認知症で親が施設に……残された家はどうするのが良い?

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ご両親が介護施設に入ることになった場合に気がかりなのが、「両親の住んでいた家」の存在ですよね。維持して管理するのも大変だしどうしよう……とお悩みになる方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は、そんなお悩みを持つ方に読んでいただきたいコラムです。

■空き家になってしまった場合の心配ごととは?

ご両親と別居している場合、ご両親が施設に入ってしまったら、残された家は空き家になってしまいますよね。では、空き家になってしまった場合、どのような心配ごとがあるのでしょうか?

まず、家のメンテナンスはどうするのか?を考えなければいけません。家は、定期的に換気や通水、掃除といった管理をしないと、時間の経過とともに傷んでいってしまいます。家が近ければご自身が代わりにやってあげられますが、遠方の場合は現実的ではありません。

また、防犯面も心配です。空き家といっても、家の中には当然現金や有価証券、銀行の通帳などもあります。電化製品や装飾品などといった換金できる家財もあります。こういったものが誰もいない家の中にあるとなると、空き巣の被害が心配ですよね。また、放火にも気をつける必要があります。

なお、家が傷んでしまったり、空き巣や放火などの被害に遭うことだけでなく、周囲の方に迷惑がかかってしまうことも忘れてはいけません。劣化により落下した屋根瓦や庭の草木が隣地境界を越えてしまう可能性もあり得ます。これらによって、近隣住民の方とのトラブルを招いてしまうこともあるのでやはり注意が必要ですね。

■両親の家はどうしたらいい?

「空き家となった両親の家を放置しておくわけにはいかない!」そんな場合は、どうすれば良いのでしょうか?ぜひ、以下を参考に考えてみてください。

[安心感とともに家を維持する]

まずは、大切な両親の家を維持してあげたいとお考えの方に、空き家の見守りサービス(有料)をご紹介いたします。見守りサービスとは、換気や通水といったライフラインの維持や、ポストに投函されている郵送物の回収などを代行してくれるサービスです。セキュリティ会社や不動産の管理会社などで提供していることが多く、各社で料金やサービス内容が異なります。こうしたサービスを利用すれば、家のメンテナンス面はひとまず安心ですよね。

[家を売る]

家を持っていると固定資産税も発生しますし、庭の草木の手入れや除草などを専門業者に依頼する必要があります。そこで、「どうせ誰も住まないのにお金がかかるのは嫌だな」と感じる方の選択肢となるのが家の売却です。

売却する場合、まとまったお金が入ってきますし、税金を含めた管理コストが今後発生しないというメリットがあります。もちろん、思った金額で売れないということも発生しますが……。

ちなみに、家を売却する場合、自宅を相続したのでなければ、親の自宅を子どもが勝手に売却することはできません。とはいえ、認知症のご両親が不動産の売買手続きをすることは、現実的ではありませんよね。土地の名義をご自身に変えれば売却の手続きもできますが、名義変更となると親子間であっても贈与税の対象となるので、この点にも注意が必要です。

いかがでしたでしょうか?「家を維持するのか?」「家を売るのか?」それぞれにメリット・デメリットがあります。ぜひ、ご自身の価値観に合う方法を選択することをおすすめします。

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