【奥さま、映画の時間です #1】お正月に親子で楽しめるハラハラドキドキ映画7選

1.冒険活劇に手に汗握る『ナイトミュージアム』

ベン・スティラー主演、『ナイトミュージアム』シリーズの第一作目となります。なによりも、子どもでもわかりやすい単純なストーリーと、ついつい「あっ！」と、声をあげてしまうほどの迫力ある映像が魅力です。どれほど面白かったかと言うと……、英語の知識が浅い私が、公開当時に本場アメリカの映画館で字幕なしで観ても面白かったと思えるほど、です。

こちらの作品は好評を博し、2009年には続編の『ナイト ミュージアム2』が、そして2014年には最終章にあたる『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』が公開されました。家族やご友人と「今日は1日『ナイトミュージアム』シリーズ制覇」などを企画してみても面白いですよ。

2.映画史に残る名作冒険映画『グーニーズ』

「子どもの頃観たことがある」という方も多いのではないでしょうか。かく言う私も幼少の頃にこちらの映画を観て、幼いながら映画の面白さを知ることができた思い出の作品となります。数々の大作を残してきたスティーブン・スピルバーグ監督の名作中の名作ですね。

ある日、少年団「グーニーズ」が屋根裏で偶然に見つけたものは、なんと17世紀の宝の地図。こちらの地図を頼りに、7人の「グーニーズ」による大冒険が始まります。大人も子どもも黙って画面に熱中してしまうほど、家族で楽しめるハラハラドキドキ映画の決定版です。一度は観ておきたいですね。

3.すこし不思議でかわいいキャラクターがたくさん『かいじゅうたちのいるところ』

アメリカで世界的にヒットした同名の絵本を映像化したこちらの作品は、少し不思議で独特な世界感が特徴でございます。シングルマザーの家庭で育つ少年マックスは、姉からも母からも相手にされず、寂しさを募らせて家を飛び出してしまいます。彼が迷い込んでしまった場所は、なんと見たこともない“かいじゅう”たちが住む世界。大きな口でマックスを食べようとするかいじゅうたちに、マックスは途端に「僕を食べてはダメだ、僕は特別な力がある王様だ」と嘘をついて、なんとかいじゅうたちの王様になってしまいます。

子どもの頃に夢の中や絵本の中に出てきたような不思議な世界は、どこかノスタルジックな気分になれます。ストーリーも深みがありますので、大人と子どもでは反応が違うかもしれませんね。ぜひ、お子さまが大人になったらもう一度観るようにお伝え下さい。

4.子どもが喜ぶ要素がたっぷり『スパイキッズ』

大人気のスパイ・アクションシリーズの第一弾となります。スパイシリーズと聞くと『007』シリーズなど、ハードボイルドな作品が多いですが、『スパイキッズ』はその名の通り子どもが主役のアクション映画でございます。

世界一のスパイ同士の両親を持つカルメンとジュニの姉弟は、誘拐されてしまった両親を救うため、あらゆるスパイグッズを使って悪と戦う、という単純明快なストーリーです。登場するスパイグッズは漫画の中の世界にあるようなクスっと笑えるものばかりで、お子さんから「ほしい！」とねだられてしまうかもしれません。全体的に明るく平和な作品なので、家族そろって安心して楽しめる本格アクション映画です。シリーズも第4弾まで出ていますので、あわせて観られてはいかがでしょうか。

5.テレビの前で踊りたくなる『ヘアスプレー』

ご家族そろって愉快なミュージカル映画などいかがでしょうか？　ダンスとおしゃれが大好きなビッグサイズの女の子トレイシーの夢は、ティーンに大人気の番組『コーニー・コリンズ・ショー』に出演しているイケメン・リンクと踊ること。

陽気なダンス・ミュージックにキレの良いダンス、そして特殊メイク加工をしたビッグサイズのトレイシーの母役を演じるジョン・トラボルタに注目してみてください。また、体型など一切気にせずにおてんばで、天真爛漫な突き抜けるほどの明るさを持ち合わせたトレイシーを観ていると、こちらも元気をもらえますよ。

6.宇宙人がやってきた！『宇宙人ポール』

数々のコメディ映画でコンビを組むサイモン・ペッグとニック・フロストが織りなすSFコメディ映画となります。こちらの作品の魅力は、何よりも中年男性仲良しコンビと地球に舞いおりた宇宙人ポールとの絶妙なやりとりにあります。台詞回しは爆笑そのもの。宇宙人ポールを元の星へ戻してあげるためにさまざまな困難を乗り切るドラマ性の高い作品となっています。実生活でもかつて同棲をしていたほど仲良しのオタクな2人を観ていると、とても癒やされますよ。

ちなみに、劇中には同じ宇宙人映画の名作『E.T』を監督した巨匠スティーブン・スピルバーグも意外なシーンでカメオ出演をしているので、どこに登場するか探してみてください。

7.みんな大好きドラえもん『ドラえもん のび太と雲の王国』

最後に誰もが知るドラえもん映画をご紹介いたします。毎年制作される数あるドラえもん映画の中でも「最も感動する」と言われている作品が、この『ドラえもん のび太と雲の王国』です。ドラえもんの映画は大人になってからみると観方が変わる、とよく聞きます。子どもの頃に観た方も、家族と一緒にあらためて観返してみてはいかがでしょうか？　もちろんまだ観たことない方にも、ドラえもんとのび太をはじめ、ジャイアン・スネ夫、しずかちゃん、仲間たちとの定番の大冒険シーンはもちろんのこと、少し切ないシーンもあるオススメの一作となっています。この機会に他のドラえもん映画の作品もチェックしてみてはいかがでしょうか。

お正月にハラハラドキドキする映画を家族で楽しみましょう！

いかがでしたでしょうか。定番の大冒険映画や、少し不思議な世界、スパイアクションにコメディ映画、みんな大好きなドラえもん映画など、どの作品もお子さまを含め家族全員で楽しめる映画となっています。暖かいお部屋でおせち料理でもつつきながら、ハラハラドキドキする映画を家族全員で楽しみましょう。

それでは、あなたが映画との出会いによって人生がより豊かになりますように、ごきげんよう。

●ライター　ロックス

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