子供の片付けが進む収納の作り方

整理収納アドバイサーの須藤昌子です。
少しの工夫と大人の心の余裕が、子供の片づけをサポートします。そんな柔軟な考え方のヒントをお伝えしたいと思います。

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ハードルを下げる

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大人目線で、きちんとした収納を求めても、子供には、通用しない。
厳しくすれば、その通りにできない子供に、叱ってしまったりすることもあるでしょう。すると、子供は、「片付けないと怒られる」と思うでしょうし、怒らなければならない自分も、楽しくありません。
だから、子供がスムーズにやってくれるような方法にレベルを下げて、収納する方法を考えてあげればいいのです。

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我が娘の平日のランドセル置き場は、階段の下。
娘が帰ってくる頃は、お客様もいないですし、ここは、娘が明日の準備をしたリ、宿題を取り出したりするのに一番やりやすい場所のようなので、ここを定位置にしました。
大人としては、自分の部屋へもっていって!!と思う所ですが、そうなると、子供には、かなりハードルが高い様子なので、「親の気持ち」ではなく、「娘の気持ち」を優先させて、収納場所、置き場所を決めています。
こうしたことで、娘は、きちんと明日の準備もしますし、忘れ物もなく、元気に学校へ出かけています。

重ねるより、引出しがいい!!

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おもちゃの収納、子供が片付けてくれる収納については、悩まれている方々は多いと思います。
「きれいに」「たくさん収納したい」と大人は思いがちですが、その際には、「重ねる」収納は、少なくするといいと思います。
重ねるのは、子供にとっては、とても面倒な作業。ですから、その際は、引出しにするなどの工夫をしてみるといいと思います。

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インボックスのふたを棚に利用しました。
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我が家も、一時は、カラーボックスに入れ物を重ねて収納していましたが、どうも、子供が面倒な様子。
そこで、市販のアイテムを購入して、インボックスのふたを棚にして、引出しタイプに変更してみたところ、娘から好評でした。
引出しは、取り出しやすく、使いやすいようです。

高さの工夫とラベリング

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大人もそうですが、取り出しにくい高さに欲しいものがあるときは、面倒になります。子供なら、なおさらです。
身長に合わせた取り出しやすい高さに、子供のモノを収納しましょう。

我が家の休日のランドセルの収納場所です。
そして、学校へもっていく体操服などを収納している衣装ケース。どちらも、玄関近くのシューズクローゼットにあります。そのわきに、階段がありますので、こちらから取り出したものを、階段下にあるランドセルに入れるのは、簡単ですし、面倒ではありません。高さも、娘の身長より少し下に衣装ケースがあるので、引出しの中も見渡しやすいのです。子供によって、身長は異なりますし、成長とともに変化します。だから、その時々に合った収納を心がけましょう。

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どこに何が入っているかわかると、探し物はなくなります。
たびたび、子供に、「あれどこ~??」と聞かれることもなくなります。そのためにも、ラベルを活用して、中に何が入っているかをわかるようにしましょう。その際も、年齢によって、絵や写真がいい場合、平仮名だけがいい場合、字だけで書いて大丈夫な場合と、こちらも年齢などによって変わってきますので、それぞれに合った方法で、中に何が入っているかわかるようにしましょう。

ちょっとした工夫で、子供は、自分自身で片づけてくれるようになります。がみがみせず、柔軟に収納場所を決めることで、子供も大人も楽しくお片付けをすることが出来ます。子供目線で、片付けやすい収納ルールを作ってみてください。

日々の簡単にできる整理収納やお掃除についてブログに書いています。ぜひ、覗いてみてください。

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