子どもと一緒に潮干狩りへ! 持っていくもの、事前の下調べ方法など徹底解説

春のファミリーレジャーとして、大人気の潮干狩り。特にゴールデンウィーク周辺に計画するご家庭も多いのではないでしょうか。そこで、潮干狩りに適した日とはいつなのか、持ち物はなにが必要か、あさりはどう持ち帰るのか……などなど、初心者でも満喫できる「潮干狩りノウハウ」を解説します♪

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潮干狩りの日程や、場所の決め方は?

潮干狩りというと、シーズンは「GW周辺」「春先」あたりをイメージする人が多いかもしれません。これは半分正解で半分は不正解。というのも、潮干狩り自体は実は一年中できるからです。

ただ、「干潮が長く」「水温・気温ともに潮干狩りにちょうど良い」というシーズンが春のため、4~6月頃のレジャーとして認知されている、というわけ。有料の潮干狩り場がオープンするのも、大体このくらいの時期です。

そして、具体的に潮干狩りの日程を決めるために必要な要素が、潮の満ち引きのタイミング。「潮干狩りには大潮の日が良い」といわれますが、その理由は「潮がよく引くから」。沖まで潮が引くために潮干狩りできる時間が長く、潮干狩りできるエリアが広くなるのがその理由です。

潮の満ち引きを知るためにチェックするのは「潮見表」や「潮干狩りカレンダー」。海上保安庁により潮干狩りカレンダーが作成されているほか、メジャーな潮干狩り場ではホームページ上でも案内がありますので、チェックしてみましょう。

ちなみに潮干狩り自体は「潮干狩り場」でなくてもできますが、子連れではじめての潮干狩りなら、ある程度メジャーな潮干狩り場でデビューするのがおすすめです。トイレや設備面、安全面を考えた上でもおすすめです。

まずは行く場所を決めて、潮見表を見ながら候補日をチェック。気温や天気予報も確認して、ちょうど良さそうな日に決定するというのがオススメの流れです。

忘れず持参したい物や、服装のポイントは?

まず、持ち物として用意するものは以下のとおり。

・貝を採るための熊手
・採った貝を入れるためのバケツ、ザルか網
・海水を持ち帰るためのペットボトル(2リットル程度のもの)
・貝を持ち帰るための新聞紙、クーラーバッグ
・着替え
・サンダル
・日焼け止め、帽子、防寒着など気候に合わせて
・レジャーシートや簡易テント
・軽食

道具類などは最近、100円ショップで揃えられるものも多いので、上手に活用したいですね。

また、服装ですが、春は気候の変わりやすい時期なので、気温や天気はあらかじめチェックしておいて防寒対策、熱中症対策などは万全に。ポイントとしては、親子ともに目立つ色の服や帽子を着て、遠くから見てもわかりやすくしておくのがおすすめです。潮干狩りをするのはごく浅瀬とはいえ「海」。お子さんからは絶対に目を離さないようご注意を。ベストシーズンの潮干狩り場は特に混みがちですので、親子ともに分かりやすく、見つけやすいようにしておくと安心ですね。

当日のスケジュールをイメージしましょう

潮干狩りに適しているといわれる時間は、大体干潮時の前後2時間。干潮時間を調べておき、遅くともその1時間前には会場に到着しましょう。

ただし、人気の潮干狩り場だと駐車場が埋まる時間も早く、干潮の時間よりも早めに到着したほうが良い場合もあります。干潮まで時間がある場合は、遊びながらゆっくり潮が引くのを待てるよう、砂遊び用のおもちゃや、軽食を持って行くとよいですよ。

採った貝はどうしよう?持ち帰り方のコツ

せっかく貝を採るならば、おいしくいただくまでが潮干狩りですよね。そのためにも、気を付けたいのが持ち帰り方。持ち帰る間に貝が死んでしまっては食べられないからです。

最もカンタンな持ち帰りかたは、車の場合、バケツに貝を入れて海水をそのまま入れ、バケツが倒れないように固定してそのまま持ち帰る方法。貝は潮を吹くので、バケツには新聞紙などでフタをしておくのをお忘れなく。そのままにしておくと、周辺が水浸しになりますよ。フタつきのバケツを用意しておいてもよさそう。

電車など公共交通機関での移動の場合は、貝を洗ったあと、湿らせた新聞紙で包んでクーラーバッグなどへ入れて持ち帰りましょう。いずれにせよ大切なのは温度管理で、直射日光などで高温になるとその貝はもう食べられなくなってしまいますのでご注意を。

砂抜きが終わったら、調理したり、貝殻で工作も♪

そして、持ち帰ったあとの砂抜きのために用意しておきたいのが海水です。2リットル程度の空きペットボトル海水を入れて持ち帰っておくと、調理前の砂抜きの際に使えて便利です。

帰宅したあとはザルで底上げしたボウルなどに貝を移し、海水を入れて、冷暗所で2~3時間ほど置いておけば砂抜き完了。あとはお味噌汁の具や酒蒸し、ボンゴレなどなど、お好きに調理をしてどうぞ♪ 食べたあとは、子どもたちと一緒に貝殻を工作に使っても楽しいですよ。今日の思い出になりそうですよね。

この春は、ぜひ家族で潮干狩りを計画してみては?

小さなお子さんでも楽しめる春のレジャー、潮干狩り。海の波や砂など、自然と触れ合ったり、自分で採った貝を調理して食べる経験は、子供にとって貴重で大切な思い出になるはず。初心者でも、持ち物やコツさえ押さえておけば十分に満喫できますので、ぜひトライしてみてくださいね!

●ライター 下川尚子

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