自然と会話が弾む仕掛けも!!「おもてなし空間」をつくるコツ ログハウス by キノハス

気の合う仲間と一緒に趣味の話題で盛り上がるのは楽しいですよね。せっかく仲間を招くならちゃんとおもてなししたいもの。センス抜群の平井さんのお宅を参考に、ホストもゲストも楽しめるセンスのいい空間を目指してみませんか?

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おいしいコーヒーと景色でゲストをおもてなし♪

趣味を同じくする仲間が集まって、ワイワイ楽しく過ごす基地。それが平井さんの家です。間取りの特徴は、車や薪ストーブ、料理、サウナといった平井さんの多彩な趣味を反映していること。

例えば、まるでカフェのようなキッチンカウンターは、バリスタの資格を持つ平井さんが、ゲストにおいしいコーヒーをふるまうために設けたものです。

カウンター席に腰掛けると、大きな窓から景色が眺められます。キッチンに立つ平井さんではなく、ゲストが眺望を楽しめる配置になっているのがユニークですよね。

キッチンは床を一段下げてあります。これは、カウンター席に着いた人とキッチンに立つ人の目線が合うようにするため。自然に会話が弾む仕掛けです。

カウンター天板には分厚い一枚板をセレクト。モダンなインテリアの中に野性的な雰囲気を加える遊び心が光ります。

来客が多くパブリックな性格が強い家なので、カウンター席の背面にあるパントリーは、引き戸を閉めると簡単に目隠しできる仕様に。「生活感がパッと隠せます」と平井さん。

黒を効かせたモダンなインテリア

リビングも窓が大きく、開放感がたっぷり味わえます。2階の床面積を確保するため吹き抜けは設けませんでしたが、目線の抜けを考慮して気持ちのいい空間を実現しています。

1階は壁や建具、家具に印象的な黒を多用して、スタイリッシュでモダンな印象にコーディネートしているのも特徴です。

ちなみにこのソファは接地面を滑りやすくしてあり、薪ストーブを眺めるときや黒い壁に向かって静かに音楽鑑賞をするときなど、状況によって気軽に動かして配置換えすることができます。

リビングは、壁の一面を黒く塗装。結構な面積です。「黒色は、点ではなく面でとらえ、バランスを考えてあげるとまとまりやすくなるんですよ」と平井さん。

薪ストーブや窓枠、照明器具なども黒色を選んで、空間に統一感を持たせています。ちなみに薪ストーブは、リビングだけでなくダイニングやキッチンからも眺めやすい、絶妙な位置に配置しました。

自宅サウナでリフレッシュ!

この別荘を建てる際、絶対にはずせないと考えたのが、サウナです。個人用のサウナというと贅沢に思えるかもしれませんが、必要なスペースは2~3人用で1坪程度。爽快感を手軽に味わえ、いつでも自由に利用できるメリットを考えれば、占有スペースや設置コストに十分見合っているといえるのではないでしょうか。

サウナストーブは、取り扱いが簡単な電気式を選びました。「フィンランドサウナが自宅にあると、好きな温度、好きなタイミングでセルフ・ロウリュできるのが最高ですね」と平井さん。

ロウリュとは、熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させること。ジュワ~という音と心地良い発汗は、最高のリフレッシュをもたらしてくれます。

サウナ後に欠かせないのが外気浴。サウナのある2階にバルコニーを設けて、気軽に外の風を感じながら火照った体を冷ませるようにしました。

2階の主寝室は畳敷きに。大勢のゲストが訪れることもあるので、ベッドより宿泊人数の調整がしやすい形を選びました。こことは別に、雑魚寝しやすい6畳の和室もあります。

ガレージ前も立派な遊び場に

ガレージ前に集まって、焚き火で焼きマシュマロを楽しむ仲間たち、楽しそうですよね。時には車好きが集まって、車を眺めながらのんびり過ごす場所になることもあります。

熱烈なログハウスファンである平井さんが、長年の思いを凝縮して建てたこの建物は、もちろんログハウス。数々のログハウスを研究し、25年前にホンカ・ジャパンで建てることを決めたといいます。

「ここは家というより、ログハウス好きな仲間が集まる基地。みんなで一緒に楽しめる場所をつくりたかったんですよ」と平井さん。「フジヤマログベース」と名づけ、主にフェイスブックで募集した仲間とともに楽しんでいます。

カフェやバーベキュー、木工などのイベントを開くこともありますが、イベントなしで思い思いに過ごすこともしばしば。ログ建築を検討中の人も含め、ログメーカーの垣根を超えてログ好きなら誰でも参加可能なところが特徴です。階段の間仕切りには、これまでここを訪れた数々のゲストの写真が誇らしげに飾ってありました。

ゲストとホストが一緒になって楽しめる工夫を凝らした平井さんの住まい、いかがでしたか。この家を手がけたホンカ・ジャパンは、世界で初めて機械で製材した精度の高いマシンカットログハウスを生み出した会社。天然木の優れた性質とスタイリッシュさを両立した住まいを得意としています。気になる方はHPをのぞいてみてはいかが。

雑誌『キノハス』に平井さんの記事が載っています。

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