原状回復OK!DIYで狭くて暗い洗面所にコスメショップ風シェルフを作る♪

今住んでいるマンションの一番の悩みはキッチンと洗面所が狭いこと。
しかも窓が一切なく昼間でも真っ暗なんです。
水回りって女性にとって凄く気になる部分だと思いますし、私の場合いくら部屋がキレイでも水回りが素敵じゃないと生活していても楽しくないので、DIYで大変身させることに決めました。

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狭くて昼間でも真っ暗な洗面所

洗面所をDIYでリノベーションしたのはパントリーを作り上げた直後だったので、完成してからもう7か月以上も経ってしまいました💦

今回の投稿もかなり長くなってしまいますが、辛抱強くお付き合い頂けると幸いです。

まずはウチの狭くて暗~い洗面所のビフォー写真から。

この壁一面を使って収納とディスプレイを兼ねたちょっと大きめのシェルフを作ります。

Photo by:Aki

奥行きがほんの少ししかないコの字型のスペースですが、
ここを放置しておくのは勿体ないので、目一杯利用してみようと思います。

Photo by:Aki


邪魔なタオルバーは撤去。
ドライバー1本でカンタンに外せました。

Photo by:Aki

シェルフの土台を作る

シェルフのデザインも作り方も基本は食器棚と殆ど同じです。

まず土台になる木材を床の上に固定します。
床の上にマステを貼り、その上に両面テープを貼ってその上に角材を置いてあります。
原状回復できることが原則なのでこのやり方しかありません。

Photo by:Aki

土台の角材は最終的に全部隠れてしまうため
色や年輪のガラやひび割れなどを気にする必要がないので一番安い物を購入しました。

そしてご覧の通りシェルフを作れる部分の奥行きがかなり浅く
しかも向かって左側の奥行きが17㎝なのに対して右側は15㎝と微妙な差があるので
どうしようかと色々考えたあげくシェルフを2分割することにしました。

Photo by:Aki

2分割する際、区切り部分をココに決めたのは、
洗面所のドアを全開するとここまでくるからです(赤い扇線)

Photo by:Aki

このシェルフのデザインを考えた時、奥行きが2㎝多い左側の棚をメインにして狭い右側の棚はサブにしようと決めていたので
ドアを全開した時、左の棚にドアが被ってしまうのがイヤだったんです。

それにドアが全開できないと山のような洗濯物を持って通る時かなり不便だと思ったので
「棚の邪魔をせず尚且つ全開できる位置」ということでこの位置で区切ることに決めました。


次は、壁全体にマスキングテープを貼って

Photo by:Aki

要所要所に強力な両面テープを貼ります。
※お金に余裕のある方はもっとたくさん貼ってください。笑

Photo by:Aki

その上からプラダンを押し付けて、しっかり貼り付けます。

Photo by:Aki

私が壁にペンキや漆喰を塗ったり壁紙を貼る際に下地としていつも使っているのがプラダンです。
安くて軽くてハサミやカッターで自由自在にカットできるので頻繁に使っています。
※ペンキや漆喰を塗る場合いきなり塗ってもキレイに塗れません。ハゲてしまいますのでご注意ください。
 
分かりづらいと思いますが、壁一面にプラダンを貼り終えました。

Photo by:Aki

次は、そのプラダンの上にボンドを塗りたくります。
理由は「ペンキがきちんと塗れる」ということと「ボンドが半渇きの内にペンキを塗ると乾いた時にシャビーシックな雰囲気になる」ということがあるからです。

Photo by:Aki

私が使っているのは3キロで500円くらいしかしない業務用ボンドなので、かなり広い面でも気にすることなくたっぷり塗れてしまいます。

塗り方ですが、こんな風に雑に塗った方がよりアンティーク風(シャビーシック)になってくれます。
※詳しいことは食器棚の投稿をご覧になってみてください。

Photo by:Aki

本当はこの後白いペンキを塗る予定でしたが、気が変わってやめました(笑)

