあります。別荘でも建ててもらいましょうか(笑)

(Aさん:ハウスメーカーで注文住宅建築後、2年)

なんでもちょっとだけ高いんです。

子どものころに絵に描いたような、三角屋根に四角い窓、こんなにシンプルな形のお家が現実にあるなんて!と、展示場で私が一目惚れしました。

その時夫は苦笑い。その展示場で見たいくつかのハウスメーカーさんのなかから、最終的に2つのハウスメーカーさんから提案を頂くことになったのですが、ひとつが夫の推していた有名国内ハウスメーカーさん、ひとつがもちろん私推しの輸入住宅メーカーさん。完全に、主人対私の代理戦争状態でした。

外観やデザインで押しても、夫はいい顔しないってわかっていた輸入住宅メーカーさんの担当者さんが一枚上手でした。

「寒い国の家ですから、断熱性はお墨付きなんです」「定期的なセルフメンテナンスができるからこそ、外注の必要な大規模修繕は少なくて済むんです」など、夫のツボにハマる営業をビシビシしてくださって。

最終的に、私の希望通りになりました!

ひとつ誤算だったのが、窓の位置や扉の取っ手位置なんかの高さ。輸入住宅って、日本の仕様よりも細かなところで位置が高いんです。

私は150cm台なので、余計にそう感じます。夫は180cm台なので、快適みたいです。これを言うと絶対笑われると思うので、内緒にしておきます。

(Bさん:某北欧風輸入住宅で、新築一戸建て建築後3年)

イメージをカタチにする難しさ

私たちが購入した家は、輸入建材を使って建てられたという築25年の一戸建てです。

アメリカンスタイルとでも言えばいいでしょうか?夫が古いアメ車が好きで、この家ならいつか憧れのアメ車を購入できたら、絶対にカッコいい!と言うのが夫の決め手です。

一方私は、さすがに25年前に建てられて、だいぶ痛みもあったので、外壁塗装や、水回りの改装などすべて後からやり直す前提でこの家を購入しました。学区が希望通りで、他の土地にイチから建てることに比べると割安感もあったので、この家を購入すること自体は揉めなかったんですが、大変だったのはその後です。

輸入住宅って、リフォームがしづらいんですね。壁で家を支えているとかで、レイアウトも変更できないし、何より窓の大きさから何から、日本の尺貫ではないから、規格が合わない。かといって、この輸入材の元のメーカーすらもうわかりません。

地元の工務店さんにも何度も、ここはちょっと…と言われてしまいました。夫は不便でも古びていてもこの雰囲気が好きなようで、喜んでいます。

建て直すだけの予算はないし、我慢するしかないですね…。

(Cさん:中古輸入住宅購入後1年)

ひと口に「輸入住宅」といっても、そのデザインや仕様、特徴などは千差万別。自分たちの好みに合うか、という点だけでなく、住む地域の気候や町並みに合うか、といった点も、チェックする必要があります。

その輸入住宅で家を建てた先輩家族のリアルな声の情報収集は、念を入れて行なってくださいね!

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