リアルなサビはどう表現する!?ワンランク上のペイント術を覚えよう【〔ターナー〕に教わるペイントレッスン #2】

《ミルクペイント》や《J COLOUR》などおしゃれな塗料が人気の〔ターナー色彩〕に、初心者でも簡単にできる「ペイント技術」を教えてもらうシリーズ。第2回目の【サビ加工編】は、1回目の【基礎編】でペイントした金属製小物をさらにヴィンテージ風にグレードアップ! まるで長年雨ざらしにされてサビてしまったかのような、リアルなサビの再現方法を伺いました♪

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サビ加工をマスターして、ヴィンテージ風雑貨を自作しよう♪

今回挑戦するのは、こちらの「サビ加工」

今回もショールーム「ターナーカラースパイス」で、〔ターナー色彩〕の山本百合子さんに教わります。挑戦するのは、塗料だけで新品の小物をヴィンテージ風に見せる「サビ加工」! 

どうやら、うまく加工するためには、手先の器用さより日頃の観察眼が必要なようです。それではポイントを抑えながら、サビ加工に挑戦してみましょう♪

基本の道具を確認

《ミルクペイント フロリダピンク》 200ml 800円(税別)、《ミルクペイント マルチプライマー》200ml  850円(税別)を使ってペイントしたブリキバケツ

◆ペイントしたブリキバケツ◆

今回は【基礎編】で《ミルクペイント》を使ってペイントしたブリキバケツに、サビ加工を施します。

手前から《ミルクペイント ラストメディウム 》 1,280円(税別)、豚毛のブラシ、《ターナーペーパーパレット》

◆サビ加工の道具◆

サビ加工をするために使うのは《ターナーミルクペイント ラストメディウム》。レッドブラウンと、ダークブラウンの2色セットで、サビの色を表現します。

ブラシは、サビの質感を出すために、豚毛などの硬くて目の荒いものを選びましょう。色を混ぜたりするので、紙パレットがあると便利です。

ステップ1:レッドブラウンでサビの外側を作る

◆レッドブラウンを少量ブラシにとる◆

【基礎編】と同様に、塗料をよくかき混ぜてからパレットに出します。塗料がつきすぎないように、量を調整しましょう。

◆レッドブラウンで赤サビを表現◆

ブラシの先が垂直になるようにして、サビを表現したい部分にトントンとたたくように塗っていきます。ブリキバケツの場合は、サビが出やすい継ぎ目や金具部分、縁を中心に色をのせていきます。

◆赤サビはサビの外側にくるように◆

ここで、山本さんからのチェックが。赤サビはサビの外側にあり、中心部に黒いサビがくるようにグラデーションを作るので、これでは赤サビの範囲が狭すぎるそう。一体どのくらい大胆にやればいいのでしょうか? 見本を見せてもらうと……

すごいサビ感です! 広めに赤サビをつけることで、黒サビもしっかりつけることができて、本当にサビているように見えます。

◆よりリアルさを求めるなら、内側も◆

見本のブリキバケツは、内側の途中までサビ加工が施されていました。こうすることで、よりリアルなサビ感のあるブリキ缶になるそうです。

サビやすい段差のある部分を中心に色を乗せていきます

◆金具や取っ手部分はサビやすい◆

金具は、サビを表現するのに重要な場所です。「そういえば、金具と本体が重なるところはかなりサビていたな……」と、記憶の中のブリキバケツのサビのつきかたを思い出しながら色をつけていきます。わからなくなったら、画像を参考にしてみてもいいかもしれませんね♪

日頃の観察眼が試されます

◆段差や縁のサビも◆

段差部分に水滴がたまって、その部分がサビたり、縁付近の汚れが原因で、広い範囲でサビてしまったり。ブリキの小物などを雨ざらしにしていると、そんな風に徐々にサビが広がっていきますよね。

このように、ブリキバケツがどんな環境で放置されたかを想像しながら、それらしい場所に色を重ねていきます。

ステップ2:色を混ぜてサビの中間色を作る

◆レッドブラウンにダークブラウンを足す◆

パレットにダークブラウンを出し、レッドブラウンに少しずつ足していき、中間色を作ります。黒サビと赤サビを中間色で繋ぐことで、自然な仕上がりになるそうです。

◆赤サビの内側に中間色をのせていく◆

中間色も、サビが強く出るところを中心に、外側へ向かって色をトントンと乗せていきます。

◆距離を置いて見てみる◆

途中で「これでいいのかよく分からない……」と悩んだり、行き詰まってしまったら、離れて見てみたり、時間を置いてみましょう。そうすることで、どうしたら自然に見えるかが考えやすくなるそうです。

ステップ3:ダークブラウンでサビの中心部を作る

◆ダークブラウンは慎重に!◆

最後に乗せるダークブラウンは、色の主張も強め。下に塗った色を隠さないように、少しずつ色を乗せていきましょう。サビの中心部に乗せていくだけで、一気にリアルになってきました!

◆つなぎ目や縁部分もしっかりサビさせる◆

ブラシの毛先が入りづらいつなぎ目部分や、忘れがちな縁部分も、しっかりとサビさせましょう。

完成!

想像力を働かせながら、サビ加工が完成! 新品だったブリキバケツが、ヴィンテージ風の小物に大変身しました。小物だけでなく、タオルホルダーや金属の取手、棚の金具部分をサビ加工すれば、ヴィンテージ家具を取り入れたインテリアが実現できるかもしれません♪

ここで今回の【サビ加工編】は終了。山本さん、ありがとうございました! 

次回【金属・アンティーク風加工編】もお楽しみに♪

【ターナー カラースパイス 店舗概要】

●住所:東京都台東区上野5-9-4 2k540 AKI-OKA ARTISAN B-3
●アクセス:JR山手線高架下
山手線/JR秋葉原駅から徒歩約7分・JR御徒町駅から徒歩約3分
銀座線/末広町駅から徒歩約5分
●TEL:03-3832-5850
●時間:11:00~19:00
●休館日:水曜日

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