大林素子さんのエナジーの源はきのこ料理とピンクのソファ!?女優にかける想いのインタビュー

バレーボール選手時代から変わらないスリムなスタイルと、いつも爽やかな笑顔が印象的な、大林素子さん。現在は女優としても活躍中です。笑顔の秘密とライフスタイルをのぞいてみたくて、ご出演中の舞台『MOTHER 〜特攻の母 鳥濱トメ物語〜』の稽古場へお邪魔。それも、本番を控えた舞台の上でインタビュー! LIMIA読者だけに、特別にプライベートのことまで教えていただきました。

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9年続けている舞台はもはやライフワーク

舞台稽古を終えた直後の大林さんをキャッチ! 昭和の食堂の雰囲気がリアルに再現されています。

大林素子さんは、言わずと知れた、元全日本女子バレーの選手。取材では現役アスリート時代の話も聞いてみたいと思っていましたが、目の前に登場した大林さんは、物腰こそやわらかいけれど、空気感は舞台女優そのもの。一気に、過去ではなく“いまここにいる大林さんの世界”に惹きこまれ、深く知りたいと思いました。

――いよいよ舞台『MOTHER』も9回目となるんですね。

「はい。今年で9回目ですが、毎年出演者が変わるので、その年ごとの『MOTHER』 があるんです。物語は、戦時中の特攻隊の青年たちが通う食堂で、母のように慕われた女性・鳥濱トメさんを中心にしたお話なんですね。始めたころの私はまだトメさんよりも年下で、近い世代が多くいましたが、今はもう、私はトメさんの年齢を追い越しましたし、青年役の役者たちともほぼ親子に近い感じ。そういう点でも、回を重ねるごとに自分自身が成長していけたらなと思っています」

――出演する役者さんたちは50人以上いらっしゃるそうですね。そのなかで主役を張る毎日は、ストレスが溜まらないわけがないと思うのですが、どうやってストレス発散していらっしゃいますか?

「自分のことを考えるのは二の次で(笑)まずは、スタッフ、キャストさんが良い状況、環境になることが第一なので良いストレス、有り難いストレスと思っています。ちなみに肩から足まで凝り固まってますよ〜(笑)。でも、本当に幸せな板の上に立たせて頂いていることに感謝の日々です」

――舞台が終わるまでは一時も気を抜かないストイックな精神力は、日本を代表するアスリート経験をお持ちだからこそ、より強くていらっしゃるのかもしれません。

セルフケアは特別なことだと思わず、必要なことにしてしまう

――ズバリ、ずっと変わらないスリムなプロポーションの秘訣はなんでしょうか。

「よく、女優さんやモデルさんが、特別なことは何もしてないって言うでしょ? そんなことはなくて、みなさん、ちゃんとやってますよ」

――やっぱり!?

「でも、人様の前に出る職業の身としては、本当に特別なことじゃないんです。例えば今の私なら、睡眠時間をなるべく工夫して取ったり、体に合うサプリメントを摂ったり、マッサージに行ったりしてるんですね。でもそれは特別なことではなく私にとって必要なことで、毎日当たり前に、バレーボールの現役時代からルーティンとしてやっているんです。自分がベストでいることは当たり前で、女優さんやモデルさんにとっての美容も、同じなんだと思いますよ」

――女優さんやモデルさんにとって、いつも美しくいることもお仕事のうち。言われてみると、セルフケアも特別ではなく必要なことですね。

1日1食がベスト。温かいきのこがあればいい

――スポーツキャスター・女優業を始められてから、新たに取り入れたセルフケアはありますか?

「喉のケア、ですね。アスリートのころは大丈夫だったのですが、スポーツキャスターや女優をやるようになってからは、どちらも1日中声を使うので、毎日のうがいや喉の保湿、外出時のマスクは欠かせなくなりました。あと、この舞台中はずっと裸足に草履なので、足が冷えるんです。なので寝る時は、足を温めるアイテムを使います」

――確かに少し赤くなっていて、寒そうに見えます。体を温めるために、食事にも気を遣っていらっしゃいますか?

「野菜をはじめ、基本的に温かいものを食べるようにしています。とくにきのこが大好きで、すっごくよく食べます! 炊飯器に入れて炊き込みご飯にしたり、エリンギや舞茸、えのきなどとあわせてレンチンして、ポン酢と一味をかけて食べたりしています。タンパク質が欲しいときは、卵や納豆とご飯、それだけで十分です」

――1日3食とも、そのような食生活ですか?

「食事は朝と夜の2食か、もしくは夜1食だけのことが多いです。シャンパンや日本酒が大好きなので、それを夜の楽しみにして、朝に野菜とジュースなどでと昼は食べませんね。ちなみに劇中で食事のシーンが私は3回、2公演で6回も物を食べているのでお腹すかないのです!!」

――え? 朝も昼も食べて、夜はお酒でもいいのでは?(取材陣一同うなずく)

「人それぞれに合うやり方があるとは思うんですが、私の場合、お腹をいっぱいにしちゃうと動きが重たくなっちゃうんです」

――自分には「食べ過ぎると動きが鈍くなる=食べない」という選択肢がまったくないことに気づきました(笑)。

とにかくピンクLOVE!お部屋は大好きなピンクで統一

――ご自宅のインテリアにも大林さん流のこだわりがありますか?

「まず、お部屋にはそこまでいろいろ置かない派ですね。でも、ピンクが大好きなので、部屋じゅうピンクだらけ。もう、ピンク一色です」

――もっともお気に入りのピンクの家具は?

「ピンクのソファ! 〔大塚家具〕で買いました。ちょっと奮発しましたけど、とっても気持ちいいですよ」

「ピンクが好き」とおっしゃったときの、2倍になった大林さんの笑顔がとても印象的でした。声のトーンも上がって、本当にお好きなんだな、ということが伝わってきました。
インテリアもセルフケアも、特別じゃなくて自分に必要なもの、自分に心地よいものを取り入れる。それが充実した毎日と笑顔をつくる基本だと、大林さんに教えていただきました。

【大林素子(おおばやしもとこ)】
1967年6月15日生まれ。東京都出身。八王子実践高等学校を卒業後、バレーボール全日本女子選手として活躍する。現役を引退した後は、モデル、スポーツキャスター、女優として活動。ミュージカルを中心に、積極的に舞台をこなす。


●聞き手 力武亜矢
●カメラ 柏木鈴代

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