連載③「庭を愉しむ家」リビングの窓辺に設えた一枚板のカウンター

「ここで食べる朝食の時間はとても贅沢♪」もともとお手持ちだった無垢の一枚板を庭を臨むリビングの窓辺のカウンターに設えました。

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「庭を愉しむ家」落ち着き感のあるリビング

photo by 池田デザイン室

「庭を愉しむ家」
たくさんのこだわりが詰まった住まい。

各部屋とそのエピソードをすこしづつ紹介しています。
第3回目は「リビング」を紹介したいと思います。

リビングは住まいの一番奥にあります。
ダイニングとは完全に一体ではなく、階段がリビングとダイニングをゆるく分けています。
吹抜けのある明るいダイニングとは、空間デザインを変え、化粧梁を見せた天井があり、落ち着きのある空間にしました。

庭を臨む一枚板のカウンター

photo by 池田デザイン室

窓辺には、一枚板のカウンターがあり、庭を見ることができます。

「庭を愉しむ家」の名づけたのも、このカウンターから庭を見ながら、過ごすことを想像してのこと。

工事のためにいくつかの庭木を処分しましたが、
もともと、木や花などがお好きで、とっても詳しいI様。
この窓から臨む景色はきっと素敵になっていくことと思っています。

photo by 池田デザイン室

こういう存在感のあるモノが入ると、空間が一気に変わります。

この「一枚板のカウンター材」と「ペンダント照明」はI様がお手持ちのものでした。
実は
このカバサクラの一枚板は、設計依頼をいただく前に
もともと施主さまが新築計画を立てはじめられたころの購入されておられたものなのです。

思い入れのあるモノを取り入れることで、さらに愛着が湧きます

photo by 池田デザイン室

広々としたダイニングと対比して、この窓辺のカウンターはこじんまり心地いい。
みんなでわいわいではなく、一人でゆっくりまたは夜に晩酌でもいいですね。

photo by 池田デザイン室

建て替え前のお宅の和室に置かれていた一枚板。
(奥に建てかけてあるものです。)
提案前にお手持ちの家具を採寸させていただいたときに、この一枚板も拝見しました。
当初はキッチンとダイニングの間に設けては・・・と考えておられたようですが、
思い切って、窓辺にと提案させていただきました。

photo by 池田デザイン室

そして、照明器具はI様ご夫妻がかつてご旅行の時に海外から買って帰られたもの。
ワイヤーが二重になっており、上げ下げできます。

この照明は
電球も小さく特殊で、電圧を下げるトランスが内蔵されていたり、いろいろしくみが通常のものとは違うものなのですが、
壊れても修理して、大切にお使いでした。

photo by 池田デザイン室

羨ましいコーナー。
施主様の思い入れがあるものだからこそ、一番いい場所に使いたいと思いデザインしました。

アンプ、レコードプレーヤー、ブルーレイなどAV機器の基地をつくってすっきり

photo by 池田デザイン室

そして、このリビングにはもう一つ、とても重要なところがあります。
それはこの一枚板のカウンター横の棚部分。
ここはオーディオ機器を置く棚。

アンプ
ミニステレオ
ブルーレイディスク
レコードプレーヤー
などの機器を集中して管理するところ。

photo by 池田デザイン室

TV、6か所に設けたスピーカーに繋がる配管がここに集中しています。

photo by 池田デザイン室

住み始めてからのお写真。
AV機器を設置してあります。

この写真はお気に入りの一枚。

思い入れのあるモノをどう生かすか
この物件は新築ですが、リノベーションではこの発想が大切になってくるのだと思います。

どうぞ、HPへもおいで下さい。

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京都の小さな設計事務所、池田デザイン室です。女性ならではの視点で、「住まい」に真剣に向き合い、「家族の気配を感じる間取り」「暮らしやすい収納と間取りの工夫」「本…

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