“おでかけプロ”の〔そとあそび〕中島さんと〔Wowful〕立山さんに聞いた、おでかけの新しいカタチ

約5年に1度実施されている『全国都市交通特性調査』(2015年版)によると、昨今、若者の外出が減り、高齢者の外出が増えている傾向にあるそうです。そんな時代に新しいカタチでおでかけを提案している、おでかけサイトの〔そとあそび〕と〔Wowful(ワオフル)〕。今回は、ワクワク・感動する体験をユーザーに届ける仕掛け人——〔そとあそび〕中島裕さんと〔Wowful〕立山早(さき)さんに、そのこだわりを聞いてみました。この冬おすすめのおでかけスポット紹介もありますよ~!

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遊びのトレンドは“体験”できること

今回お話を伺うのは〔そとあそび〕の中島さんと〔Wowful(ワオフル)〕の立山さん。

●〔そとあそび〕とは?
“そとあそびキュレーター”と呼ばれるアウトドア・レジャー業界のプロが実際に現地を訪れ、初心者でも安全・安心に楽しめる日本各地のアウトドア・レジャーを厳選して紹介している、レジャー・アクティビティの予約サイト。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国のレジャー・アクティビティの情報が網羅されている。

●〔Wowful〕とは?
今年7月から始まった、「やりたい! 行きたい!」と思える体験やイベント・施設を手軽に探せて、いつでもどこでも予約できるWEBサービス。「カラフルな人生の思い出をたくさん増やしてほしい」という思いから、「『Wow(ワクワクや驚き)』+『Colorful(カラフルな毎日)』+『Full(それが溢れる)』」の3つを組み合わせ、Wowfulと名付けたそう。

“でかけないこと”がおでかけにつながる

——さっそくですが、おでかけのサービスに携わっているお2人にお聞きしたいことがあります。若者の外出が減っている現状をどのように捉えていますか? 恐らく、スマホ(ゲーム)やSNSの普及が影響していると思うのですが……。

中島裕さん(以下、中島さん):私も、インターネットをして一日引きこもっている日があります。一方で、インターネットやSNSがあるからこそ、「今までと違う体験をみんなに共有したい」「“少し外に出る”ではなくて、特別な体験や非日常な遊びをしたい」という人たちがかなり増えているような気もしています。おでかけの写真を撮ったり、その様子をSNSに投稿したりして、「自分の思い出をみんなと共有したい」と思っている人も多いのではないでしょうか? 実際、〔そとあそび〕の利用者数は毎年、高い率で伸びています。

立山早さん(以下、立山さん):インターネットの普及は、おでかけビジネスにとってチャンスになると考えています。例えば“ゲームやSNSの楽しさ”と“外出の楽しさ”を掛け合わせることで、より大きな楽しさやビジネスチャンスを創り出せると思います。

去年、とても印象的だったのは、《Pokémon GO》。入り口はオンラインゲームであっても、システムにオフラインを掛け合わせたことで、あれだけの大人数、しかも子どもから大人まで幅広い年齢層の人々がオフラインで動くということが証明されました。外出しないことは決して悪いことではありませんし、《Pokémon GO》のように大きな行動の波を起こせる機会にも恵まれているといえるのではないでしょうか?

ユーザーとおでかけを結ぶために、そとあそびとWowfulが大切にしていること

——“おでかけ”=“行動すること”です。行動には、今、立山さんが話されていたきっかけ……つまり、動機付けの部分がかなり重要なウエイトを占めると感じるのですが、人によってはなかなか動機付かない人もいると思います。お2人がユーザーの方々のおでかけを促すために行っている工夫があれば、教えてください。

立山さん:端的にいってしまうと、そのおでかけ先の魅力を引き上げ、行動のハードルを下げることです。例えば、〔Wowful〕ではカメラマンや編集・ライターが現地に足を運び、丁寧に取材をした上で、その体験の”面白さ”や“シズル感”を伝える動画や記事を制作しています。そこに、〔Wowful〕限定の特典や実際に参加したユーザーのリアルな口コミを添える。これで「行きたい」気持ちを高めることができると思います。

しかし、実際に予約までしてもらうにはまだ弱いです。魅力的なおでかけ先を見つけて気持ちが高ぶっていても、予約の手続きや友達との調整が面倒だと、魅力が面倒臭さに負けて、おでかけを止めることにつながります。そうならないよう、面倒のハードルを下げるために、簡単にシェアや予約できるようにしたり、コストのハードルを下げたりと、工夫していますね。

中島さん:〔そとあそび〕では、そのアクティビティが何なのかという自己紹介をきちんとするようにしています。「キャニオニング」と聞いて、すぐにその内容がわかる人はかなり少ないでしょう。まずはキャニオニングについて詳しく知ってもらうために、タイムライン形式で受け付けから解散まで、細かく10~20くらいの工程に分けて、詳しく紹介していきます。

