カフェのようなキッチンを目指して
コーヒーの香り漂う居心地の良い空間、
お料理が得意なご主人と『自分好みのキッチンスペースが夢だった』と語る奥様の想いからこれまで1階部分に位置していたキッチンを2階へと移設し、カウンターキッチンを採用。
吹き抜けのフロアで空間に奥行きを
2階部ならではの採光と、天井を抜いたことで高さと解放感に満ちたLDKの空間が生まれ、そこはまさにご夫婦が長年想い描いていたカフェのようなスタイルに。
リビング部分には天井からモーガルソケットを吊り下げたことで縦横にさらなる奥行きがより感じられ、他のどこにもないオリジナルで清潔感溢れるスタイリッシュな空間へと生まれ変わりました。
構造を生かしたデザイン性の高い空間の創造
この引き戸の部分はもともと折れ戸の収納スペースでした。
その収納を撤去し、奥にあった部屋へと間続きにし引き戸を配置しました。
床はフルフラットでスッキリとした印象に仕上がっています。
構造上撤去することが難しかった柱と筋交いは、
X字のW筋交いにして強度を高めたのちに塗装を施し、デザインとして見せました。
リビングからの引き戸を開けた奥の間続きとなった部屋は寝室として生まれ変わっています。
ゆったりとリラックスできる空間です。
水回りもスッキリと清潔感溢れる仕様に
築20年強の木造在来工法一戸建て住宅のリノベーション。
約二か月に渡って施工が行われ、昨年末に完工。
もともと屋根裏のある物件の特性を活かし、ご夫婦ふたりのコンパクトな暮らしを可能にした理想のマイホームを演出しました。