千葉におしゃれすぎるファームが誕生⁉︎ ソルソ流・植物の楽園に潜入取材!

千葉市稲毛区のショッピングセンター内に、突如現れるおしゃれなファーム「the Farm UNIVERSAL(ザ・ファーム・ユニバーサル)」。今、最も話題を集めるガーデナー、SOLSO(ソルソ)の齊藤太一さんがディレクションを手がけた植物のテーマパークです。「食べる・買う・遊ぶ・学ぶ・撮る」の5つの要素が詰まった施設、いち早く取材に行ってきました!

ザ・ファーム・ユニバーサルはジョウロが目印。

植物の楽園「the Farm UNIVERSAL」が千葉にオープン!

「千葉におしゃれなファームができる」という話を聞きつけたのは、今から半年以上前のこと。どうやらショッピングセンターの中の施設をリノベーションするらしい。一体、どのような場所になるのか? ショッピングセンターの中に植物の楽園が本当にできるのか?
そんなときに、いよいよオープンのお知らせが。

急いで駆け付けると、飲食店や衣料品店が入る大型ショッピングセンターの一角に、確かに洗練された植物の楽園、「the Farm UNIVERSAL(ザ・ファーム・ユニバーサル)」が出現していた!

ショッピングセンター「フレスポ稲毛」の一角に誕生

入り口にはエイジング加工をした、FARMのサインが。板張りになったインダストリアルな外観。

そもそも、「the Farm UNIVERSAL(ザ・ファーム・ユニバーサル)」は、大阪を拠点に全国で園芸やグリーン関連事業を行うユニバーサル園芸社が運営するガーデンセンター。2015年4月、大阪・茨木市に登場した西日本最大級のガーデンセンターは、市街地から離れた場所にもかかわらず大きな評判を呼び、全国各地から大勢の客を集めている。

2015年10月に2号店の東京・銀座三越店が、そして、3号店となる千葉店が2016年3月18日にオープン。

もともとはユニバーサル園芸社が運営する「りこしぇ+ガーデン」があった場所で、既存店舗を大幅にリノベーション。天井を思いきり高く上げ、壁を取り払い、巨大な倉庫のような空間に生まれ変わった。約300坪の売り場には、観葉植物やプランター、屋外には庭木から花苗まで、さまざまなアイテムが並んでいる。

ザ・ファーム・ユニバーサル 千葉の内観。「くらしのもり」には手頃な価格のプランターやインテリアオブジェも充実。

ザ・ファーム・ユニバーサルのディレクションを手がけるのは、SOLSO(ソルソ)の齊藤太一氏だ。SOLSOは世界にも活躍の場を広げるグリーンのプロ。二子玉川の蔦屋家電、代官山のログロードなど話題の施設のグリーンコーディネイトや外構などを手がけ、直営店の「SOLSO HOME」も出店。「SOLSOが関係するショップで流行らない店はない」としても過言ではないほど、今や大人気のグリーンのプロ集団なのだ。

大阪の1号店に続き、千葉店でもSOLSOのアイデアはさまざまな場所に生きている。
コンセプトは、「すべての人が楽しめる植物の楽園」。単純に植物を買う場所ではなく、「食べる」「買う」「遊ぶ」「学ぶ」「撮る」の5つの要素を詰め込んだ。

では、早速、施設内を見てみよう!

室内に池が? ワクワクが詰まった観葉植物エリア

エアプランツが垂れ下がる「かんようしょくぶつのもり」エリア。古材の箱や脚立を使ったディスプレイなど、男前インテリアの参考にもなる。

がらんとした倉庫のような場所にわさわさと置かれた植物たち。壁や柱に塗装された黄色やオレンジ、ブルーといった鮮やかな色が植物や花の色をより生き生きと見せる。また、余分な壁を取り除いたことで、広がりのある開放的な空間に。主に3つのエリアに分かれており、エリアごとにグリーンにまつわるさまざまなものが集められている。

「かんようしょくぶつのもり」では、多肉植物やエアプランツ、背の高い観葉植物など、見た目にも楽しめるグリーンが。

「くらしのもり」では、プランターやガーデンツール、土、DIY用キットなど、庭を彩るさまざまなものが豊富に揃う。

「おにわのそうだんしつ」は、住宅の庭やベランダ、 店舗など、本格的なガーデンがほしい人のための提案をしてくれる。

「おさかなプール」は店内でも一際目立つ場所。

目玉は、室内に現れる「おさかなプール」。青いタイルが目を引く細長い池の中を優雅に泳ぐ鯉!

