女性の転職に限界はない！自分の適性を知る術、理想の転職先の探し方

適性を知る前に！　意外と知られていない、女性歓迎の転職先は？

男性が多いイメージのある仕事の中には、女性を積極的に雇用しているところもあります。以下は、転職を考えている女性におすすめの業種・職種です。

●公務員
公務員は給与が安定しているため、経済的に自立できます。また出産後の復職率が高いのも特徴で、育児休暇は子どもが3歳になるまで取得でき、復帰後も短時間勤務を選択することができます。このほか、有給休暇が1時間単位で取得できるなど休みに寛容なので、子どもが体調不良の場合でも臨機応変に対応してもらえます。

●探偵
面倒見がよくて愛情にあふれた女性は探偵に向いており、年齢層や経歴を問わずさまざまな女性が応募しています。探偵業に対して「特別なスキルや美貌がないと活躍できないのでは」と感じる方もいるかもしれませんが、落ち着いており控えめな風貌の女性も数多く活躍しています。調査のスキルに関しても社内研修などで学べるため、未経験からでもスタートできます。

●営業やマーケティング
女性の比率が少ないと考えられている営業やマーケティングは、実は女性ならではの視点を生かせる場。また、成果を出しやすい業種として知られています。中でも、性別による好みが出ないアイテムやサービスを提供している企業は狙い目です。MR（医薬情報担当者）や保険会社、不動産などの営業職はインセンティブで稼ぐことができるため、専門的な知識やスキルを身につけたいという上昇志向の女性におすすめです。

能力×女性＝理想の転職！　自分の適正を知るための4つのポイント

「今やっている仕事は自分に向いていないのでは」「自分のやりたいことがわからない」などと悩んでいる方は少なくなく、中には有能なのに職を転々とする女性もいるかもしれません。以下は、適正な仕事を見つけるための4つのポイントです。

●趣味や好きなことをリスト化する
思いつく限りの趣味や好きなことを書き出してみましょう。細かなことでも、人から見るとバカバカしいと思えることでも何でも構いません。重要なのは、「なによりも好き」という情熱を持って考えることです。一通りリスト化が済んだら、その中から仕事につなげられそうな項目を探して、実際にある職業をあてはめてみてみましょう。例えば、読書が趣味なら書店員や司書、出版・編集などがあてはまります。食べ歩きが趣味なら飲食店店員や調理師、フードコーディネーターなどが適切です。

●「やりたくないこと」「できないこと」を明確化する
好きなことを書き出したら、次は絶対にやりたくないことやできないことを書き出しましょう。どんなに好きな仕事でも、避けたいことや苦手なことをする場面は訪れます。仕事を心から楽しむためには嫌なことや苦手なことを客観視し、それを克服できるかどうかを判断することが大切です。書き出す際は、なぜ嫌なのか、なぜ苦手なのかも合わせて考えてみましょう。理由を明確化することで、自分に向いていない職業を具体化できます。

●好きな仕事や就きたい仕事に取り組むことで生まれるデメリットを考える
「勤務先が遠いから引っ越さなくてはならない」「収入が減ってしまう」「知識がないため一から学ぶことになる」など、好きな仕事ややりたい仕事を選ぶことで生じるデメリットにも目を向けることが大切です。デメリットがあるとわかっていても諦められないなら、自分が求めている仕事だといえます。

●やりたい仕事が見つかったら即行動
やりたい仕事が見つかったら、仕事内容などを詳しく知るために情報収集をしましょう。実際に働いている人の体験談を聞いたり職場見学をしたりして、職場の雰囲気を知ることが大切です。とはいえ、実際に働いてみないと本当の意味で自分のやりたい仕事なのかはわからないということも。その場合は、アルバイトやボランティア、インターンなどを利用して、似たような業種を体験してみるのがおすすめです。

適性がわかったら♪　女性の待遇がよい転職サイトの選び方

女性歓迎の仕事の求人情報を探す際は、女性専用の転職サイトを活用しましょう。女性が関心を持ちやすい業種・職種をピックアップしているサイトや、調べやすいよう検索方法が配慮されている親切なサイトが特におすすめです。また、結婚や出産など女性のライフステージの変化に理解がある専任アドバイザーがいるかどうかも重要なポイントです。もちろん、転職の成功実績や対応区域などにも注目してくださいね。

なお、資本金や経営に余裕のない企業が運営している転職サイトの場合、営業ノルマを達成するために望んでいない業種・職種への転職をおすすめされるケースがあります。また、専任アドバイザーが不足していることもあるため、転職サイトを選ぶ際には運営企業についても下調べすることをおすすめします。

女性の転職は、適性判断で能力を知る&活かす！

男性のイメージが強い業種・職種の中には、女性を歓迎して積極的に雇用するところも少なくありません。イメージ先行で考えてしまうとせっかくのチャンスを逃してしまうかもしれないため、興味があるならすぐに問い合わせてみましょう。転職は自分を成長させる1つの手段です。無理なく働ける適正な仕事を見つけるためにも、まずは転職サイトなどを利用しながら仕事探しを始めてみましょう。