燻煙しないでぬか床に漬け込んでシッカリ深みのある美味しい「スモークチキン」の作り方

スモークチキンって、お好きですか?
スモークの香りがお好きでない方は別として、有ったら嬉しいですよね。

燻煙のスモークチキンは、
スモーク前に塩漬けしたり、お家で作るのは結構面倒なんですけど
このチキンは、『燻製ぬか床』 に漬け込んでおいただけ! 
燻煙の煙を上げてないんです。

加熱後の食材、そのまま食べられる食材を漬け込むのがセオリーですが
そこをあえて、生物を漬け込んで取り出した後に焼いて仕上げてみました。
燻製ぬか床で作る 美味しいスモークチキン
「スモークしないスモークチキン」の作り方のご紹介です♪

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 2836
  • 51
  • 0
  • いいね
  • クリップ

柔らかいスモークチキンがお家でカンタンにできる

冷めてからもっと薄く切ってサンドイッチに入れても美味しいですが
このやり方だと、温かいスモーク物がいただけるという、
ちょっと贅沢な感じです♪

シッカリとハムのようでもあり、かすかな酸味がまた旨味に繋がる
そんな、ぬか漬けと燻製の間の美味しいスモークチキンです。

鶏胸肉

・鶏胸肉、1枚
冷凍庫から取り出して、レンジの機能で半解凍にします。

側面から包丁を入れて、3枚に開いた状態です。
半分凍っている方が、お肉がゴネゴネしないで切りやすいですね。

みたけ食品の燻製ぬか床

「これ」に漬けて焼いただけなんですよ。
これ、と言うのは、「燻製麦ぬか床」 
加熱後の生物やお野菜、チーズなんかを
この「燻製のぬか床」が入っている袋の中に漬け込むだけなんですけれど
結構色々漬け込んで使えるんです。

セオリー無視で美味しさ発見!

燻製ぬか床には、最初はチーズを漬けたり、
ゆで卵の殻をむいて漬けたり、ハムを漬けたり 
すぐ食べられるものを漬け込んで美味しく頂いていたのですが、

第ニ段階として、殻ごとのゆでたまごに亀裂を入れたまま漬け込んだり
(後で殻をむいた時の色合いが、恐竜の卵みたいになるんですよ♪
  ゆで卵の殻をむいてから漬け込むよりも、
          芯の芯までスモークの旨味が入り込んで美味しいんです。)

さんざん使い込んで、ぬか床の量も減ってきたので
第三段階として、生のお肉を漬けることにしました。

それがこの状態です。
ラップで包んで、均等に燻製ぬか床が周っている状態です。
この状態で3日間冷蔵庫で漬けておきました。

三日後の胸肉

3日目に取り出してみたのが、下の写真の状態です!

さんざん使い込んだ燻製ぬか床ですが、量が少なくなって最後に生物を漬けて
生のお肉の臭みや余分な水分を吸い込んだぬか床は、これでおさらばです。
(なので、いろんなものを漬け込んで量が少なくなったら
                   やっていただきたいやり方です♪)

ぬか床の何が良いかと言いますと、
加熱しないぬか漬けは、腸まで届く乳酸発酵という日本の良き食文化がありますが、
最初に申し上げた「掟破り」と言うのは、
その乳酸発酵の入ったものを焼いてしまうということなんです。
(なんでもやってみないと気が済まない性格です(笑))

この際、
燻製ぬか漬けの美味しさだけ頂いて、
ぬか漬けの本来の良さではないですが、このスモークの香りをぜひ活かしたい!
そんな思いです。

焼く

油をしかないフライパンに
漬け込んであった『燻製ぬか床』を、手で取り除いてから
・残った燻製ぬか床を洗い流した鶏胸肉、

を、皮の付いている面を下にして、中火の弱火で火にかけて
フライパンにくっついている面が、焦げ目が入るくらいに焼きます。

ひっくり返して

皮の付いている面が焦げ目が入るくらいに焼けましたら、
ひっくり返して、火加減を中火の強火に上げて2分ほど加熱。

その後すぐに火を止めて、フタをして5分ほど放置すると
表面に焦げ焼き色の入った、中しっとりふんわりの「スモークチキン風」
完成です。

盛り付け

熱々のところを、切り分けます。
(切っている時の包丁当たりも、ほんとに高級ハムを切っている感じ)

紅しょうが、春菊の葉っぱと一緒に盛り付けて
「スモークしないスモークチキン」の、完成でテーブルに運びます。

実食

思った以上に、大満足の出来です。

お分かりいただけるでしょうか?
この、しっとりと柔らかなお肉の感じ。
燻製ぬか床のおかげで、香ばしい良い香りで
加えて肉の中の生臭みとか余分な水分が取り除かれていて、
まさに高級ハムの食感です。

パサつきやすい鶏胸肉ですが、「これはしっとり感と旨味がすごい」と
主人も大満足! 塩加減もスモーク加減も最高です。
(ただ漬けて放っておいて焼いただけですけど(笑))

旨味の中にある酸味がまた、味わいを広げて
先に火を通した胸肉を漬けて取り出して食べるよりも、芯まで味わいが深いです。
パサパサ感も一切ないので、冷めても美味しいんです。


紅しょうがとの相性が抜群

色合い的にも地味なので紅しょうがが有ると華やぎますが
味わいも、紅しょうがととってもよく合います♪

今回は
生の胸肉を漬けた後ですから、漬けたぬか床を捨ててしまいましたが
もう1回漬ければよかったと、捨ててしまったことを後悔(苦笑)

お客様などがみえるその時までに
また、第一段階、第二段階の燻製ぬか漬けを作って
第三弾階の「生もの漬」、やっておきたくなっちゃいます。

燻煙しなくっても、最近はこういった物が出ているのですごく助かりますね。
もちろん、正式の燻煙にしたスモーク物には、素晴らしい良さがありますが
お手軽漬物で燻製が味わえるのはとっても助かります。

今度はどんな風に、どんな物を漬けてみようかと思いは膨らみます。
お家でお手軽にできる「スモークチキン風」の作り方のご紹介でした♪

  • 2836
  • 51
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

ダーリンのつまさんの他のアイデア

食品・レシピのデイリーランキング

おすすめのアイデア