ユニバーサル園芸社では以前から観賞魚を扱っていたそう。大阪店でも水場のエリアの人気が高く、その経験を生かしてこのプールがつくられたという。エアプランツが垂れ下がるという小さなジャングルのような環境もユニーク。子供たちもきっと大はしゃぎするはず。

「くらしのもり」にはデザインに優れたキッズ向け商品も充実。庭やベランダで遊びたくなるアイテムばかり。

ショッピングセンター内という立地を踏まえ、おもちゃコーナーも充実!
デザイン性の高い遊具や海外の木製おもちゃ、カラフルなガーデン遊び用のグッズなど、見ているだけで楽しい気分に。子ども連れで行っても家族全員で盛り上がれるのが嬉しい。

ハーブや果樹など、庭の雰囲気を変えるグリーンばかり

海外のナーサリーのようなガーデンワゴン。色とりどりの季節の花苗が。手先の器用なスタッフがつくる寄せ植えも必見。

屋外に出ると、そこはまるで海外のおしゃれなガーデンのよう!

まずは「おにわのみどり」エリアへ。ハーブや果樹、常緑樹から落葉樹まで、庭やベランダをフレッシュに彩ってくれる木々がずらり。フルーツを家で育ててみるのもいいかも!

その隣にある「おはなのもり」は、季節の花の苗や寄せ植えがずらり。特にスタッフがつくる寄せ植えは見た目も華やか。もちろん肥料や土や小物など、花に必要なグッズもここにすべて集まっている。

5月には「さぼてんのもり」も登場予定。DIY好きからも支持を集める多肉植物やサボテンをバリエーション豊富に揃えていく。

子どもと遊んで、写真をいっぱい撮っちゃおう!

以前から敷地にあった物を生かして、外部空間を整備。オリーブの木と自然素材の遊具は絶好の遊び場に。木の下でカフェご飯を食べるのもいい。

ザ・ファーム・ユニバーサルの大きなテーマになっているのが、家族みんなで楽しめること。

屋外スペースには元からあった巨大なオリーブの木に加え、背の高い木々が育っており、グリーンと自然と触れ合える仕組みに。
「みんなのひろば」には、大きな木の下のベンチや遊具を備えたキッズガーデン、木でできたトンネルも設置。とにかく、遊べるポイントがいっぱい!

また、「撮る」という行為をテーマに掲げているだけあり、フォトジェニックな場所も充実。夕暮れになると明かりが美しく灯る「ひかりのとんねる」や黒板やタイル、レンガなどを使った壁など、思わず写真を撮りたくなる&発信したくなる場所が!

「ひかりのとんねる」は夜になると幻想的な光の通路に。まさにフォトスポット。

カフェ「ファーマーズキッチン」では野菜系メニューがおすすめ

地元の新鮮な食材を使ったサンドイッチが看板メニュー。「サンドイッチ/ハム&チーズ」¥560(税別)

大阪の1号店と同じく、千葉の「ザ・ファーム・ユニバーサル」にもカフェが併設されている。

カフェ「FARMER’S KITCHEN」は、食から始まるアンチエイジングや食育などをテーマに各種メディアで活躍する、関口絢子さんがプロデュースを手がけるお店。新鮮な食材を追求し、野菜はほぼ千葉県産の朝採れモノを使う予定だ。ナチュラル&ヘルシーなオリジナルサンドイッチ、 デリ、大豆のジェラートなどに加え、手作りのスイーツも充実。
グリーンあふれる空間で、リラックスしながら味わって。

店内のほか、屋外でも食事のできるスペースがある。契約農家から届いた野菜を使ったメニューが特におすすめ!

