【奥さま、映画の時間です #2】観ているだけでお腹が減る!世界のグルメ映画7選

奥さま、日々の内助の功、大変お疲れさまでございます。そんな愛する家族のために献身的に過ごされているみなさまへ、映画コンシェルジュの私から癒やしと元気の出る映画を紹介いたします。映画、最近観ていますか? 本日ご紹介する映画は観ているだけでお腹が減ってしまうほど、古今東西のおいしい料理が満載のグルメ映画です。私が紹介した映画でみなさまが癒やされますように、それでは、めくるめくグルメ映画の旅へでかけましょう!

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1.キューバサンドが食べてみたくなる『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

こちらの作品はあの『アイアンマン』シリーズの監督を務めるジョン・ファヴローが監督、そして主演を務めております。

一流レストランに務めるシェフ、主人公のカールはオーナーと衝突をしてレストランを辞めてしまいます。喪失感の中、彼は「キューバサンド」と運命的な出会いを果たし、一念発起をしてキッチンカーを購入。愛する息子と仲間たちと旅に出ます。ひねくれた性格だった主人公が料理を通して人生を見つめ直す、ハートフルな一作となっています。

みなさまはキューバサンドをご存知でしょうか? バケットにローストしたポーク、スライスチーズにハムを挟み焼き上げたサンドウィッチになります。頬張るとチーズがトロリと溶けてジューシーなポークが口一杯に広がります。どうです? 聞いただけでもおいしそうですよね?

2.本格イタリアンにサスペンス!?『ディナーラッシュ』

きっとあなたはこの映画を観終わった後、近所のイタリアンレストランに行きたくなるはずです。劇中のニューヨークにあるレストラン「ジジーノ」に登場する料理は、どれも至高。全編にわたってエレガントなイタリアン料理が彩ります。

ストーリーはそんなおいしい料理たちとサスペンスが中心となっています。サスペンス、と言ってもご安心ください。一癖も二癖もある、どこか憎めない登場人物達による少しくクスッと笑える群像劇が繰り広げられます。スピード感のある展開は、気づけば観ている我々を虜にしてくれますよ。

3.南極で食べる本格料理『南極料理人』

タイトルの通り、氷点下54℃、日本からの距離はなんと14,000km離れた南極が舞台となっています。そんな過酷な状況の中に南極観測隊として派遣された彼らの生活の唯一の楽しみといえば、なによりも食事です。

主演の堺雅人が作る料理は、誰もが食べたことがある家庭料理をはじめ本格的なものまで、調理シーンを丁寧に描き「食の魅力」が存分に表現されています。おいしい料理をとびっきりの笑顔で食べる隊員たちの表情を見ていると、我々もなぜか「作った甲斐があるなあ」と思ってしまうほど。こんな顔で毎日の料理を食べてくれたらうれしいですよね。

4.近所にこんなお店がほしい『深夜食堂』

寡黙なマスターが経営する「めしや」と、その常連たちが織りなす3部構成のオムニバス映画となります。各テーマは「ナポリタン」「とろろご飯」そして「カレーライス」。「めしや」が訳ありな登場人物たちの人生の交差点として、珠玉の料理が彩る人情味溢れるストーリーとなっています。

洋画に出せない邦画の魅力というものは、世界を救うわけでもなく、大きなトラブルがあるわけでもない「誰にでもあるなんでもない日常」を描くところにあるのではないでしょうか。『深夜食堂』はまさにこの「なんでもない日常」が丁寧に描かれています。こんな小粋な定食屋が近所にあったら通いたくなりますね。

5.料理で革命を起こしたドキュメンタリー『料理人ガストン・アクリオ 美食を超えた美味しい革命』

「料理は、星の数より笑顔の数だ」と話すペルーの料理人ガストン・アクリオのドキュメンタリー映画となります。自国のすばらしい文化を世界へ発信する、という夢を叶えるため、料理に情熱を注ぎ、ペルーの歴史ある食材と生産者への救済、自国の貧しい子どもたちでも学べる料理学校の設立など、ペルーの食文化に革命を起こしました。

ペルー料理、と聞くと日本ではあまりメジャーではないかもしれませんが、ガストンが作る独自性のあふれる情熱のこもった料理の数々は、十分に我々を魅了してくれます。簡単におうちで作れる料理ではないかもしれませんが、街でペルー料理屋さんを見かけたら、ついつい入ってみたくなるような、そんなおいしいストーリーになっています。

6.豪華な中華料理と姉妹の恋『恋人たちの食卓』

続いては、みなさまも大好きな中華料理の一作を。男手一つで3人の娘を育ててきた元・一流レストランのシェフの朱、そして美しい3人姉妹の一家には、毎週日曜日に豪華な中華料理で食卓を囲む習慣がありました。

その食卓を中心に、姉妹それぞれの恋の進展が描かれています。父との確執や、ほろ苦い展開もありますが、家族で食卓を囲む、当たり前だけれども、その大切さを思い出させてもらえるハートウォーミングなストーリーとなっています。また、登場する中華料理の数はなんと100種類以上、全編にわたって登場する豪華な中華料理にも注目してください。

7.愛する人と食事をすれば人生は素晴らしい『オリンダのリストランテ』

最後に日本から遠く離れたアルゼンチン料理が登場する作品を紹介します。アルゼンチンで小さなリストランテ(食堂)を切り盛りするオリンダは、ある日、かつての恋人を探しにやってきたドイツ人の青年と出会います。彼との出会いにより、かつて自身がイタリアからの移民だったことを思い出し、忘れかけていた祖国、そして夢を思い出し、自身の人生を見つめ直します。

リストランテで作られるカラフルな野菜や肉を使ったアルゼンチン料理をはじめて見る方もきっと多いはず。青年との交流を中心に、小さなリストランテで繰り広げられる小さなドラマを観れば、きっとあなたはいつもより少しだけ「いい気分」で愛する人と食卓を囲みたくなりますよ。

グルメ映画を観て、世界各国のおいしい料理を体験してみましょう

いかがでしたでしょうか。定番の家庭料理をはじめ、中華料理にイタリアン、あまりなじみがないかもしれないペルー料理やアルゼンチン料理、キューバ料理まで、古今東西さまざまなおいしいグルメ映画を紹介いたしました。読んでいるだけでお腹が減ってきませんか? 

映画に影響されてなにかをはじめてみる人は大勢います。そこもまた、映画のマジックの一つと言えるでしょう。インターネットなどで調べてみると家庭でもつくれる異国のレシピがたくさん載っていますので、みなさまもぜひ、映画を観て挑戦をしてみてください。

あなたが映画との出会いによって人生がより豊かになりますように。それではごきげんよう。

●ライター ロックス

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