新築!リフォーム!する方必見!片付く家にするためには間取りが大切!

片づけに困っている方のお宅にお邪魔するのが私の仕事です。
たくさんのお宅にお伺いしました。
私がズボラだから…と嘆く方は非常に多いのですが、
実は間取りが一因になっているケースが非常に多いのです。
如何にラクに短時間で片付く収納システムが作れるかが、
片付く家のポイントになります。
ここでは動線・収納を考えた間取りを決める際のポイントをご紹介します。

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【1】間取り図が出来たら部屋の目的を決める

まず、部屋の目的です。
リビング→家族がくつろぐ テレビを見る DVDを見る 音楽を聴く 
     
和室→裁縫する アイロンをかける パソコンを使う 

夫婦の寝室→着替える お化粧する 寝る テレビを見る

長女の部屋→着替える 寝る 勉強する

洗面所→長女が化粧する

【2】図面に、部屋に入るモノを記入する

ここでは、リビングを例に説明していきます。
リビング→家族がくつろぐ→DVD・文具・薬・本・掃除機…いろいろ出てきます。
リビングには細かいモノが多く、収納するモノに合わせて収納スペースの確保が必要になります。

【3】実際に、自宅にあるモノで新居にも入るモノも記入する。

上の写真の様に、部屋の目的に合わせてその部屋に入るモノと
実際に自宅を見回して、新居に入るモノも記入します。
例えば、ファンヒーターやハロゲン 扇風機 加湿器など家電はないでしょうか?

【4】予定の収納スペースに収納出来るか調べる

図面に、長女の部屋のクローゼットがあります。
約1.8mのパイプがありますが、これで長女の洋服は収納できるのでしょうか?

調べ方は簡単です。
今、長女の洋服が掛かっているパイプの長さを図ります。
1.8mより短ければ収納出来ます。
それより長ければ、洋服の量を減らすかパイプを補わなければ当然入りません。
少し足りない程度なら、ブランコハンガーなど使用すると良いでしょう。
ただ、その際 クローゼット下部のスペースが掛ける洋服になりますので
注意が必要です。
あまりにも現実の量とかけ離れているのであれば
クローゼットを広げるなりの対処が必要です。
まだ設計段階ですのでそれは可能でしょう。

【5】一つ一つ確認して修正か所を設計士または施工業者に伝える。

このように一つ一つ検証していくと100%ではありませんが、新居がどうなのか?
住みやすくなるのか? 収納スペースが足りるのか? 足りないところはどこなのか?
漠然と決めていた収納場所では遠すぎるから、近くにもう一か所収納スペースが
欲しいだとかが見えてきます。

洗面所に家族の下着とタオルを収納したいが、可能か?
難しければ、もう少し洗面所を広くして下着を収納するスペースが作れないか?

また、クローゼットは押入れと奥行きが違い、布団を収納する奥行はありません。
クローゼットばかりで、季節用の布団を収納する場所がなくて困っているという方も
いらっしゃいます。
ご自分の家のモノはしっかり把握して、設計段階でしっかり収納場所を決めましょう。
特に、大きなモノ ご家族の洋服・靴 は溢れやすいのでゆとりを持った収納計画が
必要です。

【まとめ】

図面で実際の間取りを上から見ることで、動線確認やレイアウトも出来ます。
工事が始まったらなかなか変更は難しい面もあります。
設計 計画段階でしっかり検討しましょう。

新築の場合よくありがちですが、子ども部屋も 長女の部屋 次女の部屋 
と決めて計画しましょう。
一般的に女の子と男の子では女の子の方がモノが多くなる傾向にあり
収納スペースも女の子は広く取る必要があります。

このように、計画段階からしっかり練る事で、簡単に片付くスッキリマイホームが
実現します。

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二級建築士 住空間収納プランナー認定講師福祉住環境コーディネーター2級収納スペースの内部の仕切りまで、人と持ちモノに合わせて片付く収納設計・収納方法により、ら…

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