トレンドはモノを所有しない“ミニマムな暮らし”。いまレンタル事情が熱い!

住まいをおしゃれに保つには「モノを増やさない」が一つのキーワードになっていますよね。とはいえ、いつの間にか増えてしまうのが悩みどころ。そこでおすすめなのが「レンタル」です。モノを所有せず、必要な時にだけレンタルをするーー。ミニマムな暮らしのヒントをご紹介しましょう!

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目指すはミニマリスト! モノを所有しない暮らしとは?

本当に必要なものだけを残し、いらないものを処分する断捨離がブームになったのは記憶に新しいところ。モノへの執着から離れることでスッキリとした暮らしを楽しむ人が増えています。

最近では車の他に、洋服やバッグなどをレンタルするサービスも増え、“買わずに借りる”ライフスタイルが注目されています。これも、大量生産、大量消費の社会から発生した新しいライフスタイルの一つと言えるかも。とくに狭小スペースでの暮らしが求められる日本では、共感する人も多いのでは?

シェアリングエコノミーの時代が到来

そんな、必要なものを最低限だけ持つミニマリストをターゲットに急成長してきたのが「シェアリングエコノミー」です。総務省の情報通信白書では「個人等が保有する活用可能な資産等を、インターネットのマッチングプラットフォームを介して、他の個人等にも利用可能とする経済活性化活動」と定義されています。

……って、なんだか難しいですね。わかりやすい例を身近なところで探してみると「カーシェア」。週末の短時間しか車に乗らない、エリア的に駐車場台が高いなどの課題を抱えている人々が注目しはじめ、いまではすっかり市民権を得たサービスです。レンタカーを借りるよりもクイックでスムーズ!

こういったサービスが着目されるようになった2015年は「シェアリングエコノミー元年」と呼ばれています。

最近では、港区に〔自転車シェアリング〕のユーザーが増えていて、街で赤いレンタルサイクルを颯爽と走らせる人をよく見かけるようになりました。短距離の移動なら、電車やタクシーよりも自転車の方が早く到着することってありますよね。

海外のリゾート地では、レンタルサイクルをアクティビティ感覚で利用する人はいました。日本でもそんなシーンが街中で見られるようになったのも「シェアリングエコノミー元年」以降と言えるかも。

インテリアにこだわりたい! だからこそレンタルを選ぶのが賢い♪

自分にとって必要なものだけを持つ、所有しない暮らしに憧れはあっても、“自分らしさ”まで失ってしまっては生活が味気なくなってしまいます。

例えば、「インテリアにだけはこだわりたい!」という人は多いことでしょう。でも、「良いものを」という視点で選ぶと、決して安い買い物ではない家具。また、「お店で見て気に入った家具なのに部屋に置いてみたらしっくりこなかった」「使っているうちに飽きてしまった」「DIYやリノベーションで部屋の雰囲気を変えたら、家具が合わなくなった」というケースも多々あります。だから買い換えまで踏み切れない……。

〔ディノス・セシール〕社の「家具とライフスタイルに関する意識調査」(※)によると、身の回りのもので購入して所有したいと思われているものを順に見ると「寝具用品」が62%、「衣服類」が49.3%、「テーブル・机」が48.2%、「家電」が48%という結果。家具の中でも「ソファ」を買いたい意向を持つのは39.1%で、結構少ない!? であれば、家具レンタルサービスの利用意向を聞いてみたところ、新品家具であれば4人に1人が「利用してみたい」(24.4%)と回答。新品家具のレンタルは、「モノを所有しない生き方」にとって、一つのアクションとなりそうです。

※ディノス・セシール「家具とライフスタイルに関する調査」20〜60代の男女10,000人/2017年9月26日発表

〔flect〕の一例:キャビネット

そこで注目なのが、昨年登場した、新品家具をレンタルできるサービス〔flect(フレクト)〕です。家具のレンタルサービスは海外ではポピュラー。日本でも同様のサービスが増えつつありますよね。

ソファやダイニングテーブル、ベッドなど、暮らしを彩る家具をレンタルできるこのサービスは、新品の家具を使いながら購入の検討をすることができます。レンタル期間は最長で24ヶ月。購入に至らなくても、期間が終了したら新たに家具をレンタルすることも可能。これなら初期費用も抑えられ、レンタルをしながら部屋の模様替えを楽しむことができます。

〔flect〕の一例:ソファ。憧れの大きなソファを我が家にお出迎えできる!
〔flect〕の一例:ベッド。寝てみないと使い心地がわからず、店頭では選びにくいものの代表例。レンタルで使用してじっくりと試すことができます。

モノを所有しないことで叶う、自由で豊かな暮らし

これまで、生活必需品として「購入が当たり前」と考えられてきた家具ですが、暮らしに合わせてレンタルすることで初期費用を抑えることができます。予算の関係であきらめていた憧れのデザイナーズ家具だって、レンタルなら部屋に迎え入れることができますね。

自分にとって本当に必要なものだけを持つ、ライフススタイルに合わせてモノをレンタルする暮らしには“所有しない豊かさ”があります。モノがあふれていた生活より、かえって豊かに、自分らしく生きられる……。そんな新しい価値観の鍵になるのが、買わずに借りるレンタルという手段。

家具を購入する前に、レンタルという新しい選択肢を検討してみませんか?

●ライター ねこりょうこ

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