料理は楽しく、節約はしっかり!主婦が実践する献立ノートの書き方【献立ノート・後編】

「献立ノート」を作っておくと、毎日の献立に悩む時間が減っていきます。食費の無駄をなくしつつ、お料理スキルもアップ。家族が喜んでくれると作りがいも感じられますよね。そして、ページが増えるたびに自分だけのオリジナルノートになっていくのも、楽しみの一つです。前編に引き続き、献立ノートの活用法について学んでいきましょう。

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前編では、献立ノートとはどんなものなのか、その内容についてご紹介しました。実際に書いている人はまだあまり多くないようですが、人それぞれの活用法がありそうです。

ここからは具体的に、みなさんが工夫してる点やノートを書く利点など、献立ノートの賢い使い方についてご紹介していきます。どのようにノートを書けばいいのかわからないとお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■目次
1. 定番の手書きノートから電子端末まで、形式はさまざま
2. 献立ノート活用でストレス・無駄な出費をなくそう!
3. 教えて!賢い献立ノートの活用術
まとめ

1. 定番の手書きノートから電子端末まで、形式はさまざま

献立ノートの形式として4割以上の方が採用していたのが、やはり定番の手書きノート。それではその利点を見ていきましょう。

【管理しやすい手書きノート派が多数】

■「家族がどんなふうに気に入ってくれたとか、手書きノートだと隙間に書けるからです。ノートに色鉛筆でタグをつけて(野菜、お肉、たれ、などと)見たいページを開けるように工夫しています」(40代・主婦)

■「作るなら長く使えて子供に引き継げるものを作りたいので、手書きのノートがいい」(20代・パート)

■「手書きノートの方が、管理しやすいと思います。アプリとかだと、一生残せるかが不安です」(30代・主婦)

シンプルな手書きだと管理がしやすく、データ消失のリスクもないため安心して保管しておくことができます。色分けをしたりイラストを入れたりと、みなさん自分なりのオリジナルなノートに仕上げているようです。

一方で、ノートを書くこと自体にあまり時間を割きたくないという理由から、メモ帳などにさらっとまとめておく程度という方も。保管用のノートと覚え書き用のメモを使い分けるのも、方法の一つかもしれませんね。

【どこでも手軽に書けるスマホのアプリも便利】

■「スマホだと作った料理の写真や気になるレシピを手軽に残せるのでとても便利です。スーパーに行ってから旬のモノや食材を見て献立を考える事が多いので、買い物中にレシピのアイデアや材料をすぐに確認できるのが嬉しいです。いつも持ち歩いている物なので、荷物が少なくなるのもポイントかなと思います」(30代・正社員)

■「スマホはいつも持ち歩いているので、手が空いた際に記入できるし、記入をし忘れても通知機能などで気づくことができる」(40代・主婦)

場所や時間を選ばず、思いついたときに記入できるのが魅力のスマホアプリ。その手軽さから利用しているという方が多いようです。また、スマホで撮影した写真を使うことでより綺麗に記録することができるのも楽しみの一つです。

2. 献立ノート活用でストレス・無駄な出費をなくそう!

献立ノートを作るメリットについても聞いてみました。果たして献立ノートにはどんな良さがあるのでしょうか。

【料理は毎日のことだからこそ。何を作るか悩まなくて済む】

■「その日に何を作ろうか悩むのではなく、これを作ると決めておけばある程度毎日が楽に過ごせる」(40代・パート)

■「レシピに迷ったときや、考えるのが面倒な時のアイデア集として重宝している」(20代・パート)

大まかにでもあらかじめ作るものを決めておくことで、今日はどんなメニューにしようかと悩むストレスを軽減できるが最大のメリットと言えます。

また、ある程度の記録が蓄積されていけば、それをもとに献立を考えられるので、さらに悩む時間が減っていきます。続ければ続けるほど、充実したノートになっていくのですね。

【作ったメニューの記録としても】

■「何を作ろうか迷ったときに、献立ノートがあれば1週間、2週間と遡って食べたものがわかるし、数年分のノートがあれば季節ごとの記録もあり、献立のマンネリ化を防ぐことができる」(50代・正社員)

■「無意識に同じようなメニューが続いてしまうことがあるので、そのようなことを防ぐため、献立ノートは有効だと思います」(40代・正社員)

今まで作ってきた料理の記録を見返すことで献立を考えるヒントになるだけでなく、メニューの偏りや栄養バランスについても客観的に見ることができるので、食生活の改善にも役立てられます。

【食材・食費の無駄を減らせる】

■「献立が決まらず買出しに行くと必ず余計な物を買っているので、献立が決まっていれば何を買えば良いのかがはっきりして、余分な出費を防げます」(40代・主婦)

■「例えば1つの食材をスーパーで買ってきたとして、それを何品にも使いまわせれば無駄にならないので、その使い回しのメニューを考えるのにノートに書いていくのがいいと思います」(40代・主婦)

献立を考えて必要な食材をリストアップすることで、不必要な食材まで購入してしまうという無駄を削減することができるのも、献立ノートの大きなメリットの一つ。

冷蔵庫の中にある食材や新たに買うべき食材などを把握しておくことが、食費節約のポイント。食材もお金と同じように、使うもの・買うものをしっかり把握することが重要です。

3. 教えて!賢い献立ノートの活用術

それでは最後に、みなさんに聞いた賢い献立ノート活用術を紹介します。明日からのお料理にぜひ役立ててくださいね。

■「いつも買い物に行っているスーパーマーケットで何曜日に何が安いかを考えて食材を購入しながら、それに合わせた献立を書いていくように気をつける」(40代・主婦)

■「レシピには、必ず所要時間を書くようにしている。時間がないのに手間のかかる料理を作っても家族を待たせるだけなので、時間管理は大事だと思う」(30代・個人事業主)

■「思いついた時は、残ったときのアレンジ方法やアイデアを書き足します。あと、食べてくれた家族の反応もスマイルマークでつけて好みを把握できる様にしています」(30代・正社員)

■「調理の工程をなるべく細分化して書くことと、ノートを書く前に作ってみて失敗した工程と改善ポイントやコツを記入して、次に作る時は上手くできるようにメモをしておくことです」(30代・主婦)

さまざまな工夫点が挙げられていましたが、献立やレシピを書いて終わりではなく、実際に調理をしてみて気づいた点や家族の反応など、料理後の記録も加えることで、より良い献立ノートが完成します。

特に初めて作るメニューでは、家族の人数に合わせて食材の量を調整したり、好みの味付けにアレンジを加えたりすることが多いですよね。

そのような細かい情報も記録しておくことで、次に同じものを作る際にスムーズに調理ができ、なおかつ無駄を減らすことにもつながりますよ。

まとめ

日々の食事メニューや食材・食費を記録することで現状を把握し、食材や食費の削減に役立てるための献立ノート。

書く作業が手間だと感じてしまうかもしれませんが、記録を残しておくことで次に献立を考えるためのヒントとして活用できます。毎日メニューを考える時間やストレスが軽減されれば、お料理を作るのが楽しくなってくるかもしれません。

ノートにびっしりと記入しようと気張る必要はないので、スマホやタブレットなどを利用したり、小さなメモ書きに記録してみたりと、「これならできそう」と思えるところから始めてみてはいかがでしょうか。

日々の料理が簡単に楽しく感じられるように、自分だけの献立ノートを作っていきましょう!


アンケート実施期間:2017年8月9〜10日
対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性の方
アンケート総数:50

献立ノートはこちらからも入手可能ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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