また、口コミはかなり重視しています。実際に利用した人が評価でき、コメントを書き込めるようになっているのですが、その場がユーザーさんと事業者さんの意見交換の場になっているんですね。双方向でコミュニケーションをとれるというか。

あと、アウトドア・レジャーは自分で用意しなければいけない道具が多くて、持参するとなると相当“かさばる”ので、基本的には、着の身着のままで行けるような、レンタル品がきちんとそろっている所だけを紹介しています。仮に、レンタル品がそろっていない場合は、現地に出向いて事業者さんに「レンタル品がきちんと準備できて初めてお客さまが来ます」という話……啓発活動をしていますね。ユーザーのみなさまが気軽に参加できるための準備面も含めて、全てケアしています。

——ユーザーの一人ひとりのおでかけのために、そこまで骨を折られているとは……。恐れ入りました。

中島さん:〔そとあそび〕は、プロの人間が必ず現地で取材をした上で、初心者が行けるアクティビティーを厳選しています。創業者の山本を含め、全国のツアーを渡り歩いてきた人間が見聞きして選んでいるので、そうそうハズレはないはずです(笑)。

立山さん:〔Wowful〕は、「こんなおでかけ先が近くにあったんだ!」というおでかけ先との”出会い”や、「Wowfulで予約をすると、とびっきりの面白い体験が味わえる!」という”感動”をユーザーの皆さまに届けられるようなサービスにしていきたいと思っています。そして、「おでかけといえばWowful」と思ってもらえるような未来をつくりたいです。

Wowfulとそとあそびが厳選! とっておきの冬のおでかけスポット3×2=6選!

ここからは、お2人にこの冬おすすめするおでかけスポットをご紹介してもらいます! 冬だからこそ楽しめる所ばかりです。

立山さんがおすすめする、Wowful冬のおでかけスポット3選

①友達と楽しむ:「渋谷で楽しむ、《PONG!PONG!》」

「今年はいつもと違った忘年会・新年会がしたい」。そんな方におすすめなのが、卓球とプロジェクションマッピングが融合した、新感覚のブロック崩しゲーム《PONG!PONG!》です。お酒や食事を楽しみながら、仲間とワイワイ最先端の卓球ゲームで盛り上がることができます。

②恋人と楽しむ:「5Dレストラン《élan vital》」

クリスマスや年末年始など、記念日が多いこの季節。ロマンチックなサプライズディナーをお探しの方におすすめなのが、未知の食体験を提供する5Dレストラン《élan vital》。化学実験のようなワクワク感が味わえる分子料理と3Dプロジェクションマッピングを融合させた五感の全てを震わす感動の体験が、あなたをお出迎え!

③一人で楽しむ:「究極のリラックス体験《暗闇ヨガ》」

「今年一年頑張った自分を癒やす、ごほうび体験がしたい」。そんな方におすすめしたいのが、明かりを極限まで落とした暗闇のスタジオで、満天の星空などの美しい映像を投影しながら行う新感覚の《暗闇ヨガ》。普段、意識しにくい呼吸や体の末端にも意識が向かうため、集中力やリラックス効果につながって、眠りが深くなったり、疲れが癒やされたりするかも!?

中島さんがおすすめする、そとあそび冬のおでかけスポット3選

①沖縄の冬を代表する人気アクティビティ:「沖縄 ホエールウォッチング」

クジラ遭遇率は何と、98%。万が一クジラに会えなかった場合の全額返金保証付きのコースも用意されています。クジラのダイナミックなパフォーマンスを間近で体感でき、運が良ければペアになったクジラの夫婦や、赤ちゃんクジラに遭遇できることも! ブリーチングと呼ばれる大きなジャンプも頻繁に行うため、見どころがたくさんあります。(開催時期:12月下旬〜4月)

②キャンプノース・アウトドアサポート:「長野県・北八ヶ岳 スノーシューツアー」

標高2,000mオーバーの雪山で体験する、スノーシュー。新雪を楽しむためにコースを設計しているため、ふわふわの雪の上を思いっきり駆け抜けることができます。また、スノーシュー以外にも、白銀と青空のコントラストが美しい景色やガイド手作りのホットサンドのランチ、樹林帯のスノー・ハンモック体験と、見て・食べて・動いて体験できることがたくさん! ぜいたくな時間が過ごせます。(開催時期:12月〜3月頃)

③レイクトーヤランチ:「北海道・洞爺湖 ホーストレッキング」

洞爺湖を一望できる、絶景ホーストレッキングコース。馬が人の足ではなかなか行けない草むらをぐんぐん進んでくれるので、とても貴重な自然や野鳥を見ることができます。冬は、雪上乗馬も楽しめちゃう(積雪状況による)!(開催時期:5月〜10月/12月〜3月〈積雪状況により変動あり〉)

●聞き手 大坪隆史
●写真 柏木鈴代

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