買い物にも仕事にも行ける?外壁塗装工事中は家を留守にしても大丈夫なの?

キッチンやバスルームのリフォームとは違い、作業員が家の中に入ることがない外壁塗装工事ですが、外壁塗装の最中、家を留守にしていいのか、悩む方も多いでしょう。普段の生活をおこなうためには、仕事や買い物での外出を避けることはできません。そこで今回は外壁塗装の工事中に自宅を留守にしても大丈夫なのか、徹底的に調べてみました。ぜひ参考にしてください。

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外壁塗装工事中の外出は問題なし。でも留守にできないときもある

外壁塗装の塗り替えを検討中「作業中は留守にしても大丈夫なのか」という疑問が浮かんだ方もいるでしょう。結論からいうと、外壁塗装工事の際に家を留守にしても基本的には問題ありません。

ただし、旅行などの長期間の留守は控えた方が良いでしょう。それは外壁塗装工事には住人の立ち会いが必要な工程がいくつかあるためです。そこで住人の立ち会いが必要な工程を以下にまとめてみました。

【現地調査】
通常、業者が見積もりを作る際は現地を調査し、外壁の劣化状態をチェックします。おもに、どれくらい劣化しているのか、補修が必要な部分はないかといったことをチェックします。このとき、業者だけでおこなうと、不要な補修なども含まれてしまう危険があり、住人も確認のために立ち会います。

【私物の移動】
足場を組んだり、養生シートを張ったりする際には、私物の移動が必要になる場合があります。私物とは外壁近くにある自転車や花壇、傘立て、交換用のタイヤなどです。これらは作業の邪魔にならないように移動しなければなりません。住人の承諾もなく、業者が勝手に動かしてしまうと破損などのトラブルが発生した場合に責任問題となります。そのため住人の許可を得て、あるいは住人の見ている中で移動するのが一般的です。

【工事終了後の確認】
外壁塗装工事が終わると仕上がりの確認をおこないますが、このときも住人の立ち会いのもとでおこなわれることがほとんどです。どのように仕上がったのか、一緒に確認することで作業漏れなどを防ぐことができます。

これらの工程の際に、住人が自宅を留守にしていると作業がストップしてしまいます。業者はあらかじめ立ち会いを依頼するため、指定された日時は留守にしないようにしましょう。

戸締まりをすることが留守にする際の絶対条件

前述したように、外壁工事の際は立ち合いが必要な場合以外は外出しても構わないのが通常です。しかし外出時には気をつけておかなければならないことが2つあります。それはしっかりと戸締まりをすることと、長時間出かける場合の緊急連絡先を業者に伝えておくことです。

【注意点その1:しっかりと戸締まりをする】
絶対条件として、必ず戸締まりをしましょう。外壁塗装工事中は、実は空き巣に狙われやすい傾向があります。それは住居を足場と養生シートで囲まれているため、中でなにがおこなわれているのか、外からわかりにくいためです。

しかも足場があるため、2階以上の階にも侵入しやすくなっています。また大勢の人が現場に出入りしているため、複数の業者が入っている場合は見知らぬ人間が入り込んでもわからないケースがあります。養生をしているからと安心しないで、玄関やベランダの窓に加え、通常は戸締まりをしていないところにもしっかりと鍵をかけるようにしましょう。

これは空き巣の被害に遭わないためでもありますが、それよりも大切な理由は職人さんとのトラブルを防ぐためです。万一、空き巣の被害に遭った場合、真っ先に疑われるのは留守中も現場いた職人さんです。職人さんとの信頼関係は、その後の工事に大きな影響を与えます。そのためまずは空き巣に入られないよう、しっかりと戸締まりをしておくことが重要です。

【注意点その2:緊急連絡先を知らせておく】
数時間程度の買い物であれば構いませんが、長時間にわたり留守にする際は、緊急連絡先を伝えておくようにしましょう。施工しているときに破損などのトラブルがあった場合、業者が独自判断で補修するとあとでトラブルにつながる可能性が高いため、住人の立ち会いのもと確認するのが一般的です。

住人と連絡がつかない場合は、緊急対応が遅れます。最悪の場合は取り返しのつかない事態に陥る可能性もあります。そうした緊急事態の発生に備える意味でも、緊急連絡先はきちんと業者に伝えておくようにしましょう。

また長時間家を留守にする場合は、あらかじめ業者に伝えておきましょう。業者は作業の効率を考えて、住人の出入りを意識しながら作業することも少なくありません。たとえば玄関周りの塗装であれば、家族の出入りが少ない時間におこなうと効率の良い作業ができます。長時間外出することがわかっていれば、それに合わせた作業の効率化ができるため、スムーズに作業が進みます。

留守の際は業者との信頼関係が重要! 普段から積極的に交流を

外壁塗装工事は通常1週間から2週間程度かかります。その間、留守にすることがあるかもしれませんし、なにかトラブルが発生するかもしれません。そのため業者との信頼関係をきちんと築いておくことが重要です。

ご自身が不安を抱かずに、そして気持ち良く外出できるのは業者との信頼関係があるためです。また空き巣のリスクがあると前述しましたが、反対に職人さんが被害を防ぐ役目になることもあります。お互いの顔をきちんと覚えていれば、空き巣なのかそうでないのかも判断しやすくなるでしょう。

そのため出入りの際には職人さんと挨拶を交わすことはもちろん、積極的にコミュニケーションをとることも大切です。

まとめ

外壁塗装工事は家の外でするため、基本的には留守にしても問題ありません。ただし、ところどころで住民の立ち合いが必要な場合もあるため、長期の外出は控えましょう。また空き巣の被害に遭うリスクが高まるため、それを防ぐためにも職人さんとしっかり信頼関係を築くことが大切です。そうすることで、どちらも気持ち良く工期が終えられるようにしましょう。

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