意外と知られていない!医療、看護の転職ノウハウを一挙紹介

転職を考えている医師や看護師の方で「どうやって転職先を探したらいいのかわからない」「転職するタイミングがわからない」という悩みを抱えている方もいるはず。そこで今回は、医師や看護師、MR(医薬情報担当者)など、医療業界の転職事情についてご紹介します。

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自分のスキルを生かしたい! 医師や看護師の転職理由とタイミング

転職をしたい理由は人によってさまざま。以下は、医師や看護師、MRなどの医療業界関係者が転職を検討する理由やタイミングの一例です。

●医師
医師は、臨床医と研究医にわけられます。前者は病院や診療所に勤務して患者の診察や治療を行い、後者は大学や病院、製薬会社などに属して病気の研究や実験、治療法の開発を行ったり、法医学者や防衛医官として国の組織に属したりします。

医師の転職の中でも身近なケースの1つは、「医局を辞めるタイミングでの転職」。後期研修などのプログラムを終えたとき、医学博士を取得したとき、専門医の資格を取得したときなど、一人前の医師として仕事ができるという自信が持てるようになると退局を検討します。さらに、「安定した収入を確保したい」「目の前の患者一人ひとりと向き合って病気を治療したい」という理由で研究医から臨床医へ転職を図るケースも珍しいことではありません。

●看護師
看護師は、数ある職業の中でも転職が多い職業。「スキルアップ・キャリアアップしたい」「ほかの施設に興味がある」「給与や教育体制に不満がある」など、さまざまな理由から転職を決意するケースが多いようです。看護師が不足している病院・施設が増えているため、転職自体はそれほど困難ではありません。

●MR
MRは、メディカル・リプレゼンタティブ(Medical Representative)の略。医薬品メーカーの医薬情報担当という意味であり、病院などに訪問して医師や薬剤師に医療用医薬品の情報を提供する営業職です。MRの場合、スキルアップやキャリアアップなどを理由に転職を決意する方や、新薬開発を行って積極的に勉強会や講演会などを開いている他社に魅力を感じて転職を決意する方も少なくありません。

転職をする際の理想は、円満な関係を維持したまま辞めること。辞める際の理由を丁寧に伝えることはもちろん、転職スケジュールを明確にしておくことが大切です。

また、退職の旨を伝える際には、次の勤務先が決定していることが重要です。辞めてから次の勤務先を考えるのではなく、次を決めてから辞めることで、もめることなくスムーズに次のステップへと進めます。

医療や看護の求人はどうやって探す? メリットやデメリットはある?

医師や看護師は不足しているため、転職先の需要が高い傾向にあります。医療業界内の転職には、主に3つの方法があります。以下では、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

●知人紹介
知り合いの医師や看護師などに紹介してもらうケースです。スピーディーに転職できるほか、事前に診療内容や病院の雰囲気などを詳しく聞くことができるためミスマッチが起こりにくいというメリットがあります。しかし、個人的なつながりによる転職なので、雇用契約が曖昧になることも少なくありません。また不満があっても、紹介してもらった医師や看護師への気兼ねから辞めづらくなってしまいます。

●自己応募
医療機関のホームページなどから直接コンタクトを取ったり、自治体のドクターバンクを利用したりするケースです。選択肢が幅広く、求人サイトなどに登録していない医療機関にも応募できます。その一方で、情報収集や雇用条件の交渉などもすべて自分で行うため、転職先を見つけるまでの手間と時間がかかります。

●人材紹介会社や転職サイト
人材紹介会社や転職サイトに属するキャリアアドバイザーに依頼するケースです。例年の傾向や市場のトレンドを踏まえて相談にのってもらえるほか、求人を探したり医療機関側との調整を行ったりという面倒な作業をすべて代行してもらえます。また、非公開求人の情報も入手できるため、自分に合う医療機関を見つけやすいのが特徴です。一方で人材紹介会社や転職サイトによっては、保有の求人数が少ないケースや紹介される医療機関の数が多くて選ぶのに時間がかかるケースもあります。

上記の方法を用いて求人を探すことが、医療機関の場合は一般的です。どの手段の場合でも、面接では人事担当者に好感を持ってもらえるよう努める必要があります。

人事担当者は「同じ理由で転職してしまう可能性はないか」という点からも採用の可否を判断するため、志望動機だけでなく転職理由にも関心を持っていることがほとんど。そのため、面接の際には今後のキャリアプランに関連した前向きな転職理由と志望動機を説明することが大切です。

医療と看護に強い転職サイトの選び方

転職サイトを選ぶ際には、医療や看護に特化したところを選びましょう。例えば、病院の雰囲気、年齢構成、人員構成、上司の性格、医療・看護に対する価値観、離職率、スタッフの退職理由など、さまざまな情報を事前に教えてもらえる転職サイトもあります。また、「求人検索が使いやすい」「履歴書・職務経歴書の書き方や面接対策の指導をしてもらえる」「転職後のフォローまで対応してもらえる」など、サポート面が充実した転職サイトもおすすめです。

転職サイトの中には病院や企業のよい面ばかりを記載しているケースも少なくありません。依頼されて求人を掲載しているため、情報が一辺倒になりやすいのです。記載されている情報をそのまま信じるのではなく、転職サイトを利用しながら給与や条件の調節・交渉などを行ってみてください。また、面接でもしっかりと確認することが大切です。

なお、キャリアアドバイザーが合わないと感じた際には変更の旨を伝えましょう。変更できると明記している転職サイトであれば、すぐに対応してもらえるはずです。

転職で医師も看護師もキャリアアップを目指そう

医師や看護師、MRなどの医療関係者の転職は珍しいことではありません。多くの方々が、知人の紹介や自己応募、人材紹介会社や転職サイトなどを利用して自分のライフスタイルを充実させるために転職を行っているのです。キャリアアップやスキルアップのためには、新しいステージへ移行することも大切です。上記のことをぜひ参考にして、やりがいのある現場へ一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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