外壁塗装に最適な温度とダメな温度とは?失敗しない外壁塗装の温度条件をご紹介!

屋外で作業する外壁塗装にとって、雨が最大の敵といわれています。しかし、晴れていても日差しの強い夏場とそうでない冬場では、作業のペースや注意点が異なります。気象条件が仕上がりに大きな影響を与える外壁塗装ですが、実は気温の高さも要注意なんです。そこで意外と知られていない、外壁塗装に適した温度とダメな温度を知って、工事を依頼する時期を考える際の参考にしてみてください。

  • 8865
  • 8
  • 0
  • いいね
  • クリップ

なぜ外壁塗装には温度条件があるの?

外壁に使用する塗料は、大きくわけて水性のものと油性のものがあります。水性は水で、油性はシンナーなどの溶剤でそれぞれ溶いて使いますが、塗ったあと、水分や溶剤が揮発することできれいな塗装表面、塗膜が作られます。完全に乾燥して固まった塗料は雨水にも強くなりますし、耐久性も生まれます。そのため、外壁塗装で肝心なのはしっかりと乾燥させることなのです。

このしっかりと乾燥させるために必要な条件の1つが「温度」です。塗料に適した温度であれば、美しくて強い外壁を保つことができますが、温度が高すぎたり低すぎたりすると、塗装後すぐはきれいな仕上がりに見えても、耐久性などでのちのち問題が生じる可能性があります。

高温の環境下ではしっかりと乾燥させることはできますが、一方で、塗装表面の温度が高くなりすぎてひび割れにつながったり、塗膜に小さな泡ができてしまったりするリスクがあります。ひび割れや小さな泡が破裂することでできた穴がたくさんある状態は、塗装表面の見た目を悪くするだけでなく、塗膜の裏側に雨や結露が入り込んで塗料が剥がれやすくなる原因になってしまうのです。

また、適温より低温の状態で塗装をおこなうと、塗料の伸びが悪くなり塗りムラができてしまうことがあります。また、乾燥が進まずに工期が長くなるだけでなく、十分に乾燥できないまま重ね塗りすることで、塗膜の劣化を早めてしまう可能性もあります。

つまり、乾燥して水分が抜けきったきれいな塗膜を作ることができないと、塗料が持っている防水性や遮熱性、防汚性などといった機能を十分に発揮することができなくなってしまうのです。だからこそ、高すぎず、低すぎない温度で塗装しなければなりません。

外壁塗装に最適な温度とは?

外壁塗装に最適な気温は15~30℃とされています。気温20℃ぐらいで晴れた日は、外壁塗装するのにうってつけです。そのため、天候の穏やかな春や台風シーズンが過ぎたころの秋は、塗装業者の繁忙期となっています。
梅雨時の6月から7月上旬は、気温は暖かくなるものの雨が多く、工事が中断しやすいため工期が延びてしまう可能性があります。また、11月から12月ごろは10℃以下となる日が増え、日照時間も短くなります。この条件では塗料を乾燥させるのに時間がかかるため、やはり通常より工期が長くなってしまう場合があります。とはいえ、外壁塗装をしてはいけないというほどではありません。

それでは気温の高い夏場はどうでしょう? 塗料は、温度が高ければ揮発性が高まり乾きやすくなります。前述したとおり、塗料の性能を十分に発揮させるには「乾燥」が大切なプロセスですから、一見すると高温ならよさそうに見えてしまいます。

ですが、塗料に含まれる水分が一気に蒸発しようして塗膜に気泡ができやすくなる季節でもあります。また、日差しで外壁材が高温になりすぎてしまうため、作業員が安全に作業できるように日よけなどの対策が必要になります。

工期中は窓を開けられないので、養生する際はクーラーを使えるように配慮してもらう一方、夏場は窓を開けている家が多いので、周囲への配慮も必要です。

外壁塗装をしてはいけない温度とは?

外壁塗装に最適な温度をご紹介しましたが、逆に、してはいけない温度はどれくらいなのでしょうか? ずばり、5℃以下の場合、塗装は避けるべきです。なぜなら、温度が5℃を下回ると、極端に乾燥しにくくなるからです。きちんと乾燥できたとしても、塗装が剥がれやすくなるといわれていて、どの塗料メーカーも5℃以下での作業は推奨していません。

塗装作業をしようとする時間に気温が5℃を超えていたとしても、夜間は0℃やそれ以下に下がってしまっていた場合は要注意です。外壁はほとんどの場合、作業用に設置した足場によって日陰になっており、表面温度が冷えたまま作業に適した温度に達していないかもしれません。

また、低温の状況では塗料が硬くなっていて伸びが悪く、作業効率が落ちたり、色ムラができてしまったりします。そのため、低温下では塗料に水やシンナーなどの希釈剤を追加して使用することがあり、通常より塗装が薄くなったり、防水性や耐久性が低下したりする可能性もあります。

さらに、気温の低い時期は作業できる時間が短くなるというデメリットもあります。外壁が濡れた状態のまま塗装することはできませんので、建物が結露している可能性がある朝は作業ができません。一方で、遅い時間に塗装した塗料が乾燥せずに日没を迎えてしまうと、夜の間に凍結してしまい、塗装が剥がれてしまったりツヤがなくなってしまったりと、仕上がりに重大な影響を及ぼしてしまいます。そのため、作業時間は午前10時ごろから午後2時ごろまでという、限られた時間で終えなければならないのです。

まとめ

きれいで丈夫な塗膜を作るためには、十分な量を塗布し、しっかりと乾燥させて次の工程へ進むことがポイントです。技術の進歩により、最近の塗料は作業可能な季節や気温の範囲が広がっています。しかし、塗装に適した温度よりも高すぎたり、低すぎたりする環境での作業では満足できる仕上がりは得られません。美しく、長持ちする外壁塗装を実現するために、外壁塗装しやすい気温をぜひ覚えておいてくださいね。


LIMIAからのお知らせ

太陽光発電の見積りを無料お試し

1.見積もりを無料でお試し♪
2.太陽光発電の簡単相談

  • 8865
  • 8
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

このアイデアを投稿したユーザー

LIMIAおすすめのリフォームやリノベーション、住宅設備に関する記事を中心にご紹介。施工事例や費用相場、リフォーム会社の選び方など、住まいに関する情報満載でお届…

おすすめのアイデア

話題のキーワード