このパンの時だけはカロリーを気にせず存分に厚切りで頂きたい「あんこパン」の作り方

あんこパン って食べたことありますか?

アンパンともまた違った、あんこ物の最中とかおはぎとか、
それとはまたちょっと違った食べやすさがある 『あんこパン!』

厚切りで、表面をカリッと焼いた所に、
とろけるバターの塩分が良い仕事してくれるんですよ~♥

「金時あんこパン」の作り方のご紹介です♪

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 19756
  • 97
  • 1
  • いいね
  • クリップ

あんこパンにとろけるバター

うちでは、多い時で週2でパンを焼いているのですが
このあんこパンも6年ほど前から我が家の定番で、主人の大好物なんです。

生地は、素朴なサクッと感とモッチリ感を出すように、
フランスパン用の強力粉に全粒粉をプラスして、
生クリームやたまごを入れて、ちょっとリッチな生地にしています。

あんこは、その都度
缶詰あんこを使ったり、家にある豆のブレンドで作ったりします。
塩羊羹ぐらいのシッカリの味わいに作るのがポイントです。

あんこを作る

今回の豆のブレンドは、能登の友人が送ってくれた
・能登大納言、カップ1  
(他のものに使ってこれだけ残っていたので使い切ります。)
(能登大納言は、すごく大粒の小豆の味わいが濃いすごい小豆です。
 赤い色が強くって、でんぷん質が多いからふっくらで、皮が柔らかい。)

能登大納言がカップ1しか無いので、今回のブレンドは
・金時豆(赤いんげん豆)、カップ3 をプラスして金時豆のあんこを作ります。

金時豆のあんこって食べたことありますか? 
煮豆なんかで食べることは多いと思いますが
あんこにすると、粘りっ気のある ねっとりとした餡になります。
そこに、小豆のサラッとしたデンプンと
濃厚な能登大納言のあずき味をプラスする魂胆です。

アク抜きの下茹で

普通の圧力鍋を使います。

・ブレンド豆とかぶるくらいの水  を入れて、5分程沸騰させると
灰汁が出てきますので、一旦ザルに上げて水で洗って鍋に戻します。

煮豆の場合は、急な温度差でできるシワが気になるので
水で洗ったり、熱いままザルにあけたりはしませんが
あんこにしてしまうので、短時間でできるようにチャチャッと行います。

煮る

豆の高さの3倍位の水を入れて
圧力のフタをして中火の弱火で30分煮ます。

そのまま、圧力が下がってフタが開けられるくらいになったらフタを開けて
豆の柔らかさを確認します。 
(全く豆を水にひたさないまま直接煮ているので、
 豆の保存状態にもよりますから、煮る時間は加減してください。)

砂糖

普通の煮豆よりも柔らかく、小豆は潰れている状態になって煮えていましたので
・三温糖、カップ1
を入れて、蓋を開けたままで中火の弱火で、
この煮汁を煮詰めていきますので30分ほど煮ます。
更に
・三温糖、カップ2
を、入れて煮詰めます。

あんこの仕上がり

更に煮詰めて、かき混ぜながらこの状態になったら火を止めて
・塩、小さじ1

を混ぜ込んで、輪郭のハッキリとした味わいのあんこができました。

あんこはこのまま粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やしておきます。

パン生地

大きめのボールに
・フランスパン用の強力粉(ソレドォルを使っています)、カップ2
・全粒粉粗挽き、カップ1/4
・三温糖、大さじ2
・塩、小さじ半分
・ドライイースト、小さじ1.5

空気を含ませるようにしっかりと混ぜて
・水、カップ3/4弱

粉で水を包むようにしながら、ザックリと混ぜます。

生クリームできめ細かく

普段よりも水分が少ないので粉が余っているのですが
そこで、様子を見ながら
・生クリーム、やっと粉がまとまる程度の量で追加!
(本当は、水と一緒にたまごも入れたかったのですが、 
 朝食でミニオムライスをしたので、主人が全部食べちいましたので
                    たまごなしです。(笑))

やっとまとまった生地は、
・バター、20g程度  小さくちぎって
生地を手の中で握りつぶすように
指の間からウニュット出しながらむら無く混ぜて
「ウンコラドッコイ」と体重をかけて20分こねたら
手にも器にもくっつかないようになって、生地の表面に艶も出てきますので
ひとまとめにして、ラップをかけて40度程度で1時間 一次発酵をします。

一次発酵後

1時間後~。

こねてまとめた生地が、二倍程度に膨らんだ状態です。

ベンチタイム

薄力粉を敷いた台の上に生地を取り出してカードなどで2つに切って、
ガスを抜いて丸めなおして
ボールに戻し入れ、ラップをして20分室温でベンチタイム。放置します。

あんこを塗る

20分後に、手で生地を広げて
・ブレンド豆の金時あんこ を、好みの量で塗ります。

手前の生地を持ち上げて、手前からくるくる~っと巻きます。

巻き止め

両端を指で押さえて閉じて、巻終わりもつねるようにして止めて
あんこを中に閉じ込めます。
これをコロコロと転がして、長さを倍くらいに伸ばします。

これを2本とも同様にして作り、真ん中をバッテン(☓)状態に合わせて
そこを中心に外側に向かって、両端をねじねじします。

形成

ねじねじして綱状態に2つの生地を合わせたら
パン型の内側に、油引きで薄くオリーブオイルを塗って
ねじねじ形成をした生地を両側からアコーティオンの様にして持ち上げて
ストンと型の中に落として
ラップをして、40度程度で40分二次発酵させます。

発酵後、オーブンを180度で予熱して180度で30分焼いて
焼きあがりです。

焼き上がり

焼き立て熱々だと、あんこも熱くってヤケドをしますし、
中の生地も落ち着いていないので
常温程度に冷めるまで放置して、食べる分だけ厚めに切り分けます。

(薄く切り分けると、あんこの所からバラけるので
               厚めに切っていただくパンです。)

実食

厚めに切ったあんこパンは、
こんがりと焼き色が付くまでトースターで焼いて、
室温に柔らかくしたバターを塗って、サクッ!ジュワァ~っと頂きます。

バターの塩っ気があんこと合うんです。
素朴な味わいの全粒粉が絶妙にマッチして
豆は大きいのに、小豆の味わいが残っていてとっても美味しいです。

カロリーのことは忘れて、2枚でもぺろりと食べることができる
そんな美味しいあんこパンです。

残ったあんこは
普通のトーストに塗って食べても美味しいのですが
パン生地と一体化になって焼かれたあんこの、これまた美味しいこと♪

食べたらヤミツキになる
「金時あんこパン」の作り方のご紹介でした♪

  • 19756
  • 97
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

ダーリンのつまさんの他のアイデア

食品・レシピのデイリーランキング

おすすめのアイデア