スタッコ仕上げって?基本情報からメリットデメリットまで徹底解説

スタッコ仕上げの外壁塗装の基本情報と、メリット・デメリットを解説。スタッコとは、ローラーで表面に凸凹を出す外壁仕上がりの種類の1つです。高級感を出す仕上がりから、住宅やマンションでよく使われています。スタッコ仕上げを考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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スタッコとは

スタッコとは、外壁塗装の仕上げ法の一種です。特徴は凹凸のあるザラザラした質感。同種のリシン仕上げという塗装に似ていますが、リシンは薄付きであることが特徴で、スタッコ仕上げは5mm~10mmの厚みがあります。スタッコは、その重厚感のある風合いが好まれ、一般の住宅や店舗の外壁によく使われています。

そもそも外壁の役割とは何でしょうか。雨風の侵入を防ぎ建物を保護することであり、住人の暮らしを守ることです。また、建物の見た目の印象を決める役割も担っています。いわば外壁は建築物の顔であり、塗装はお化粧のようなものです。そしてスタッコは、外壁の化粧法のひとつといえるでしょう。

木材やコンクリートの風合いをそのまま活かした外壁もありますが、塗装によって模様を施す外壁も多く見られます。その代表的なものが、工場で製造したパネルを貼るサイディングボードと、職人がコテやローラーで塗料を塗り上げるモルタル工法(塗り壁)の2種類です。スタッコ仕上げは、モルタル工法のひとつということになります。

もともとスタッコは古代のヨーロッパで生まれた塗装技術でした。石灰に大理石粉・粘土・砂などを混ぜた材料で建築物に装飾を施したものです。化粧漆喰(しっくい)とも呼ばれ、ヨーロッパでは今もその技法が受け継がれています。日本においては、モルタルの上に粗面と呼ばれるザラザラした面を作る外壁塗装の仕上げのことを、スタッコと呼んで使用しています。

作業手順としては、外壁にモルタルや合成樹脂を塗り付けた後に、砂や砂利などの骨材を混ぜた仕上げ材を5mm~10mmの厚さで吹き付けます。このまま乾かすのが「吹き放し仕上げ」で、吹き付けをした後に表面をローラーで抑えるのが「凸部処理仕上げ」です。職人がコテで塗り伸ばし、模様を付けることも可能です。仕上げ材をより厚く吹き付け、凹凸面を強調する方法もあります。

外壁塗装でスタッコ仕上げをするメリット

外壁塗装にスタッコ仕上げを選ぶメリットは大きく分けて2つあります。

【1:費用は安く、耐久性は高い】
数ある外壁塗装のなかで、スタッコ仕上げは費用を比較的安く抑えることができます。それでいながら耐久性は高く、およそ10年は大きく劣化せず使用できます。これは塗料を5mm~10mmと厚めに吹き付けるためです。壁自体の継ぎ目をカバーすることもできます。

一方で、下地となるモルタルの塗り壁は、ひび割れを起こしやすいという弱点があります。その点を補強するためにも、進化したスタッコ材が登場しています。ひび割れを防ぐ伸縮機能があるものです。他にもホコリを寄せ付けない光触媒機能、暑さや寒さから住人を守る高断熱機能など、様々な機能を強化した建材が現れています。

【2:意匠性が高く、高級感を演出できる】
壁を補強するだけではなく、意匠性も高いことがスタッコ仕上げの魅力です。厚みのある凹凸が豊かな表情を生み、重厚感や高級感を醸し出します。コテで職人が仕上げる手法であれば、いっそう独創性のある外壁になるでしょう。石造りの建物風に見せることもできます。

外壁塗装でスタッコ仕上げをするデメリット

コストパフォーマンスもデザイン性も高いスタッコ仕上げにも、弱点はあります。
一番のデメリットは汚れが目立ちやすいことです。特徴である凹凸の激しい模様は、どうしても汚れが残りやすい形状でもあります。特に窓枠の下など雨水が落ちる場所には、黒や茶色っぽい汚れが付いてしまうのです。

これからスタッコ仕上げで外壁を塗り直すなら、汚れを目立たせない対策法があります。塗装の色を決定するとき、明るい色や薄い色は避けることです。スタッコはカラーバリエーションも豊富です。ダーク系など汚れの目立ちにくい色を選べば、最大のデメリットをある程度回避できるでしょう。

デメリットを知りつつ真っ白なスタッコ仕上げにしたいという方もいるかもしれません。そうした場合は、年に1~2度壁の洗浄を行うと美しさをキープできます。これはメンテナンスにもなり、劣化を遅らせることもできるメリットがあります。

まとめ

スタッコ仕上げはリーズナブルな価格、耐久性、意匠性の三拍子そろった外壁塗装です。汚れやすいという難点はあるものの、色や素材の選び方によって、汚れの目立ち具合を軽減することは可能です。外壁塗装をスタッコ仕上げにすることを検討している方は、メリットとデメリットの両面を理解した上で、専門業者に相談することをおすすめします。


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