不動産屋さんに「いい部屋ありますか?」と聞くのは間違ってる?その理由とは

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どの不動産屋さんでも、元となるお部屋のデータベースは同じです

不動産屋さんは、すべての会社が全国共通の同じデータベースを見て、お部屋探しをしています。ですから、「この不動産屋さんにはなかったけど、べつの不動産屋さんにはあるかも」というのは、勘違いです。

もちろん、不動産屋さんによって、得意・不得意のエリア、ジャンルは違うので、お店によってぜんぜん違う部屋を紹介されることはよくありますが、探し方が違うだけで、扱えるお部屋の数はどこもまったく同じです。

ときどき、お客さんに早く決めてもらうために、「もううちにはお部屋はありませんね」と、自社の物件しか紹介してくれない会社もありますが、本当はそんなことはないので、注意が必要です。

自分からもしっかりと情報を呈示しないと、「いい部屋」はなかなか出てきません

星の数ほどある物件の中から、不動産屋さんに「いい部屋」を探してもらうには、「自分が住みたい条件や、暮らし方のイメージ」をしっかりと担当者に伝え、理解してもらうことが、なによりも重要です。

たとえば、「渋谷まで通いやすいところで、家賃6万円ぐらい」というような情報では、その人に合ったお部屋を出すのは難しいです。通勤時間がなるべく短いほうがいいのか、少し郊外でも広いお部屋がいいのかなど、暮らす人によって「いい部屋」の条件がまったく違うためです。または「築浅で」などとご希望されている方でも、内装の綺麗さを求めているのか、防音性を求めているのかなど、さまざまです。

この条件で、「いい部屋がありますよ!」とすぐに返してくれる不動産屋さんは、残念ながら「住む人にとっていい部屋」ではなくて、「営業担当者にとっていい部屋」をおすすめしている可能性が高いです。

本当は「築浅」じゃなくても、内装が綺麗なリノベーション物件はたくさんありますし、新築でも木造であれば防音性は下がります。「築浅」と伝えたときに、そこまで掘り下げて探してくれるのが、「いい不動産営業マン」だと思います

ネットで調べても「いい部屋」が出てこないときは、お店に問い合わせても同じです

かなり細かく設備面など条件を指定され、「これで探してください」というお問い合わせもいただくのですが、現在ではほとんどすべての不動産会社がネットに情報を出しているので、ネットで探しても出てこない物件は、お店にもありません。 よくあるパターンとしては、エリアの家賃相場からかけ離れたお部屋を探してしまっている場合。もうひとつは、設備や、築年数にこだわりすぎている場合です。

たとえば、「駅から5分以内、山の手線沿線、家賃5万円」などでお探しの場合、インターネットではほとんど、条件に合致するお部屋が出てこないと思います。その場合、お店に問い合わせても「掘り出し物件」が出てくる可能性はかなり低いです。

残念ながら実際にはない「おとり物件」を紹介して、来店させようとする不動産屋さんも存在するので、十分ご注意ください。

本当に「いい部屋」があれば、即、決まってしまいます

「いつ内覧できるのか? いつまでにお引越しをする予定なのか?」が不明確なお問い合わせも多いです。 この場合、「今空きが出た、本当におすすめのお部屋」をご紹介しても、内覧するまでに空室が残っていないことがほとんどです。特にお引越しシーズンは、空きが出てすぐに内覧し、即決・即入居できる方がどんどんお部屋を決めていきます。 「まずはメールで問い合わせて、いい部屋があれば内覧する」という考えだと、「いい部屋」であればあるほど、おさえるのが難しいです。また、1ヶ月以上前など、時期が早すぎる問い合わせも無駄になることが多いため、「引越し日をいつにするか」をまずはじめに明確にしておきましょう。

特に、こだわりの詰まったリノベーション物件は「1点モノ」! 部屋探しでは、一期一会が大事です

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