エコジョーズのデメリットを解説!メリットや普通の給湯器との違いも紹介

本記事では、ガス式給湯器である「エコジョーズ」のデメリットを解説していきます。エコジョーズで後悔する家庭の特徴や、逆にエコジョーズが向いている家庭の特徴も紹介していくので、自宅に合うかどうかぜひ確認してみてください。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 16490
  • 23
  • 0
  • いいね
  • クリップ

エコジョーズとは?普通の給湯器との違いは?

「エコジョーズ」とは、ガスを燃料とした省エネ型給湯器のことです。

従来のガス給湯器は、お湯を作る際に発生した熱を排出していましたが、エコジョーズはお湯を作る際に発生した熱を逃がさず有効活用するというところも大きな特徴です。

より少ないガスで多くのお湯を作り出せるため、省エネ性に優れているところが普通の給湯器との違いです。

エコジョーズのデメリット

  • 本体価格がやや高い
  • 工事に手間がかかる
  • 10年ごとに中和器を交換しなくてはならない

エコジョーズのデメリットは、他の給湯器と比べて本体価格がやや高く、工事に手間がかかるというのがデメリットです。

初期費用をおさえたい方や、大規模な工事を避けたいという方には不向きだといえます。

また、エコジョーズには、内部でできた酸性水を中和する「中和器」という部品が付いています。中和器は10年に一度のスパンで交換をする必要があるので、人によっては面倒に感じやすいポイントでしょう。

中和器の交換費用は12,000円~26,000円が目安です。そこまで高額というわけではありませんが、できるだけ余分な出費を抑えたいという方にはデメリットに感じるでしょう。

エコジョーズで後悔する家庭

  • ガスをあまり使わない家庭
  • 年間のランニングコストをよりおさえたい家庭
  • 工事や交換などの手間を避けたい家庭

エコジョーズは高効率なガス式給湯器なので、床暖房や浴室乾燥機などでガスを多く使っている家庭でこそ、その効率の良さを発揮することができます。

そのため、そもそもガスをあまり使っていない家庭では、節電や省エネ性を感じにくくなるでしょう。

たとえば、オール電化や太陽光発電など、電気が主力の家庭には不向きだといえます。その場合は、省エネ性に優れた電気給湯器であるエコキュートを取り入れるのがおすすめです。

また、エコジョーズを取り入れる際の初期費用や工事、10年おきの中和器の交換費用やその手間を避けたいという方は、あとから面倒に感じやすくなるので最初から選ばないほうがいいといえます。

エコジョーズのメリット

  • 湯切れの可能性がない
  • 給湯熱効率が従来の給湯器より高い
  • 設置場所が柔軟に選びやすい

エコジョーズは、欲しいときにその場でお湯を作ってくれる「瞬間式」のガス給湯器であるため、湯切れの心配がないところが大きなメリットです。

また、従来のガス給湯器と違って排熱を利用して効率よくお湯を作ることができるため、CO2の量やガス代を軽減しながら使い続けることができるというメリットもあります。

さらに、エコジョーズはコンパクトな壁掛け式なので、設置場所を柔軟に決めやすいところもうれしいポイント。浴室の近くの外壁はもちろん、脱衣所などの屋内に設置することも可能です。

エコジョーズが向いている家庭

  • ガスをよく使う家庭
  • 床暖房がある家庭

エコジョーズは、高効率なガス給湯器。自宅に床暖房や浴室乾燥機などガスを使う設備が多く、一日に使うガスの量が多い家庭ほど適しているといえます。

また、家族が多かったり、親戚や来客が多い家庭にもおすすめです。

エコジョーズの価格

エコジョーズの価格相場は、本体価格が20万円~50万円初期費用が5万円~45万円です。

号数や、お湯はり機能のオプション、暖房機能の有無などで費用が変わってくるので、業者とよく相談しながら決めるようにしましょう。

「号数(ごうすう)」とは給湯器の大きさの名称で、「水温+25℃のお湯を1分間に何L作ることができるか」を表しています。

たとえば、1分間に16L作れる場合は「16号」、20L作れる場合は「20号」と表記されます。

ラインナップは、単身向けの16号2~3人家族向けの20号4人以上家族向けの24号の3種類が主流。しかしメーカーによってはより小さい号数や、より大きい号数を用意している場合もあるのでぜひチェックしてみてください。

