覚えるステッチ1つだけ！100均巾着をお手軽刺繍で可愛くリメイク

コップ袋にお出かけ時のおやつ・細かいおもちゃ収納など…何かと便利な100均の巾着袋。でも柄が他の子とかぶったり、シンプルなものはちょっと味気なかったりしますよね。そんな100均巾着を、簡単にできる刺繍で可愛くリメイクしちゃいましょう！

はじめに

「刺繍（ししゅう）」と聞くと、「え、ちょっと不器用な私には無理～！」と思うママも多いと思います。だって刺繍って色んな道具が必要そうだし、絵心ないし、ステッチとか覚えられないし、そもそもそんな時間もないし…。

あと…

なんかめんどくさそうだし。

（わかります。）

そんな「自信も時間もない！」ママでも週末や隙間時間の30分～1時間でできて、子どもも喜ぶ簡単刺繍リメイクをご紹介します！

しかも、覚えるステッチは1つだけ！使う色も一色だけ！さらに材料はすべて100均で！というお手軽刺繍です。では、さっそく作っていきましょう！

材料・道具

Step1:巾着に図案を描く（5分～10分）

まずは図案を考えます。今回はおもちゃ入れの袋を作りたいので、長男の名前「Yotaro」とおしゃれに筆記体で入れることにします。

刺繍したい文字が決まったら、下書きを巾着に直に描きます！本来だったら紙に図案を描き、チャコペーパーで生地に写して…となりますが、いきなり書くことでかなり時短できます。

そのときに、裏ワザとして「フリクションカラーペン」（※手芸用品ではないので文具店などで購入できます）を使うと、「あー失敗したっ！」というときにドライヤーやアイロンの熱で線を一瞬で消すことができるので、何度も描き直せます。

図案が書けたら、コットンテープを切って仮置きします。これでもう巾着の準備はOK！！

Step2：刺繍の準備（3分）

巾着の準備ができたら、刺繍糸を刺繍針に通します。刺繍糸は通常6本の糸が1つの束になっていて、ステッチやモチーフによって使う本数を増減するのですが、太めのステッチの方が仕上がりが綺麗に見える（ごまかせるとも言う）＆ざくざくスピーディに刺せるので、ここは3本の糸をワンセットとする「3本取り」にします。

Step3：線に沿って「チェーンステッチ」で刺繍していく（文字数により20分～）

数ある刺繍のステッチの中で、今回は「チェーンステッチ」を使います。お名前は基本的に線なのでどんなステッチでもいいのですが（いわゆる「並縫い」や「返し縫い」でもOK）、チェーンステッチを使うメリットは

つまり、「かけた時間や労力よりも素敵に見えちゃう」魔法のステッチなのです！（※個人の感想です）

チェーンステッチの刺し方

【1】刺し始めは生地の裏から針を出す

【2】針が出てきたところめがけて針を入れる

【3】針を刺した位置から1.5～2mmくらいあけて、下から針を出してくる

【4】糸を引くと輪ができてくる

【5】糸を最後まで引くと鎖が1目できる

【6】手順の【2】～【5】を繰り返します。これだけ！！

図で見るチェーンステッチ

チェーンステッチを刺すときのコツ

そのまま星の部分も刺していきましょう。今回は文字とちょっと雰囲気を変えたかったので、星の部分を「ランニングステッチ＝並縫い」で仕上げています。

Step4：コットンテープを貼って完成！

図案の最後まで刺し終わったら、生地の裏でしっかりと玉止めします。もしほどけてくるのが心配！という人は、布用ボンドやほつれ止めで固定するのがおすすめです。

最後にコットンテープをぺたりと貼ったら完成～！！（ダイソーのコットンテープは粘着タイプなので、もし洗濯したいものに付ける場合は縫い付けるか布用ボンドで貼りましょう）

※今回は図案を書くのにフリクションカラーペンを使用したので、最後にドライヤーの温風をさっと当てて線を消しています

応用編：慣れてきたらサイズや色を変えて

ここまでくればもうチェーンステッチマスターです！！タオルハンカチやTシャツ、帽子など色々なものにどんどんお名前をいれちゃいましょう。時間がないときはイニシャル1文字でも十分可愛く見えますよ♪

まとめ

制作時間は刺繍する文字の大きさや文字数にもよりますが、「Aoi」や「Yuto」などの短いお名前なら30分もあれば完成できちゃいます！！

「刺繍＝手芸上級者のもの」というイメージをお持ちのママも多いと思いますが、子どもの名前や好きなモチーフをどんどん刺して「ママすごーい！」って喜ばせちゃいましょう♪