築160年の古民家リフォーム

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築160年の古民家リフォーム

築160年の我が家

我が家は私で15代目、築160年というとても古い家です。施工前は、土間にキッチンがあり、『葬儀や、法事は自宅で』というのが風習となっているので、数十人分の座布団や湯のみなど普段は使うことのない物が沢山ありました。
先代の父からの「家を大切にする心」を伝えられてきたので、雨漏りしてくると放ってはいませんでしたし、普段の掃除や手入れは自然と行ってきましたから、いざリフォーム!となっても大々的に壊してしまったり、建て替えをするというような発想は私たちにはなく、住みやすい家にするために、まず子供部屋を作るためのリフォームをしてみることにしました。

リフォームの相談はオレンジハウスさんを含め3社しました。その中から、ベストプランを出してくれたのがオレンジさんだったんですよ。飯塚さんは、私たちの「家を守っていきたい」という希望もすぐに理解してくれて、『いいものは残す。老朽化しているものは直す』を基本としてくれました。
私たちの当初のイメージは民芸調だったのですが、飯塚さんからの提案は『古民家だけれどモダンですっきりとかっこいい家』。どんな風になるのかなあ・・・とちょっと不安もあったんですけどね(笑)。ご覧頂く通りの素晴らしいセンスで、「飯塚さん、すごい!!」の一言です!あるものから工夫したアイディアがとても豊富で、いくつかの選択肢の中から私たちが選ぶという作業を何度も何度も繰り返していきました。

飯塚さん・野口さんとの出会い


大工の池上さんは休憩中に文庫本を読んだり、クラッシックを聞きながらお仕事をするとても文化的な方でした。そんなところも影響しているんでしょうね、お仕事もとっても繊細なんですよ。 葺き替えた屋根は今回銅板で葺いてもらったんですが、炎天下の中の作業でしたので照り返しもひどく、日焼けと水分補給をこまめにしながら頑張って下さいました。

建具をつける際にも取手の一つ一つまできちんと確認して下さったので毎日仕事から帰ってくる度に「今日はどこまでできたかな?」と楽しみでした。 20年前にも他社でリフォームしたことがあったんですが、その時は工事中が苦痛で早く終わらないかな・・・ってずっと思っていたんです。ちゃんと見ていないと思っていたことと違う家になってしまうんじゃないかって不安で過ごしていましたから。

今回のリフォームは飯塚さん、施工を担当してくださった山本さんと常に密な連絡とコミュニケーションがとれたので全く不安はありませんでしたよ。大切なもの(家)を共有しているという感覚で、ビスを一本打つにも確認をとって下さるくらいだったんです。

職人の方たちの技の結晶

自慢の我が家

3回に分けて少しずつ完成していったリフォームでしたが、大満足です。万が一の地震に備えて工事した寝室は、色や間接照明の工夫でとってもお洒落な部屋になりましたし、温度管理が完ぺきな浴室、使い勝手の良いキッチン、洗面所。どれをとっても自慢したくなる家になりました。
家が変わってから、価値観や家に対する気持ちが変わったというところはありません。 でも毎日が楽しくなる家になりました。仕事から帰ってくるのが楽しみになりましたし、タオルや雑貨、調理器具やベッドシーツを購入しようとしたときにも吟味して選ぶようになりました。
この家をもっともっと好きになり、これからもずっと大切にしていこうと思います。 我が家のリフォームに携わって下さった皆さん、本当に有難うございました。

建築費用

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