大きな中庭のある家

南北に長いゆったりとした敷地に建つロの字型の平屋です。
敷地の広さを活かし北側をプライベートゾーン、南側をパブリックスゾーンに分け大きな中庭を囲むロの字プランとし、プライバシーを保ちつつも家中明るく風通しのよい快適な住環境となるよう配慮しました。 外観は南側軒高を低く抑え、北側の南外壁面が最も高くなるよう棟の位置を検討し大きな切妻屋根をかけました。そのことにより北側のこども室は大開口が生まれ南からの自然光が奥まで差し込み冬は暖かく、夏は日差しを遮る軒により快適性を確保しています。また群馬県の長い日照時間と屋根形状を活かし太陽光発電パネル(12kw)を設置し積極的に自然エネルギーを活用しています。機能がそのままデザインとなり、シンプルで伸びやかな印象の飽きのこない外観となっています。 敷地と道路には高低差があり、介護の仕事に従事する施主の要望で老後の生活にも対応できるよう配慮してアプローチを計画しました。 玄関を入るとまず正面に大きな中庭の緑が出迎えてくれます。そこには四季の移ろいが感じられるよう、花が咲き実が成り紅葉も美しいヤマボウシを選び植えました。 中庭がLDKとこども室を一体的につなぎ、連続することでそれぞれの空間が広がり、家中どこにいても家族の気配を感じられる内部空間となっています。   プライベートな中庭は天気の良い日は布団をしいて昼寝をしたり、テーブルを移動して外からの視線も気にせず青空や夜空の下で食事をしたり、一年中こどもたちはリビングとこども室を行ったり来たりのびのび走り回っています。 大きく切り取った屋根からは空が見え、光や風、雨や月明かりが降り注ぎ、季節によって移り変わる自然の気配が暮らしに彩りを添える、そんな住まいとなっています。

  • 2865
  • 50
  • 0
  • いいね
  • クリップ
テーブルも運び出せるほど大きな開口部により、LDKと一体的につかう第2のドアリビングともなる中庭。外からの視線を気にせず布団を干しながら思わず寝転び家族でゴロゴロ昼寝をすることもあるとか..想像するだけで気持ちのよい外空間となっています。
玄関を入ると中庭のシンボルツリーがお出迎え、四季を通して楽しめるよう花が咲き実がなり落葉するヤマボウシを植えました。
東側の道路よりアプローチし玄関を東、南にLDK、西に水廻り、北にこども室を配置しその中央に中庭を設けたロの字型プランです。それぞれの居室に光と風を導く手法として、そして個々としては決して広くない空間ですが一体的につなげることにより広く開放的な空間にみせる効果があります。
屋根勾配をそのままに傾斜天井のLDKは南庭と中庭、両方楽しめる贅沢な空間となっています。
南側のLDKを低く抑え北側に上るように傾斜のついた断面計画、北側のこども室には大きな開口部を設けることで暖かい陽を取り込みます。夏の暑い日差しは遮り、冬の暖かい陽は取り込めるよう配慮し、季節ごとの日射角度に応じてコントロールできる寸法で軒をデザインしています。
こども室前面に設けた中庭ではこども達がシンボルツリーの廻りを走り回り、リビングとこども室を行ったり来たり回遊性のあるプランは家事も子育ても楽しく快適です。
手元が見えないようダイニング側には収納カウンターを造り付けの家具として設けています。背面のカウンターもオーダーでつくり建具や家具などの素材を揃えて木の温もり溢れるインテリアとしました。
キッチンから連続する書斎コーナーでは家事をしながら子どもの勉強をみたり、パソコン作業や読書など家族みんなで使える配置となっています。正面の小窓からは中庭のシンボルツリーが見え家中の様子も見渡せます。
寝室やこども室から、そして客間となる和室からも近い位置に手洗いを設けました。床は掃除のしやすいようコルクタイル、プライベートな洗面所を通さずに手が洗えるよう造り付けの洗面カウンターも設けています。
客間として玄関近くに設けた和室。玄関アプローチと目線が合わないよう配慮した開口部と四畳半というコンパクトな空間をすっきり見せる現代和風のモダンなデザインとなっています。
玄関を入ると中庭のシンボルツリーがお出迎え、四季を通して楽しめるよう花が咲き実がなり落葉するヤマボウシを植えました。
  • 2865
  • 50
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

このアイデアを投稿したユーザー

建築士・建築デザイナー

テクトン建築設計事務所 | TEKTON ARCHITECT'S OFFICE群馬県を拠点に埼玉・栃木・千葉・神奈川・東京など関東エリアを中心に住宅や店舗等の建…

おすすめのアイデア

話題のキーワード