キッチンが天然木って大丈夫なの?ユーザーの生の声

自然素材のインテリアを全面プッシュしているインテリアショップ ミヤカグ。
家具だけではなく、キッチンまでも、
扉だけではなく、中身も全部天然木のキッチンをおすすめしています。
システムキッチンが主流の今、あまりなじみのない木のキッチン。
汚れのこと、使い勝手のこと・・・気になる使用感をまとめてみました。

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個性的なキッチン

今日は、ミヤカグのインテリアコーディネーター(キッチンスペシャリストも保有)の自宅キッチンの話。

わが家のキッチンはパイン無垢材×3Dシンク(R)のコラボという
とても珍しい組み合わせです。
トーヨーキッチンさんの3Dシンク(R)に惚れてしまい、
どうしてもナチュラルインテリアにとりこみたくて、
3Dシンク(R)を使って、ナチュラルテイストのキッチンをオーダーで作りました。

ダークな色合いにオイル塗装したパイン材とステンレス、とってもお気に入りの組み合わせです♪
そして、レトロなタイル 名古屋モザイクさんのコラベルともとてもいい相性です!

それにプラスして、
オーダーキッチンならではの、何をどこに収納するか決めてから
すべて、棚や引出しを設計したので、本当に動線的にはミニマムです。
食洗機から食器棚に食器をおさめるのだって、一歩も動くことなくできちゃいます。

引出しがユニットではなく、木製だからこそ
1mm単位で設計できてしまうのも、木製キッチンのいいところです。

実際に、使用してみて・・・

実際、何年も使っているのですが、使用してみた感想は・・・

憧れの3dシンクは、とっても便利。
ゼロ動線シンクとうたわれているだけあって、
シンクの前を一歩も動くことなくほとんどすべてのことができちゃいます。
洗う、切る、こねるなどはもちろん、周りが汚れやすいフライの衣をつける、なんて作業も
シンクの中でおこなえて、終わったらさーーと流すだけ。

シンクを立体的に、上面、中面、底面に分けてフル活用できるので、
キッチンまわりはいつもきれいなままです。
いろんな作業がすべてシンクのなかでいっきに可能なんです。

そして、次々とシンクの下段に洗い物をためていきながら、
真ん中のパンチング棚をうまく動かしながらいろんな作業を続けられるのもいいところ。
大容量シンク、ばんざいの使い勝手で、料理時間をずいぶんスピーディーにしてくれています。

収納するものを決めてから収納を作る!

気になるお掃除は?

木のキッチン、見た目は確かに素敵だけど、、、お手入れの不安が。。。
という声をよく聞きます。

木製のキッチンは汚れは大丈夫?と聞かれますが
これは意外にも問題なし。
木の扉は普通に濡れ布巾で拭いてやるだけでOk。
天板を少し出したデザインにしているので、
そこよりも数センチ引いた縦の面なのでそんなに汚れることもないです。

引き出しの底板だけはお手入れを気にして無垢ではなくあえて、
メラミン化粧板(←好きな色が選べる!)にしたんですが、これは正解でした。
(メラミン合板は耐熱性・耐水性・耐候性・耐摩耗性に優れた素材です)
調味料を入れている引出しも、さっとひと拭きできれいになります。

あと、コンロ周りのステンレストップをわざとぐるり3方を立ち上げて作ったのですが
これが本当に正解!
お掃除がとてもしやすいです。

キッチンを設計するときに、悩んだのはコンロ前の仕様。
やはり機能面からするとキッチンパネル。
でも、デザイン性からすると断然タイル!

悩んだ末に、デザイン性をとってタイル貼りを採用したのですが
恐れていたコンロ前のタイルのお手入れは実際は全然問題なし。
油がとびちったかなぁというときに塗れ布巾で拭くだけで大丈夫です。

最近の目地はすごいですね! (イナックスの内装用防汚目地材スーパークリーン使用)
コンロから距離が近い真正面は真っ白なタイルではなく濃い色の数色のモザイクにしたのも
汚れを目立たせないのに功を奏しております。
コンロから少し距離が取れた側面は、あこがれの真っ白タイルにしていますが、こちらも大丈夫です。

汚れを恐れてキッチンパネルにしなくてよかったなぁと実感しています。

そのほか、便利なところ。

引き出し、扉ともソフトクローズ(じわーとしまる)の金具を使っているのですが
これも、多少価格アップになってでもつけて正解でした。
バタンとしまらないので忙しくお台所仕事をする時にも便利です。

食器をたくさん入れる予定の引出しなどは、
しっかりとしたスライドレールが必須ですね。

なんだか、すっかり我が家のキッチン自慢になってしまいましたが・・・

いつも、設計、制作する側からのアドバイスなどを情報提供するばかりなので、
今日は、こだわりのキッチンを自ら考えて作って、
そして、実際にそこで毎日料理して、暮らしている
主婦目線でお話ししてみました。

キッチンのお掃除のしやすさ、動線の短さなど、デザイン性以上にとっても大切なことです。
皆様の、こだわりのキッチン作りに少しでもお役に立てますように^^

この、木のキッチン、実際に使用感を体感してみたい!
こだあわりの収納計画を見てみたい!
という方には、このキッチンを使ったパン教室やお料理教室を開催しています。

木のキッチンの使いやすさ、心地よさを実際に体感してみてください^^

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