「ねんきん定期便」を見て老後が不安に!これからすべき準備とは?

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将来受け取れる年金額が記載されている「ねんきん定期便」。実際に、手元に届いた「ねんきん定期便」を見て、老後の不安が一気に増してきた……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな老後のお金に不安をお持ちのみなさまに、これから始める老後資産の準備方法をお伝えいたします。

■「ねんきん定期便」にはどんなことが記載されているの?

本コラムを読んでいるみなさん、「ねんきん定期便」にはどのようなことが記載されているかご存知でしょうか?

「ねんきん定期便」には、これまでの加入実績に応じて、現時点で将来的に受け取れる年金額が記載されています。現時点でとお伝えしたとおり、加入期間の短い若い世代の方ほど記載されている年金額が少なく、今後きちんと納めていくことで年金額が増えていくことになります。また、50代になると、これまでの加入実績に応じた年金額ではなく、将来的に受け取れるであろう年金額が記載されるようになります。

ここでおさえていただきたいのは、50歳未満の比較的若い世代の方は「ねんきん定期便」に記載されている金額≠将来受け取れる金額ということです。

■実際にもらえる年金額はどれくらい?

「ねんきん定期便」に記載されている金額よりも、将来受け取れる年金額のほうが多くなることは前述のとおりですが、実際にもらえる年金額はどれくらいなのでしょうか?

厚生年金は報酬比例制度を採用しています。よって、現職時代の収入が多い方は支払い保険料および受け取り年金額も多くなるわけです。一方、収入が少ない方はその逆ですね。

実際に厚生年金額を計算する際には、平均標準報酬額×5.769/1,000(※1)×被保険者期間が一つの目安となります。(※1)平成15年3月までに勤務期間がある方は、別途違う計算式がありますのでご注意ください。

では、仮に各年代の収入が以下のとおりだったとすると、年金額はどれくらいになるのでしょうか?

20代の平均年収:240万円
30代の平均年収:300万円
40代以降の平均年収:360万円

22歳で大学を卒業したとすると、20代の加入期間が8年となります。30代の加入期間は10年、60歳を定年とすると40代以降の加入期間は、20年ですね。上記の計算式に当てはめると、(240×8+300×10+360×20)×5.769/1,000=69.92……=約70万円/年ということですね。これに、国民年金が満額の約78万円/年受け取れるとなると、70万円+78万円=約148万円/年受け取れることになります。月額に直すと、148万円÷12ヵ月=約12万円/月ということがわかります。よって、月額12万円で生活することができるのであれば、老後のお金は年金だけで足りるということになりますがいかがでしょうか?「12万円じゃとてもじゃないけど足りないわ……」という場合は、必要な生活費との差額が老後の不足額ということになります。つまり、「老後のために準備するべきお金」ということですね。

■これから老後資産の準備を始めるにあたって考えるべきこととは?

それでは、これから老後資産を準備するにあたって、どのようなことを考えれば良いのでしょうか?

やはり、少しでも早く準備を始めるということです。特に若い頃は、「もう少しお給料が上がったら……」と準備を先延ばしにしがちです。ところが、お給料が上がるということは、ご自身の年齢もその分上がっていることが一般的ですよね。また、若い頃と比較して、当然その分支出も増えているかと思います。結果的に、「若い頃と比較して、毎月の収支に余裕がある」というケースはそれほど多くありません。そのようなことから、少額でも良いので、若い頃から少しずつ老後のために貯蓄することが重要といえます。

そして、せっかく老後資産の準備をするのであれば、ぜひ単純な預金ではなく資産運用を意識することをおすすめします。基本的に、資産運用は運用期間が長期になるほど有利といわれていますので、老後のお金を備えるには最適かと思います。

とはいえ、「自分にはどんな運用方法が合っているの?」と悩まれる方も少なくないでしょう。そういう方は、ぜひSodanの対面相談を活用してみませんか?資産運用に詳しいプロのFPに、無料で相談することができますよ!

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ブロードマインド(株)平原 直樹
第一種証券外務員を保有するお金のプロ!
難しいお金の話を分かりやすく解説します。
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