冷暖房費がやすくなる家のつくり方

夏の猛暑、思わず冷房の温度設定を低くしてしまいます。

冬は寒くて暖房の温度設定を高めにしてしまいます。

リフォームや建て替えのプランを工夫することで夏は涼しく、

冬は暖かい住まいを手に入れることができます。

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エアコン1台で快適に暮らす。

まわりは商店街の防火地域にたつ住宅です。今まで防火地域に3階建てを建てるには、

鉄筋コンクリート造や鉄骨造だけでした。

この住宅は木造でありながら、1時間耐火の性能をもっています。

1時間耐火とは、1時間火災に耐えられる構造の住宅です。

この1時間耐火の構造が高断熱の仕様と似ています。

大切なのは断熱

断熱性を高くするには、外壁や屋根、床などを断熱材で包みます。

3階にエアコン1台。

1階に床暖房。

インテリアは自由に出来ます。

階段は吹き抜け空間

冷たい空気は下に落ちていきます。暖かい空気は、上に登っていきます。

夏に3階の部屋でエアコンの冷房をつけると冷えた空気は、

階段の吹き抜けを通して下に落ちてきます。

冬に1階の部屋で床暖房をつけると温まった空気は、

階段の吹き抜けを通して上に登っていきます。

スリット階段

このスリットの部分から、夏は冷気が下に落ちます。

冬は、暖気が上に登っていきます。

すべてのドアを引き戸にすることがポイントです。

使わないときでも開けっ放し。

上からの冷気は下に落ちながら、各部屋に入っていきます。

夏の猛暑、寝る頃には部屋が涼しくなっています。

下からの暖気は上に登りながら、各部屋に入っていきます。

冬の寒い日、寝る頃には部屋が暖かくなっています。

日射をコントロールする

夏の強烈な日射しは室内ブラインドやカーテンで遮っても、窓際から熱が入り込んできます。

日本では、よしずやすだれのように窓の外側で日射を遮る工夫をしてきました。

こういう知恵を活かし、外付けブライド・シャッターを取り付け夏の日射を遮るます。

冬はブラインド・シャッターを上げて、昼間の暖かい日差しを取り込みます。

角度の調整ができるため、季節の日射角度にあわせ、調整ができるスグレモノです。

緑をたのしむ

狭小敷地ですが、玄関ポーチに植栽コーナーのスペースを設けました。

建て主さんは、お気に入りの鉢植えを置いたりして緑を楽しんでいます。

夏の夕方には、打ち水をしたりすることで気分的な涼を楽しむことができます。

5つのポイント

断熱性と気密性を高くする。

冷気と暖気の通り道を考える。

夏の日射は、外で遮断する。

冬の日射は、外から取り込む。

引き戸で風の道をつくる。

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東京の設計事務所。注文住宅・3階建て住宅・狭小住宅・バリアフリー住宅。自分らしく暮らす。シンプルに暮らす。快適なライフスタイルを提案する設計事務所です。 「流…

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