次に、土台の角材の上に柱を立てます。

Photo by:Aki
Photo by:Aki
Photo by:Aki

この柱(シェルフの側板)は壁の奥行きに合わせてカットしてもらった1×8の板2枚を幅5センチの細長い板で留めて作っています。

よく見ると分かりますよね。

Photo by:Aki
Photo by:Aki

赤の部分が幅を少しカットした1×8で、青い部分が幅5㎝の細長い板。

Photo by:Aki

この柱をどうやって固定してあるのかというと、下の部分は土体の角材に木ダボ+強力ボンドで固定してあって
上の部分は見えない方の板の上部に1×4用のアジャスター金具を取り付けて天井にガッチリと突っ張らせてあります。

1×4用のアジャスター金具がコチラ。

Photo by:Aki

3本ある柱の内、両端の柱はそのやり方でOKですが真ん中の柱だけはその方法が使えないので
苦肉の策で、一番上の隙間に「くさび」をきっちり打ち込んで固定しました。
※最終的に横板(棚板)で固定してしまうのでグラグラしませんし倒れる心配もありません。


柱の足元は、いつもと同じモールディング(巾木)を貼ってオシャレ感をアップ。

Photo by:Aki

棚板の作り方も食器棚と同じです。

Photo by:Aki

シェルフに鏡とタイルを貼りつける

次に用意したのがダイゾーのミラー。
「壁掛け&スタンドミラー」と「スリムスタンドミラー小」の2種類。

Photo by:Aki

「壁掛け&スタンドミラー」なんて結構大きいのに100円でビックリしました。

「“狭い&暗い”を解消するには鏡の力を借りるに限る」というのが私流DIYのひとつなんですが、
今回のシェルフの場合、鏡にクオリティーは求めていないのでダイソーの鏡で十分。


それを両面テープでこんな風に貼りつけたら・・・

Photo by:Aki
Photo by:Aki

鏡を極細のモールディングで囲って額縁の様にします。

この額縁に白いペンキを塗るのでミラー部分にマスキングテープを貼りました。

Photo by:Aki
Photo by:Aki
Photo by:Aki

本当はシェルフ全体にも白いペンキを塗る予定だったのに「あ、やっぱり漆喰の方がいいや」と気が変わったため結果的にこういうことになりました。笑

でも漆喰にして大正解。
超キレイだし雰囲気がとってもいいです


そして一番下の棚板にタイルを貼りました。

左側の方が奥行きがあるので小さいタイルで大きいタイルのまわりをグルッと囲むデザインにして

Photo by:Aki

右側の棚板は大きいタイルの前面と横だけを囲むデザインにしました。

Photo by:Aki

通常タイルを貼る場合、タイル用のボンドというものがあるんですが
今回は壁に貼るわけではなく棚板の上に貼るだけなので業務用ボンドで貼り付けました。
ボンドでもセメダインでも全然大丈夫です。

目地材を入れればタイルの棚が完成。

Photo by:Aki

ここだけタイルにしたのは、マッサージジェルやオイルを置く予定だからです。
タイルにしておけばオイルなどをこぼしてしまっても浸み込んでしまうことがなくサッと一拭きするだけでキレイになるので助かります。


Photo by:Aki

タイルを貼った関係でこの棚板にはモールディングも取り付けておきました。

結構大きめのシェルフなのでバランスを考えて幅が広めのモールディングにしてみたんですが、そのおかげでゴージャス感がちょっとプラスされたような気がします。

セリアのアイアンブラケット(棚受け)を取り付ける

「ベランダに干し切れないタオルとかを干せるようにして欲しい」
という娘の要望を取り入れて、なんちゃってアイアンバーを付けることにしました。

Photo by:Aki

どうして「なんちゃってアイアンバー」かというと木のポールにアイアンペンキを塗ったニセモノだからです。笑

欲しいサイズのアイアンバーが見つからず特注すると1本4000円することが分かったので
木のポールで代用したら100円で済んでしましました。

ポールを乗せているアイアンブラケット(棚受け)はセリアの商品で1つ100円。

Photo by:Aki

左側だけにつけて右側に付けなかったのは
「ドアを開け閉めする際邪魔になってしまうから」という単純な理由です。

Photo by:Aki

シェルフに真っ白い漆喰を塗ったことと鏡をたくさん貼り付けたことで、真っ暗だった洗面所がかなり明るくなりました。

でも「もっと明るくしたい」と考えて、シェルフの反対側に白いカーテンを取り付けてみたところ大成功!
真っ暗だった洗面所がメッチャ明るい洗面所に大変身してくれました♪

使用したのは2枚入りで1500円くらいしかしないIKEAの激安カーテンです。

Photo by:Aki
Photo by:Aki

もはや違う家の洗面所みたいです(笑)

Photo by:Aki

メッチャ撮りにくかったんですが頑張って全体を撮ってみました💦

Photo by:Aki




収納&ディスプレイシェルフの完成!

