【イオン】オシャレで丈夫なのに安い!話題のオープンシェルフはどうやって作られたの?

置くだけでお部屋をオシャレに見せてくれると人気のオープンシェルフ。いま、あるブランドのオープンシェルフが、オシャレ・組み立て簡単・お値段お手頃、の3拍子がそろっていると話題になっています。さっそくウワサのブランドに、その秘密を取材しました。

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オシャレで丈夫なオープンシェルフづくりは簡単ではない

「オシャレで高級感があって、丈夫なのに安い!」というユーザーの声が雑誌に取り上げられて以降、一気に人気商品となったオープンシェルフとは、イオンのトップバリュから出ている、「HOME COORDY オープンシェルフ」シリーズのこと。そこでイオン本社へうかがい、まずは現物を見てみることにしました。

本当だ。シンプルでスタイリッシュ。やさしい木目調で、どんなインテリアにも合わせやすそうです。そして、グラグラしたり傾いたりせず、丈夫です。

そこへ、オープンシェルフを開発した土方彰(ひじかたあきら)さんがいらっしゃいました。

――オープンシェルフを作るにあたり、どのような点にこだわったのでしょうか。

土方さん:製造側から見てもお客様から見ても、オープンシェルフは組立家具のなかでは作りにくいんです。本来あるはずのグラグラを防ぐ背板がなく、中が抜けているので、そのぶん強度が保てないんですね。そこで私は、グラグラしにくいオープンシェルフを作って、販売したいと思い立ちました。

――作りにくいはずの丈夫なオープンシェルフを作りたいなんて、大胆ですけれど消費者にとってはありがたい企画ですね。

土方さん:でも、そう簡単に企画は通りませんでしたよ。イオンの製品化クリア基準は、ものすごく厳しいんです。当然、オープンシェルフはグラグラする点、つまり強度や水平基準をクリアしないと、オリジナル商品として世には出せません。


そのため土方さんは、いくつもの取引先や国内有力メーカーをあたり、グラグラしないオープンシェルフを作れないものか相談しましたが、なかなか良い回答が得られなかったそうです。そんな中、ようやく協力企業が見つかり、形になったのが今回のオープンシェルフです。

オシャレと丈夫さを兼ね備えるための試行錯誤

――どのような工夫でグラグラを解消したのでしょう? 秘密を教えてください!

土方さん:天然木を材料にして作られることの多いオープンシェルフですが、天然木などの木は重く、水分を吸ってゆがみが出たり、年月が経つと変化したりしやすい面があります。

オープンシェルフは、軽くて変化しにくい素材のほうが適しています。とはいえ条件に合って、かつ値段も控えめな木材も見当たらず、結局はオリジナルで作ることにしました。硬さやしなやかさが異なる2種類の人工木材を張り合わせ、傾きや振動に柔軟に対応してくれる仕組みにしたんです。


2種類の人工木材とは、
A : 木を粉状になるまで砕き、樹脂で固め、プレスした板
B : 木をチップ状にして、樹脂で固め、プレスした板

1枚まるごと一定の硬さの木だと、ある程度の力までは耐えられるものの、限界を超えた力がかかるとパキッと割れてしまうほど、柔軟性に欠ける一面があります。それを解消するために、2種類の硬度の板を使い、BをAでサンドして1枚の板に仕上げたそうです。


――それにしても、見た目は木、そのものですが。

土方さん:木の質感を再現できるようなグラビアシートを貼り、見た目にもこだわりました。

――おっしゃるとおり、プリントとは思えないクオリティーですね!高品質で、デザインもオシャレで使いやすくて、それなのに買いやすい価格。これは人気になるのもうなずけます。

カラーボックスより簡単に組み立てられる!

――組立も簡単だと聞きました。

土方さん:完成品はサイズが大きく、工場からお店に運ぶまでの送料がかかり、それは商品価格にも反映されてしまうので、組み立て式にしています。お客様ご自身に組み立てていただくわけですから、できるだけ簡単にできることを目指しました。

オープンシェルフを組み立てるために付属している部品は、カムロックとカムロック用キャップのみ。ドライバーが1本あれば、組み立てられます。これはカラーボックスより簡単かも!

土方さん:組み立てが難しいお客様には、有料ですが組み立てサービスもご用意しています。「組み立て家具は大変だから……」と懸念されている方にも安心していただけるかと思います。

お客様ファーストから生まれた内径38cmへのこだわり

――もう一つこだわった点があるということですが、どちらでしょうか?

土方さん:オープンシェルフの内径を38cmにしたことです。実は、38cmというのは既製のカラーボックスの内径なんです。今や、カラーボックスを使われるご家庭はとても多く、そのためカラーボックス専用のインナーアイテム(引き出しやボックス)が売られていますよね。これらが入るサイズにすることにこだわったんです。

――確かに、購入したオープンシェルフ専用のインナーアイテムしか使えないとなると、インテリアに合わなければ使えませんものね。既製のカラーボックスと同じ内径であれば、インナーアイテムも好きなデザインを選べます。これは、うれしいこだわりです。

土方さん:もちろん、イオンでもオシャレで高機能なインナーアイテムをたくさんご用意していますよ!

タテ・ヨコどちら向きでも使える

――しかもこのオープンシェルフ、タテ・ヨコどちら向きにしても使えるんですね。

土方さん:そうなんです。お部屋のサイズやお好みでどちらの向きでも使えた方がいいと思い、そのような設計にしました。向きを変えて、お部屋をイメージチェンジしていただくのも良いと思います。開発にあたって、私が使いたくて、便利だなと思うものを作ると決めていましたから、タテ・ヨコどちらに置いても使えるデザインと丈夫さは、譲れないこだわりのひとつでした。

イオンは知る人ぞ知るインテリアの宝庫

――正直、これまで家具を買うとき、イオンさんはあまり選択肢に入っていなかったんです。こんなに品質にこだわって、かつイオンプライスな家具があったんですね。

土方さん:そうなんですよ。イオンは家具売り場が奥にある場合が多いこともあり、あまり家具やインテリア雑貨を買いにくるイメージがないらしく、お客様座談会などで説明して初めて、「こんなかわいいものがあったの⁉︎」なんてお褒めいただくことがあります。

――実際、トレンドリーダーさんたちがSNSで紹介したトップバリュのオシャレなベトナム製ラタンは、すぐに売り切れたとか。

土方さん:あれはベトナムの女性たちが、農作業のかたわら、手作りしているのです。だから、量産したくても、できないんです。

――手に取りやすい価格でも、もの作りには徹底したこだわりをお持ちなんですね。

土方さん:ありがとうございます。多くの方にお使いいただけるよう、シンプルなデザインが多いですが、そこにちょっとオリジナルのアクセントを持たせて、お使いいただく方に楽しんでもらえるよう工夫しています。


家具を選ぶ選択肢のひとつにイオンが加わるだけで、ますますインテリアデザインの幅が広がります。オシャレで機能的なオープンシェルフもプラスして、ご家庭ごとのオリジナルインテリアを楽しんでくださいね。

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