もしも本気で書類の片づけをするなら

片づけに悩む人の中で「書類」を片づけられないという声をよく耳にします。
モノはわりとサクサク捨てられる、家の中もモノであふれているわけではない、それでも書類は片づけられない、というのです。
本日はそんな「片づけ中級・上級者さんに向けた書類の片づけポイント」をお伝えしたいと思います。

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1、 お金がらみの書類

まず、お金がらみの書類に関しては、たいして中身も読まずに「全部必要!」と判断される方が非常に多いです。
大切なのは「しっかり目を通すこと!」 そして、その中で「自分にお金が入ってくる(振り込まれる)関連の書類」については、大事に保管されるのがよいと思います。年金や年末調整で必要になる書類が該当しますね。
よく質問を受けるのが「給与明細書」と「銀行取引明細書」ですが、1年間保管していれば破棄しても大丈夫でしょう。
同じく「医療関連の請求書」についても1年でOKですね。

繰り返しますが、大切な書類だからこそ、じっくり目を通しましょう!また手に取った時にもう一度読まなくて済むように、付箋で「2019年8月に期限。それまで捨ててはダメ!」などと書いておいてもいいですね。

2、 説明書がらみの書類

続いて、説明書関連ですが、これらを仕分けするポイントとしては「最新のモノかどうか」になります。
過去の賃貸契約書、昔使っていた家電の取扱説明書・・・・とにかくたくさん出てきますので、全てを最新の状態にしておきましょう。そのうえで「Web上で確認できるかどうか」を調べておけば取扱説明書などは手元に置いておく必要がありませんね。

3、 いつか見返すかも・・・の思い出系の書類

書類でついつい手が止まってしまうモノとして「思い出系」があります。
もらった手紙、色紙、旅行に行ったときの現地パンフレットや半券。
そういうものは「思い出ボックス」を用意して、ここに入るだけ!と決めて保管するようにしましょう。
私が一緒にお片づけをした方がみなさんおっしゃるのが、「不思議ですが手放した思い出の方が記憶に残るんですね」です。

そう、残しておくと決めると、記憶からはやく消し去られてしまうようなのです。
そう思うと、大切にしたい懐かしい思い出こそ手放して記憶に残すのもいいかもしれませんね。

最後に、書類が多すぎて途方にくれている方へ

まずは書類を大きな段ボールなど一か所に集めて、「必要!」と思う書類を取り出すことから始めてみてください。
取り出したら上記1~3に分けてくださいね。(プラスでその他を作っても◎)

段ボールに残った書類に関しては、レコードを選ぶようにパラパラとめくっていき、取り残しがないかどうかをチェックしたらそのまま処分、という流れが一番効率がよいと思います。

どなたかのお役に立てれば光栄です。

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香村薫(こうむらかおる)モノを減らして時間を生み出す片づけのプロ家事研究家・ライフオーガナイザー株式会社ミニマライフ代表取締役1978年大阪生まれ幼いころから「…

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