冷凍のカチンコチンお魚で「カリッふわっお魚揚げの玉ねぎソース」の作り方のご紹介

頂いたキンキ まるごと1尾!
高級お魚なので嬉しいはずが、2日連続で出かけなければならず
やむなく丸ごと冷凍にしてしまいまして、カチンコチンなので
さばくにさばけず
どうしたものかと思案して生まれたメニューです。

青海苔風味の玉ねぎソースの美味しさが、
より一層お魚フライの美味しさを引き立てる、
どんなお魚でも 応用出来る美味しい作り方を、ご紹介します。

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 冷凍キンキでカリふわ玉ねぎソース

すぐに調理することができなくって、鱗付き内臓入りのまま冷凍してしまったお魚で
解凍せずに美味しく作っちゃったお話です。

今回は、キンキ(キチジ)で作っていますが、他のお魚でもできますので
丸ごと冷凍しなくってはいけなかった時など、思い出して作ってみてくださいね。

きんき

これが、活きのいい時のキンキ様のお姿です。
写真は「ぼうずコンニャクさんの魚貝類図鑑画像」からお借りしました。

カサゴの仲間のキンキ、背びれのトゲもスゴイのですが、エラぶたの端っこや
頭周りに硬いトゲトゲがあって、気を抜いていると怪我をします
(美しいものと美味しいものにはトゲがあるということでしょうか(笑))

丸ごと冷凍してしまったキンキ

旬の時期は、1キロ10000円にもなる高級魚キンキを頂いたのですが
2日続きで出かけて外食会食の日だったので、
下ごしらえせずにビニールに入れて、冷凍庫に突っ込んでしまっていたキンキ!

冷凍庫から出してカチコチ!
解凍すると臭みも出て、美味しくなくなるので、
ウロコを外して煮物ということもできず
さぁ、どうするよ!  と言った状態でした。

ヒレを取り除く

ヒレ類は、主人も嫌うので、ハサミで切っちゃって
表面を水で洗い流して、
凍ったままウロコ付き、内臓入りのまま輪切りにしました。

イヤシロソルト

内蔵もカチンコチンなので、
横から押して、スポンと抜くように内蔵を外し、この状態にします。

ここで、イヤシロソルト!
凍った魚の独特の生臭みも、魚臭さの出やすいウロコの臭みも
高温焼き上げの竹炭塩の還元力の強さでおさえます!
・イヤシロソルト、全体にふりかけて、ひっくり返してふりかけて
(還元力の強さの証である『硫黄臭』はしますが、
             調理してしまうと消えるので気になりません)
(普通のお塩でもかまいませんが、
     本当に臭みを取ってくれるので、イヤシロソルトおすすめです )

片栗粉まぶし

イヤシロソルトをしたキンキをビニール袋に入れ込んで
・片栗粉、大さじ3  を一緒に入れて
袋を下から叩くようにして、片栗粉をキンキ全体にまぶします。

揚げる

170度に熱した、揚げ油を用意して (うちはオリーブオイルを使っています)

キンキが凍っているので、油の温度を下げないように
1個の切り身ずつ、様子を見ながら油に入れていきます。

一度揚げ終了

表面が、水っぽくない状態で乾いた感じに固まったら
油から上げて、一度揚げ完成! ザルに上げて油を切っておきます。
(そうですね~時間にしたら、1分20秒程でしょうか
   切り身の大きさによっても違うので、
           箸あたりの乾いた音具合で加減してください)

主人が帰ってきてから、二度揚げ目をして熱々を食べさせたいので
このまま待機です。

待機の間にソースをつくる

その間に、絡める玉ねぎソースを作っておきましょうね~♪
・玉ねぎ、小半個   粗目のみじん切りに切って ボールに入れて
・熱湯、 タップリと注ぎ入れて

すぐにザルに上げて湯切り
すぐに水にさらして、ザルに上げてキッチンペーパーに取って搾ります。

ボールに

水気を絞った玉ねぎは、ボールに入れます。
玉ねぎの栄養は薄くなりますが、
辛みも抜けて臭みもなくなるのでお子様でも食べられます。

・三温糖、小さじ半分  (馴染みと絡みが良くなります)
いつもお馴染み、食宣伝.comさんオススメの
・昆布八方、大さじ1
津軽の醤油蔵が作り出した、希釈で間違いなく黄金比率の美味しさになる
しかも、アレンジで自分の味にできる昆布八方!
時間のない方、お料理が好きな方、苦手な方、どんな方にでもとっても便利です。

・青海苔、小さじ1  シッカリ混ぜて
絡め 玉ねぎソース完成です。

絡める

食べる時に、再び揚げ油を170度に温めて
今度は、少し多めに入れても大丈夫なので全部入れてしまって
網杓子で救って空気に触れさせながらを繰り返して
カリッと表面が乾いた音を出すまで揚げて、ザルにとって油を切ります。
(時間にしたら2分程度でしょうか、油の中で軽く動くようになったら大丈夫です)

熱々のところを、玉ねぎソースのボールに入れて
すくい上げるように絡めて盛り付けます。

盛り付け

タレは絡んでいますが、カリカリです♪

実食

湯通しの玉ねぎと青海苔のおかげで、タレが良く絡んでます。

こんなに少なくって良いのかという感じですが、これは計算ずく! 
ウロコも付いたまま揚げてるのでカリカリがいい感じです
タレを絡めてもカリカリが無くならない程度のタレ加減なんです。

ウロコ付きは無理かも~とおっしゃる方でも、食べたらウロコは忘れます。

カリサクふわ なので、本当に美味しく感じます。

冷めても、冷たくしても美味しいので
お弁当のおかずにもぴったりです。

お魚嫌いの方も、これなら喜んで召し上がって頂けると思います。

『冷凍キンキでカリふわ玉ねぎソース』の作り方のご紹介でした♪

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