【奥さま、映画の時間です #5】バレンタインの季節に甘~いチョコレート映画6選

先日まで「あけましておめでとうございます」と言っていたのに、早くも2月。2月といえば、そうです。バレンタインデーでございます。奥さま、愛する旦那さまへ想いを込めて、チョコレートのご用意はお済みでしょうか? さて、今回は映画コンシェルジュの私から癒やしと元気の出る、チョコレート映画を紹介いたします。とってもスイートでオシャレな映画をチョイスいたしました。それでは私と甘~いチョコレート映画の旅へ出かけましょう。

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1.ちょっと不思議な魔法のチョコレート『ショコラ』

若き日のジョニー・デップ、そして主演のジュリエット・ビノシュの名演が光る『ショコラ』は今から18年前、2000年の作品でございます。フランスのある小さな村にやってきたヴィアンヌとアヌークの親子は、安らぎを得ることができる不思議なチョコレートを販売するお店を開店します。村中で話題になりますが、親子を良く思わない村人もでてきます。彼女たちへの反感は徐々にエスカレートしていき、ついにはチョコレート店は悪魔のお店だ、と言われてしまいます。

複雑に絡む人間関係と宗教や村文化、そしてラブ・ストーリー、さまざまな要素が詰まったこちらの作品は見応えのある一作であります。特にまだ30代のセクシーでクールなジョニー・デップに奥さまのハートが奪われてしまいますよ。どうぞお気を付けくださいませ。

2.おしゃれなパリとチョコレート『モンテーニュ通りのカフェ』

今現在でもおしゃれな街パリ8区のモンテーニュ通りのカフェを舞台にさまざまな人たちの人生の交差点としてさまざまなドラマを描いているハートフルなヒューマンドラマでございます。チョコレートは出会いの喜び、別れの餞別、その象徴として登場します。そんなときにチョコレートを差し出してくるとは、さすがはおしゃれなパリジェンヌです。私もみなさまに癒やしを提供する映画コンシェルジュとして見習いたいところでございます。

ストーリー全編にわたりパリの美しさを再認識できるおしゃれ映画として、そして最後には心温まるクライマックスがまっております。パリに行って、聖地巡礼をしたくなるほど影響力のある作品となっております。

3.楽しい(?)工場見学に出かけよう!『チャーリーとチョコレート工場』

「チョコレート映画」と聞くとこの作品が思いつく方も多いのではないでしょうか。こちらもジョニー・デップが出演でございます。ところがこちらのジョニー・デップはクールやセクシーではなく、少し変わったチョコレート工場の工場長ウィリー・ウォンカを演じています。

耳に残る印象的な劇中歌とチョコレートの池や川など、とてもチョコレート工場とは思えないメルヘンでファンタジーかつ独特のスイーツな世界観が強いインパクトを残します。お子さまもきっと「行ってみたい!」と言うはずです。

なお、こちらのジョニー・デップ版はリメイク作品となります。1971年の『夢のチョコレート工場』もあわせてぜひご覧になってください。

4.麗しのオードリー・ヘプバーン『マイ・フェア・レディ』

名優・オードリー・ヘプバーンの代表作の一つでございます。もともとブロードウェイ・ミュージカルとして上演されたこちらの作品は1964年に劇場版が公開。当時大きな話題を呼びました。いつの時代も、そしてこれからも、その美しさは「永遠の妖精」として輝き続けます。

そして、オードリー・ヘプバーンとチョコレート、聞いただけでもなんて素晴らしい組み合わせでしょうか。「暖かい家でたくさんのチョコレートがあれば」と劇中歌『ラブリー』で歌う貧しい花売りの主人公イライザは、後にそれ以上の願いを叶えることができます。

『マイ・フェア・レディ』は今現在でも人気のブロードウェイ・ミュージカル、日本でも上演されることもございますのでぜひチェックしてみてください。

5.さまざまな社会問題がテーマの感動作『チョコレートドーナッツ』

1979年のカリフォルニア、ドラァグクイーンのルディと検察局のポール、同性愛者の二人は恋に落ちます。そしてある事件がきっかけとなり、ダウン症の少年マルコを養子として育てることを決めます。3人で幸せな家庭を築きましたが、世間の反応は冷たいものでした。

今となってはLGBTという言葉が広まりつつありますが、当時はゲイであることをカミングアウトすることは差別の対象となっていました。果たして3人は幸せになれるのでしょうか。

チョコレートドーナッツはマルコ少年の大好物、ドーナッツは太るから、とマルコに与えることを止めるルディでしたが、ポールは「たまになら」と言いマルコに与えます。マルコがおいしそうにチョコレートドーナッツを頬張るシーンは彼の純粋な心が垣間見れる瞬間です。ゲイとダウン症、差別問題とテーマが深いですが、心にしみるストーリーをぜひ体感してみてください。

6.一見ラブ・ストーリーと思いますが……『恋するショコラ』

さて、みなさま、こちらの映画ポスターをご覧になってどう思われるでしょうか? チョコレートがメインとなる甘~いラブ・ストーリーと思われるでしょう。かくいう私も同じことを思った所存でございますが、実はこちらの女性は主人公ではないのです。

主人公は建築業を営む男性なのですが、ひょんなことからチョコレート教室に通うことになります。身から出た錆とはよく言ったものでして、主人公は次から次へとドツボにはまるラブコメディの要素が強い作品となっています。チョコレートに関するトリビアも多く、全般的に明るく仕上がった「誰にでもわかりやすい」ストーリーは少し元気がないときに観てみるといいかもしれませんよ。

チョコレート映画を楽しみましょう

チョコレートが登場する映画は洋画に多く、映画のワンポイントだけではなくテーマとなっている作品もあり、どれだけ世界中でチョコレートが愛されているかよくわかります。ラブストーリーだけではなく、中にはテーマが重いものもございますが、今回は明るいストーリーを中心に紹介させていただきました。旦那さまとリビングでチョコレート映画を観ながら甘いチョコレートを贈ってみてはいかがでしょうか。きっと喜ばれますよ。

それでは、あなたが映画との出会いによって人生がより豊かになりますように、ごきげんうるわしゅう。

●ライター ロックス

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