また、号数が上がるごとに、値段も約1万円ずつ高くなるという費用感なので、念頭に置いて検討してみてください。

給湯器の選び方

  • 家庭に合う給湯器のタイプを確認する
  • 給湯器の機能を把握する
  • 給湯器の号数を決める

給湯器を選ぶ際は、「ガス」「電気」「灯油」「ガスと電気のハイブリッド」の全4種類から、自宅の環境や、自宅の主力エネルギーに合う種類の給湯器を選ぶようにするのが適切です。

また、「追い焚き」「自動配管洗浄機能」など、自宅に必要な機能をしっかり見極めて選ぶことも、長く使い続けるうえで大切なポイントです。

さらに、「単身向きの16号」「2~3人家族向きの20号」「4人以上家族向きの24号」から、家族の人数にマッチする号数を選ぶことも欠かせないポイントです。これから家族が増える予定がある場合は、最初から大きめの号数を選んでおくようにしましょう。

給湯器を選ぶ際の注意点

  • 初期費用やランニングコストだけで選ばない
  • 自分の家庭のエネルギーに合わない給湯器は選ばない

給湯器は一度付けたら長く使い続ける設備なので、自宅に合う種類・機能・号数を見極めて選ぶのがベストです。

そのため、初期費用の価格だけをみて決めてしまうのは避けるべきといえます。

また、ランニングコストが安い給湯器であっても、給湯器と家庭の相性が合わなければ節約効果を得られない場合があるのも事実なので、ランニングコストの安さだけで選ぶのも避けるようにしましょう。

給湯器を選ぶときは、自分で調べて決めるだけでなく、依頼するメーカーや業者にしっかり希望を伝えて、相談しながら決めていくのがベストです。

給湯器の修理・交換はプロの業者に相談するのがベスト

出典:ガス救fromおうちのアラート

自宅の給湯器をエコジョーズに交換するか迷っている方は、ガス給湯器を専門に扱っているプロの業者である「ガス救fromおうちのアラート」に相談するのがおすすめです。

国内の主要メーカー品の取り扱いが多く、価格の安さや施工の丁寧さが魅力のポイントに! 関東と関西それぞれに拠点を持っており、最短即日の工事を行ってくれるため、できるだけ早く交換したいという方にもおすすめです。

エコジョーズのデメリットに関するQ&A

Q1. エコジョーズとエコキュートの違いは?

A. ガスか電気かの違いです。

エコジョーズはガスを燃料とした給湯器で、エコキュートは電気を燃料とした給湯器であるという違いがあります。どちらも高効率な給湯器なので、省エネや節電に優れた給湯器であるという点は同じです。

Q2. エコジョーズが「やめとけ」といわれる理由は?

A. 自宅の主力エネルギーがガスではない場合、うまく節約・省エネ効果が得られず後悔する場合がある模様です。

他にも、
・本体価格がやや高い
・工事に手間がかかる
・10年ごとに中和器を交換しなくてはならない
のような点をデメリットと感じる場合は、エコジョーズの利用を避けるのが無難だといえます。

Q3. エコジョーズは音がうるさい?

A. 設置場所がリビングや寝室の近くだと、人によっては音が気になる場合もあるようです。

給湯器の稼働音が気になる方は、浴室の近くに設置するなどして、リビングや寝室から遠い場所に置くのがおすすめです。

Q4. エコジョーズの月々のガス代は?

A. 5,000円~10,000円です。

機種によって異なる場合はありますが、普通のガス給湯器と比較すると、約15%程軽減することが可能です。

給湯器に関する関連記事

※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年12月)に基づいたものです。
※ 一部の画像はイメージです。
※ アイコン画像出典:PIXTA

  • 16490
  • 23
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

暮らしに関するお役立ち情報お届けします。節約や子育て術、家事全般、お掃除や収納の詳しいテクニック、ペットとの快適な暮らしのヒントなど、生活に役立つ情報を見つけて…

LIMIA 暮らしのお役立ち情報部さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア