配筋検査|狛江の家

木造の場合、基礎の立ち上がりは、構造的に梁扱いをします。一方で、1階の床下の点検ルート確保のためにはその立ち上がりを切って60㎝幅の開口を設けなければなりません。
構造上不利になる開口を設けつつも、基礎の立ち上がりにかかる応力が均一に地面に伝わるように鉄筋を組むやり方の記事です。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 1449
  • 0
  • 0
  • いいね
  • クリップ

9月下旬、配筋検査を行いました。

木造の場合、基礎の立ち上がりは、構造的に梁扱いをしていきます。一方で、1階の床下の点検ルート確保のためにはその立ち上がりを切って60㎝幅の開口を各ベイ毎(立ち上がりで囲われたところ)に設けなければなりません。
基礎の立ち上がりにかかる応力が均一に地面に伝わるように開口補強筋を入れます。開口補強筋は斜め筋を入れることが多いのですが、今回は、柱状改良の杭頭のところまで斜め筋を伸ばすことにしました。力の伝わり方が視覚的にも判りやすくなっていると思います。

1週間後、アンカー検査を行っています。アンカーボルトの位置と、立ち上がり筋のかぶり(型枠と鉄筋の離れ)を確認します。ユニット鉄筋(工場でタテヨコの端部筋を溶接しフックを設けない工法)を使っているので、かぶりは余裕をもって取れています。

一部、立ち上がりの位置が間違えたところがあったので、その場で監督が職人に伝えて直しています。

  • 1449
  • 0
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

白崎泰弘・白崎治代のパートナーシップによる設計事務所。男女両方の視点から設計し、機能的でありながら、住み手の心に響くデザインを心がける一級建築士事務所です。

シーズ・アーキスタディオさんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア