秋のお散歩に♪東京にもまだあるレトロ街特集

ご飯がおいしく、景色もきれい……秋は一年で最も、お散歩が楽しい季節。近所の道もいいけれど、たまにはちょっと趣向を変えてみませんか? せっかくの芸術の秋、思わず写真を撮りたくなってしまうような、フォトジェニック散歩道を探してみたい。

今回は、そんなニーズにお応えする東京のレトロ街を特集します。

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昭和レトロ代表・青梅駅周辺

新宿駅から約1時間。東京のレトロスポット代表、青梅駅です。駅に降り立った瞬間から昭和ワールド全開! 駅舎は大正13年に青梅鉄道の本社として建てられたものなのだそうで、当時の鉄筋コンクリートの建物が今でも現役で使われています。ちなみに駅構内には最後の映画看板師と呼ばれる久保板観氏によるレトロな看板が壁一面に。

駅の近くには1962年に旧国鉄が開設した「青梅鉄道公園」も。明治・大正時代に活躍した蒸気機関車を始めとした鉄道が展示されています。子どもと一緒にたくさんの蒸気機関車を楽しめます。(ちなみに駅からは、子どもの足で30分程度かかるので注意が必要です。)

旧青梅街道の一部は「シネマチックロード」と呼ばれ、駅にも展示されていた映画看板がたくさん! なんと、一般に使われているバス停までもが映画看板風に。通りに面してある「昭和幻燈館」は、昭和の青梅駅を再現したジオラマが展示されています。

館内にある受付は昭和の売店風で、その時代に生まれていなくてもなんだか懐かしく感じます。往年の銀幕スターのブロマイドや、昔の映画のパンフレットなどが並びます。

他にも何十年も続く商店街や、ねこモチーフの作品に溢れた路地など、ユニークでノスタルジックな風景がたくさんです。

【店舗情報】
青梅鉄道公園
住所:〒198-0041 東京都青梅市勝沼2−155番地
電話:0428-22-4678
営業時間:10:00〜17:30

昭和幻燈館
住所:〒198-0084 東京都青梅市住江町9
電話:0428-20-0355
営業時間:10:00〜17:00

東京で一番レトロが似合う街「浅草」

テッパン観光スポット、浅草。見所はもちろん浅草寺もありますし、仲見世通りはレトロな商店でいっぱい。一本路地へ入れば、古くから続くかつら屋さんなど、歴史ある商店も多いのです。

また、浅草寺の西側一帯、浅草六区には「三十坪の秘密基地」という名の昭和資料館があります。こちらでは明治〜大正期ごろの浅草の様子を再現したジオラマや、当時使われていたマッチや看板の展示を見学。他にも、浅草といえばレトロ遊園地「はなやしき」もありますし、1日だけでは回りきれません。

谷中エリアは散策にオススメ

浅草とはまた違った下町情緒を感じたいなら谷根千へ。文京区から台東区の、谷中・根津・千駄木のエリアです。どこも情緒溢れる街並を楽しむことができますが、お散歩しやすいのはやはり商店街や喫茶店のある谷中エリア。

JR日暮里駅を降り、しばらく歩くと「夕やけだんだん」という大きくゆるやかな階段が。こちらではのんびりひなたぼっこする猫に会えますよ。階段を過ぎれば、前方に続くのが「谷中銀座」。60軒以上のお店が立ち並ぶ下町らしい商店街ですが、なんといっても食べ物がおいしいんです! コロッケやいか焼き、お惣菜にかき氷など、種類は豊富。編集部一番のおすすめは、〔肉のすずき〕というお店のメンチカツ。一つで満腹になるくらいのサイズですが、ジューシーでおいしいのでぺろりと食べられてしまいます。

また、根津駅方面へ歩くと見つかる「カヤバ珈琲」もおすすめスポット。大正5年に建てられたという木造家屋を、ほぼそのまま使って営業している喫茶店です。看板メニューは玉子サンド。最近のカフェではとても食べられない、素朴な味が特徴です。

【店舗情報】
肉のすずき
住所:〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3丁目15−5
電話:03-3821-4526
営業時間:10:30〜18:00

カヤバ珈琲
住所:〒110-0001 東京都台東区谷中6丁目1−29
電話:03-3823-3545
営業時間:8:00〜22:30

新旧の混在!蔵前

レトロもモダンも楽しみたいなら、「東京のブルックリン」と呼ばれる蔵前がおすすめ。隅田川沿いに位置し、景観も良い都内随一のおしゃれスポットです。

駅から数分歩いたところにあるのは、スタイリッシュな暖簾が目を引く「NAKAMURA TEA LIFE STORE」。静岡県で100年間お茶を作り続けている老舗の農家の緑茶を販売しています。オーガニックにこだわったお茶は、爽やかな味から甘いものまでさまざま。洗練されたパッケージにも注目です。店頭でテイスティングも可能なため、気に入った味を自宅用に買うのに最適。また、プレゼントとして人に贈っても喜ばれます。新旧が融合された、まさに蔵前らしいお店です。

また、その近くには「御蔵前書房」というレトロを通り越すほどの歴史を感じる本屋さんが。木造二階建ての建物は、車道を挟んで眺めるとどう考えても傾いています。江戸時代や相撲に関する資料を多く取りそろえているそうで、レトロ好きの方にはぜひオススメしたいスポットです。

他にも蔵前には革や雑貨などのアトリエがたくさんあるため、歩くだけでわくわくしてしまいます。街全体に漂う職人気質が、蔵前を「東京のブルックリン」と言わしめる雰囲気に染め上げているのです。

【店舗情報】
NAKAMURA TEA LIFE STORE
住所:〒111-0051 東京都台東区蔵前4-20-4
電話:03-5843-8744
営業時間:12:00〜19:00(月曜定休)

御蔵前書房
住所:〒111-0051 東京都台東区蔵前3丁目12−10
電話:03-3866-5894
営業時間:8:00〜19:00

さいごに

いずれも、都心からそう遠くない位置にある街ばかり。ふと時間ができたときや、インスタにあげるものが欲しい時など、カメラ片手に訪ねてみてくださいね。

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