産休・育休中は夫の扶養に入れるもの?

これからお子さまを授かる予定の方、出産本番に備えて産休を取得中の方、あるいは生後間もないお子さまがいて育休を取得中の方。産休・育休期間中は、出産一時金や育児休業給付金こそ受け取れるものの、お給料自体はもらえなくなるため、多かれ少なかれ家計への影響がありますよね。そんな今回は...

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これからお子さまを授かる予定の方、出産本番に備えて産休を取得中の方、あるいは生後間もないお子さまがいて育休を取得中の方。産休・育休期間中は、出産一時金や育児休業給付金こそ受け取れるものの、お給料自体はもらえなくなるため、多かれ少なかれ家計への影響がありますよね。そんな今回は、産休・育休中はご主人の扶養に入ることができるのか?について解説いたします。

■扶養に入るってどういう意味?

そもそも、“扶養に入る”とは何を意味するのかご存知でしょうか?

扶養うんぬんの話になると、103万円・106万円・130万円と数字がたくさん登場したり、2018年からは103万円→150万円になるなど、非常にややこしくわかりづらいですよね。なぜこのように複雑になっているのかというと、「扶養に入る」ということは、大きく2つの意味を持つからです。

1つは税金面での扶養(すなわち、配偶者控除のことですね)、もう1つは健康保険や国民年金など社会保険における扶養です。前述の数字のうち、103万円は税金面での扶養の範囲、106万円と130万円は社会保険の扶養の範囲となります。2018年度から103万円→150万円になるということは、配偶者控除(ご主人の税金面での控除)の上限が上がるということです。

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■産休・育休中は夫の扶養に入ることができるもの?

さて、産休・育休中となると、お勤め先からの給与はもらえませんよね。では、産休・育休中はご主人の扶養に入ることができるのでしょうか?

答えは、Yes。産休・育休中であっても、条件を満たしていればご主人の扶養に入ることができます。出産一時金や育児休業給付金など、お勤め先以外から入ってくるお金はあるのになぜ?と思う方のために、以下でくわしくみていきたいと思います。

出産一時金や育児休業給付金は、課税対象とはならないため、申告上は対象者の年収から引かれる収入となります。たとえば、ある年の1月~3月まではお勤め先から、4月~12月は育児休業給付金からの収入がある方を考えてみましょう。お勤め先からの3ヵ月分の収入が100万円だったとすると、4月~12に受け取る育児休業給付金は非課税となるため、その年の年収は100万円とみなされ、所得税・住民税がかからないというわけですね。

よくある誤認として、育児休業給付金や出産一時金を年収に加えて考えて、扶養の範囲を超えてしまっているから扶養の申請をしていなかったというケースがあります。後々になって泣き寝入りすることのないよう、しっかりと申請して配偶者控除を受けましょうね!

なお、社会保険料については、106万円(勤務先によっては130万円)未満の収入であれば、扶養に入ることでご自身の社会保険料が免除になりますが、そもそも育児休業給付の受給期間中は「被保険者および事業主負担分が免除されます」となっていますので、扶養に入ろうが入るまいが、ご自身の社会保険料の負担は免除となります。詳しくは

をご覧ください。

そして、社会保険料の免除については、育児休暇対象者(奥さま)自身の勤務先の事業主が手続きをする必要がありますので、しっかりと手続きされているかの確認もお忘れなく。

いかがでしたでしょうか?国はライフイベントに合わせて、さまざまな制度で私たちをサポートしてくれますが、正しく内容を理解しておかないと自分は対象外だと思ってしまい、その恩恵を受けられる人が結果的に損をしてしまう可能性があります。今回ご紹介した、産休・育休中に扶養に入ることは決して裏ワザなどではありません。産休・育休期間のある年度の収入が条件を満たす方であれば、誰もが受けられる制度となっておりますので、ぜひ漏れなく申請するようにしましょうね!

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