生活に香りをプラスしてリフレッシュ♪〔キャライノベイト〕の専門家に聞くアロマのイロハ

仕事に育児、家事……と忙しい毎日。気持ちを切り替える間もなく「1日がアッという間!」という人も多いはず。でも、どこかで身体を休めて心をリフレッシュしてあげないと、心も身体も疲れてしまいます。日々のなかにちょこっと香りをプラスして、上手に気分転換をしてみませんか? 今回、アロマ雑貨のメーカー〔キャライノベイト〕の専門家の方にアロマの効果や取り入れ方について聞いてきました♪

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アロマテラピーアドバイザーから教わる香りのイロハ

“アロマ”や“アロマテラピー”という言葉は聞いたことはあるけれど「実際どんなことをするの?」「なにをそろえたらいいの?」と疑問を持っている人もいるでしょう。

そこで今回、アロマオイルやアロマキャンドルなどアロマ雑貨を扱うメーカー〔キャライノベイト〕にて、アロマテラピーアドバイザーとして活躍する近藤さんに、アロマについて教えてもらいました。

「アロマというのは、『芳香』『香り』という意味があります。花の香りやフルーツの香り、植物の香りや森の香りなど、香りは私たちの心や身体にさまざまに働きかけます」と話す近藤さん。

「アロマテラピー」とは、植物から抽出した香りの成分である精油(エッセンシャルオイル)などを使って、心身をほぐし、健康に役立てていく自然療法のことなのだそうです。

アロマには花や植物の香りなど、さまざまな香りがあります。どれを選ぶか迷ったときは、自分の好きな香りをチョイスすればよいのだそうです。

「ご自身が選んだ“好き”な香り、“いい香り”と感じた香りがご自身のコンディションに合っている香り、ともいえるので参考にしてみてください」と近藤さん。実は、香る仕組みと感覚には密接なつながりがあるのです。

近藤さんによると、香りは、匂いを感じる「嗅覚」で受け止められ、その香りの情報は「大脳辺縁系」に伝わるのだそう。この大脳辺縁系は、食欲や性欲などの本能に基づく行動や、喜怒哀楽などの情緒行動に深く関わり、自律機能にも大切な役割を果たしていると考えられています。

嗅覚は直接この大脳辺縁系と結びついているため、香りはダイレクトに感情や本能をつかさどる脳に作用するそうです。つまり、直感的に「いい香り」と感じた香りが、自分にとって合っている香りといえるのです。

香りの情報は、大脳辺縁系を経て、記憶に関わる海馬、自律神経やホルモン、免疫の働きを調整する視床下部へと伝わっていきます。

「ご自身にとって心地よい香りをかぐことで、リラックスできたり、イライラが緩和されたりすることがありますよね。これは生理的なメカニズムに基づいたアロマテラピーの効果のひとつなのです」と近藤さんは説明します。

(ROLL-ON PERFUME OIL/KYARA INNOVATE)

「まずは、ご自身がいい香りだなって感じた香りを身の回りに置いてみたり、身体につけたりするところからはじめてみてはいかがでしょう」と近藤さんは提案します。

「この香りの効果・効能はなんだろう?」「どの香りが私に合っているんだろう?」ということはまず考えず、自分の感じた「いい香り」を見つけてみるところから始めてみるのがよいそうです。それでは、身の回りに香りを置いてみるにはどのような方法があるのでしょう。

(FRAGRANCE OIL/KYARA INNOVATE)

「香りを身につけたり、部屋に置いたり、いろいろなタイプがあります」と近藤さん。

●香りを拡散させるための「ディフューザー」を使用するタイプ
●お部屋にシュッと吹きかけ香りをつける「ルームスプレー」
●香りを染み込ませたチップなどを袋に包み、衣類やランジェリーを入れた引き出しに入れたり、クローゼットに吊したり、カバンに入れる「サシェ」
●オイルやワックスなどに香りを練りこんだ「ソリッドパフューム」
●保湿力のある香り高い「ハンドクリーム」
●天然岩塩とエッセンシャルオイルをブレンドした「バスソルト」

お風呂に入るときにバスソルトを入れたり、ふだん使っているハンドクリームをその日の気分に合った香りでチョイスしてみたり、日常にさっと取り入れられるようなものがあります。

(Dmateria Liquid Soap/KYARA INNOVATE)

近藤さんは「香りを組み合わせて、自分らしい香りをつくることができるものもありますよ」と話します。〔キャライノベイト〕で人気のアイテム《Dmateria》を例に教えていただきました。

《Dmateria》は、リキッドソープ・ボディローション・ボディミルク・バスソルト・ドレッシングミストの5タイプと、オレンジ&グレープフルーツ・パッションフルーツ&シャンパン・ホワイトリネン・クラシックローズ&リリー・ゼラニウム&バジルの5つの香りがあります。これをそれぞれのライフスタイルに合わせ、香りのアレンジを楽しむという方法です。

例えば、1日のスタートに自分で香りを作ることもできます。着替え前に好きな香りのボディローションでボディケアをしたら、洋服に消臭機能が付いたドレッシングミストをひと吹き。熟練のパフューマーの手によってデザインされた香りは、ひとつひとつでも魅力的ですが、組み合わせることで自分らしい香りをつくることができるのです。自分の好きな香りにやさしく包まれながら過ごしてみましょう。

(Dmateria Body Milk/KYARA INNOVATE)

また、1日の終わりにお気に入りの香りで心身を解きほぐすという方法も。肌に潤いを与えるマグネシウム、カリウムなどミネラル成分が豊富なバスソルトをバスタブに入れれば、バスルームに上質の香りが広がります。リキッドソープで身体を洗い、ボディミルクやローションで湯上りの肌を整えます。1日の終わりは自分の好きな香りに癒されてリラックス。心地よい眠りにつけそうですね。

アロマを学びながら調合を体験できるワークショップも!

〔キャライノベイト〕では、香りの魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと、整香(フレグランスアレンジ)のワークショップを不定期で開催しています。香りの魅力や特徴を学びながら、数種類の香りの中から自分の感性で調合し、オリジナル香水をつくるというワークショップです。

香水はさまざまな香料から構成され、肌につけたあと揮発し、香る過程で香りやすい成分から順々に飛び出してきます。香水の香りの変化は3段階で「トップノート(香水の第一印象)」「ミドルノート(香りの主役)」「ラストノート(香水の余韻)」と表現されます。このような香りの変化について学びつつ、自分の好みの香りをつくっていきます。

〔キャライノベイト〕のFacebookでワークショップ開催の告知がされているので、興味のある方はぜひ参加してみてください。

●ライター 忍章子

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