トイレを癒しの空間に♪

3階建ての住宅の場合、多くの方がトイレを2箇所望まれます。
2箇所トイレがあるのなら、ひとつは来客用としても使用できる通常の閉鎖されたトイレ、そしてもうひとつは家族専用の少しオープンなトイレがあると楽しいと思います。
ご覧のhaus-waveでは2階のトイレ内に観賞用の水槽を設け、廊下、階段や近くにあるダイニングからも共有して鑑賞できるようにしています。

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トイレにアクアリウムを。

haus-waveの建主Fさんは建替える以前よりあった趣味のアクアリウム用水槽を新居に持ち込みたいと希望されたので、私は即答で2階のトイレが良いのでは?と答えました。
意外な場所の提案にFさんは暫く黙り込みましたが、色々とメリットがあることにお互いが気付き、トイレに水槽を設けることになりました。
もちろんデメリットもありますが、それに勝る遊び心がFさんの心を掴んだようです。

まずはトイレの位置を決める。

トイレに水槽を置くと決めた以上、トイレの位置は家族が日常で良く使用する動線上が好ましいと考えました。
それは水槽は通常透明性があるのであらゆる角度から鑑賞できること、鑑賞用の照明が常夜灯の代わりになること、または映し出す色や影が廻りにオブジェ的な癒しを与えてくれると思ったからです。

haus-waveでは1階から階段を上がると右手にリビング、左手には2階のトイレがあります。
階段の踊り場から見上げると、まずはアクアリウムが出迎えてくれます。
さらにダイニングと階段の仕切りもガラスにすることでダイニング&キッチンからもアクアリウムを堪能できるようになっています。

水槽まわりのしつらえ

階段側の2面の壁をガラス張りとして、トイレ内部の音もれを防ぎ、その囲まれた中にガラスの水槽を入れ込んでいます。
トイレ内部から水槽設置場所の上下に扉を設け、メンテナンスの際は扉を開けて使用します。
この扉を開けた内部に必要な設備類を設け、余ったスペースをトイレの手洗い、収納棚として併用しています。

ついついトイレに長居してしまいそうです・・・♪

癒しのオブジェとして

2階ダイニングテーブルからもアクアリウムが楽しめます。
ガラス壁で仕切られているため、ポンプや水の音、臭いも気になりません。

2階リビングからもさりげなく様子を伺えます。

常夜灯のような照明もきれいです。

やはり透明性が気になるところではありますが、慣れればさほど気にならないとのこと。
奇抜と思われがちなアイディアも主に生活する家族内では常識になることも有り得ます。
頭を柔軟にしてこのようなアイディアにチャレンジしてみると新居での新生活もより楽しくなりますよね♪

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