屋根工事|清瀬の家

屋根工事というと、コロニアルや板金など屋根材の葺き方がよく紹介されています。ここでは、屋根材の下地にどんな工夫をするか、設計者として大事にしていることをお伝えします。ちょっとマニアックかも。。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 2033
  • 1
  • 0
  • いいね
  • クリップ

台風の影響でなかなか屋根工事に入れませんでしたが、ようやく本格的な屋根工事に入っています。

今回は構造上の野地板の上に断熱材と通気層を取り、その上に屋根材のための野地を設ける構造。いつもは室内から通気層を確認していましたが、今回は外部足場からの確認となります。

上の写真のように。トップライトが垂木の間に挟まれ、かつトップライトが1列に並んでしまうと、トップライト間の通気層が独立してしまい、空気が動かなくなってしまいます。
空気を動かないと通気層の意味が無くなってしまうので、今回は、垂木に通気用の開口を設けて、隣の通気層とつなげています。

外壁に対して、2方向で軒を出す場合、垂木の入れ方が重要になります。はね出した角から外壁コーナー部分に隅木を架けるのですが、そのまま延長して次の梁のあるところまで隅木を通すことで、コーナー部分の垂れを防止します。その時も、通気層が独立してしまわないように、通気開口のしゃくりをいれてもらっています。

  • 2033
  • 1
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

白崎泰弘・白崎治代のパートナーシップによる設計事務所。男女両方の視点から設計し、機能的でありながら、住み手の心に響くデザインを心がける一級建築士事務所です。

シーズ・アーキスタディオさんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア