注文住宅 24時間換気しているのにカビが生えた~!?

カビは条件が整えば、
何処にでも、いつでも発生します。

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夏は湿気、
冬は結露と、
カビの発生しやすい環境が整っている日本。

24時間換気システムが義務化されても、
日本のカビ事情が
劇的に改善したという印象はありません。

カビは条件が整えば、
何処にでも、いつでも発生します。

カビ菌は、
じ~っと、
チャンスを待っているのです。

24時間換気しているから、
部屋を閉め切っていても大丈夫と考える方もいますが、
昨今の異常気象は、
カビ発生がしやすい環境になっています。

油断は禁物、ですよ。

24時間換気システムのおさらい

こんにちは!西東京市を中心に
床下エアコンの家づくりをしている真柄工務店スタッフ
眞柄由紀子です。

高気密高断熱の住まいが増加する中、

計画的に室内の空気を入れ替えるために、
24時間換気システムの設置が
義務化されました。

2003年のことで、
今から19年ほど前になります。

建築技術の向上により、

真冬でも薄着で過ごせる暮らしになりました。
お陰でアイスが1年中食べられるようになりましたが、

換気が不十分となりやすく、
健康被害も報告されたことから、
強制的に室内の空気を入れ替える
24時間換気システムが導入されました。

平たく言えば、

窓を開けて空気を入れ替えることから、
機械に空気の入れ替えをしてもらう暮らしになった、
ということです。

24時間換気システムを導入すればカビが発生しないのか

機械による強制的な空気の入れ替えは、
結露や湿気などの
カビ対策にも大きな期待がありました。

共働き世帯が多い今、
窓を開けて空気を入れ替えない家庭も少なくありません。

また暖房器具も変わり、
石油ストーブの使用頻度が、
ぐっと低くなりました。

二酸化炭素が発生する石油ストーブは、
定期的な換気が必須で、

せっかく温まった空気が逃げることも厭わず、

母親が窓を全開にして空気を入れ替え、
家族が寒いと文句を言うという光景は、
すっかり昔のライフスタイルとなりました。

でも、この窓を開けるという行為は、
なかなか捨てたものではないのです。

確かに機械が自動的に換気をしてくれれば、
空気の入れ替えを忘れて、
二酸化炭素中毒になる危険性が激減します。

でも、24時間換気シシテムをつけていても、
カビは発生しています。
24時間換気システムを
過信し過ぎてはいけない、ということなのです。

なぜ24時間換気しているのにカビが発生するのか

カビの発生原因は、4つ。

湿気
温度
養分(エサ)
時間
日本の湿度と温度は、
カビにとって快適で、

人が暮らせば養分となるアカやフケが発生し、
時間をかけて、
カビが成長をしていきます。

寒い地域より、
暖かい地域のほうがカビが発生しやすいのは
温度が高いからで、

寒い地域でも、
家具の裏側などに、
カビを発見することができるのは、
時間が関係をしています。

いずれにしても、
ゼロにすることは至難の業なのです。

では24時間換気していて、
湿度も低く保っているのに、
なぜ家具の裏側などにカビが発生してしまうのでしょうか。

それは相対湿度と、表面湿度の違いなのです。

空気の流れを意識すればカビのリスクは低くなる

あまり聞きなれない

相対湿度
表面湿度
という2つの単語ですが、

24時間換気システムを稼働させていて、
カビが発生してしまうのは、
表面湿度が関係をしています。

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初めまして真柄工務店代表の真柄です。弊社では自然素材をベースに、自社社員大工による施工精度の高い家つくりを行っています。結露を起こさない高断熱高気密住宅と、床下…

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