ジーンズも、同じに見えて、いろんな縫い方があるんですよ〜

ジーンズは皆、同じように縫われているように見えるのですが、実は、いろんな縫い方があるんですよ〜

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ウエストのお直し。しかし、ブランドによって、いろんな縫い方があるんですよね。。

今回は、ウエスト直しを例にしまして、アメリカンスタンダードのジーンズの縫製方法と比べて、いろんな縫い方があるんだよぉ〜。。というのを、紹介していきます。

当店も、基本的に、昔のアメリカのジーンズ(多分当時は、ジーンズはアメリカくらいしかないと思われますが)
の縫い仕様をベースにしております。

今回のものは、ヨーロッパのブランドのものです。

日本のジーンズは、基本的にアメリカの縫い仕様に非常に近いものですが、
(岡山縫い、児島縫いなどと言われています)

ヨーロッパのジーンズは、いろいろ独特なものがありますね。

この、ループの仮止めが曲者

丁寧なんです!その方が丁寧なんですよ。アメリカ、日本のものは、ただ、叩きついているだけなので、
この方が、丁寧といえば丁寧です。

現在は、『オートベルター』という、ベルトループ専用ミシンがありますので、その方が便利なのですが、
多分、昔ながらの閂止めミシンでやっているのでしょう。

オートベルターの開発前は、アメリカでも仮止めをしてループをつけているのですが、
帯の上のステッチをかけるときに仮止めをかけているんですよね。

その時は、帯は縫い付けていて、その後の作業になるのですが、
このタイプは、帯をつける前に仮止めをしなければいけないので、

昔ながらの縫い方に慣れていると、この仮止めをよく忘れて、やり直しになってしまうことが、
始めた当初は、よくありました。

しかし、このブランドのループは、ループが二重にしてあって、細いベルトでも、ずれないようになっております。

なかなか、アイデアですよね。

帯もタイプがあるんです。

まあ、このタイプの帯は、日本製にもよく見られる縫い仕様なのですが、

正直、ウエスト直しの時は、このタイプは、厳しいなと思います。

ウエスト直しは、最終的に、ループで、つなぎ目のところを隠すのですが、

2枚の布で作られた、帯では、繋がる部分が、倍くらいに枚数が重なる部分があるんです。

まして、今回は、ダブルループなので、かなり難儀しました。

工賃を変えようかなぁと思うくらい、手間が違いますね。(笑)。

仕上がりはこんな感じです。

ポケットが少し中央に寄っているのがわかりますか?
その分、ウエストが詰まっています。

あまり詰めてしまうと、ポケットがくっついてしまいますので、

当店では、5センチまでと決めさせていただいております。

また、最近はデザインで、ポケットが大きめになっているものなのは、

少し考えた方がいいかもしれませんね。

真ん中の元の縫い跡を見ていただくと、どこから詰まっていくかがわかりますね。

1インチ詰めるだけでも、だいぶ雰囲気が変わりますよ。
ぜひ、おためしください。

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