完成した収納&ディスプレイシェルフに色々な物を置いたところを撮ってみました。

正面から撮れたらもっと素敵に映ったんじゃないかと思うんですが、何せ超狭い洗面所なのでもうこれが精一杯💦

ナチュラル志向のコスメショップをイメージして作ったんですが、どうでしょうか💦

下の部分をフリースペースにしたのは狭い洗面所が更に狭くなってしまうのを避けるためです。

こういうデザインのシェルフを作る場合、下の部分を扉にするととても素敵なんですが、扉をつけてしまうと元々狭い床面積が更に狭くなってしまい窮屈感がアップして居心地が悪くなると思ったのでグッと堪えました。

ただこのフリースペースの使い道が全然決まらず、仕方がないので取りあえずこんな物をテキトーに置いてみました。

でもIKEAで買ったタオルスタンドが左側のフリースペースにすっぽり入る事が判明してちょっとラッキー。
これで雨の日でもタオル干し放題です。笑


では、右側の棚から見ていきましょう。

上部の棚に並んでいる空のガラス瓶や空の器はパウダータイプの入浴剤やバスタブ用のハーブが入っていたものです。
訳が合って今は入浴剤もハーブも使っていないんですが、また使うようになった時のために一応置いておくことにしました。

フランフランのバスボムとダイソーのキャンドル。

ダイソーのこのキャンドル、100円だったんですけど安っぽくなくて可愛かったので全種類買いました。

一番下の棚には、あんまり可愛いので思わず買ってしまったバスボムとフランスのリネンウォーター。

最後に左側の棚を見てみましょう。

ここら辺は完全にディスプレイのみになってしまっています。

以前はフェイスケア用品・ボディケア用品・ヘアケア用品といった物は全て自分で作った物を使っていたので、
その材料になるキャリアオイル・ワックス・クレイ・エッセンシャルオイル・ドライハーブ・ハーブパウダー・グリセリン・ワセリン・バターといった物がズラ~ッと並んでいたものですが、
今は時間的な余裕が全くなく市販の物を使っているため棚がスッカスカに。苦笑

仕方がないので雑貨類をディスプレイしておきました。笑

アンティークの雰囲気があって気に入っているSABONのガラス瓶。

画像右に映っているのは、少し前にダイソーで買ったマッサージオイル。
100円とは思えないクオリティーの高さです。
※詳しくはブログの方をご覧になってみてください。

最後に全体の写真です。


仕事の合間合間で作ったので完成するのに5日ほどかかりました。

狭くて真っ暗だったウチの洗面所が鏡と漆喰と白いカーテンで光が反射し合ってかなり明るくなりましたし、以前より何となく広くなったような気がします。

今回の投稿もあまり役に立たないかもしれませんが「奥行きが15~17㎝しかないような狭い場所でも工夫次第でこんな風に利用できる」ということで紹介させて頂きました。

それとトイレも洗面所と同時進行で作ったんですが、完成までにかかった時間は何とたった1日(笑)
この当時はパントリー、食器棚、シェルフと次々に作った勢いとパワーがあったので、サササッと作ってしまった感じです。
「パントリーの大変さに比べたらトイレのDIYなんてナンボのもんじゃい!」っていうところでしょうか(笑)

デザインは洗面所とお揃いです。
ソッコーで作った割には結構可愛くできたんじゃないかと思っています。
また機会を見てご紹介させて頂きますね!

長々とお付き合い頂きましてありがとうございました!

※作り方の説明を詳しく書いてしまうとあり得ないくらいの長文になってしまうことから今回もかなり省略してしまっています。
もし何か聞いてみたいことや知りたいことなどがありましたらコメント欄から気軽にどうぞ♪


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本業はダイエットアドバイザーですが「ダイエットは美しい部屋から」という提案をさせて頂いています。6歳の頃、海外のホームコメディを見た事がきっかけとなって欧米のイ…

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