SOLSO 齊藤太一さんが語るファームのポイント

SOLSO(ソルソ)の代表である齊藤太一さん。

ザ・ユニバーサル・ファームを監修するソルソの齊藤太一氏に、この場所の見どころを教えてもらった。

「ザ・ユニバーサル・ファームのコンセプトは、一貫して、”みんなが楽しめるグリーンの楽園”です。

千葉は大阪と比べると、敷地面積はとても小さい。ショッピングモールの一角の四角い箱という敷地で、どのようにファーム感を出して、心地よい場所をつくっていくかに注力しました。

ユニバーサル園芸社の社長からはほぼおまかせで(笑)。今、振り返ると全部が大変でしたが、商業施設が集まっている場所で、ナチュラル感をどう演出するかに悩みました。大阪よりも余白となるエリアが少ないので、植物や物がいっぱい集まった視線が留まる場所と、反対に先へと視線が抜けていく場所のメリハリを計算して空間をつくっていった感じです。

あとは、やっぱり色使い。
たとえばカフェのファーマーズ・キッチンの近くはレインボーカラー、外向けの植物が置いてあるパーゴラはスカイブルーと黄色など、派手な色をあえて使っています。それは、自然の植物がたくさんあっても箱自体が埋もれないようにするためです。

書籍やオブジェを置いた部分も頑張ったところ。棚もダイヤ型で、壁と天井にも黄色&グレー&ブラウンで同じ模様を描いています。すごく目に入ってくるでしょ?


ここは、グリーンの楽しさを知るための入り口、スタート地点です。まずは楽しい!と思ってもらえれば。
家族で訪れて、全員が楽しめるように、美味しいご飯が食べられるカフェがほしい、子どもたちが自由に遊べるエリアもほしい、という当初の希望はすべて盛り込みました。

ホームセンターでおしゃれなグリーンが買える、という流れは今後強くなってくるはずです。まずはザ・ユニバーサル・ファームの千葉店が地域に根付いて、さらにこういった場所が日本全国に増えていくことを期待しています」と齊藤氏。


+++++++

ビビッドな黄色に塗られた家型の門をくぐると、そこはもう別世界。
ふらりと覗いて、店内を歩けば、気分もリフレッシュできる。インテリアのアクセントとしてのグリーン、ベランダで育てるハーブや花、庭のシンボルツリーに。お気に入りのグリーンと出会いに、植物の楽園に足を運んでみては?

the Farm UNIVERSAL/店舗概要

the Farm UNIVERSAL(ザ・ファーム・ユニバーサル)

場所:千葉県千葉市稲毛区長沼原町731-17 フレスポ稲毛 センターコート内
TEL : 043-497-4187
営業時間: 10:00~19:00
不定休


+++++
ディレクター:SOLSO 齊藤 太一
スペースデザイン:DRAWERS  小倉 寛之
カフェプロデュース:株式会社ウェルネッセ/料理研究家・管理栄養士 関口 絢子
グラフィックデザイン・サイン:松田 匡弘
ロゴ:graf
ユニフォーム:alpha 南 貴之

+++++

Photo:小久保直宣(LIMIA編集部)
Text:山本奈奈(LIMIA編集部)

建築家・隈研吾×ガーデナー・齊藤太一。今をときめく2人のコラボ。

「このショップのグリーン、素敵だな」と感じることが増えていませんか? もしかしたらそこはSOLSOの齊藤太一氏がグリーンプランを手がけた場所かもしれません。日本中でさまざまなプロジェクトを手がけるガーデナーの齊藤氏が、この秋、世界的な建築家・隈 研吾氏とコラボレーションしていたのをご存知ですか? 子供の目線を意識したプロダクトの魅力をお伝えします。

LIMIA編集部
  • 27210
  • 58
コンテンツを違反報告する

このアイデアに付けられているキーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

みんなの投稿コンテスト