回遊性のあるコンパクトな家「ツミキ」

計画地は閑静な住宅街で、2面道路に接した角地にあります。古い家を建て替え、子育てを終えた夫婦で暮らす住宅を計画しました。間取りは1階に主要室をすべてまとめ、2階は収納と家族の帰省時に利用できるベッドルームを設けています。

家事動線をコンパクトにし、光庭を中心に回遊性のある動線となっています。光庭を設けることで、北側に配置された寝室に白い外壁に反射されたやわらかい南の光を運んでくれます。また、玄関・LDK・寝室・トイレと4室に光庭が面する事で、それぞれの空間に広がりや演出、換気など様々な効果をもたらしてくれます。延床面積29.5坪とコンパクトながらも狭さを感じさせないためにも光庭が重要な役割を果たしています。

コンパクトにまとめる中で、天井を低くして空間の高さも抑えています。通常よりもボリュームを抑えることで建築コストを圧縮し、仕上げなどにこだわるための予算を生み出すこともできました。また、窓や製作家具の配置で視線の方向をコントロールすることで、低さを感じないようにしています。

設計前に古家を調査した際、2階の窓から北西に泉ヶ岳を望むことを確認できました。建て主が育った家と同じ景色を新家でも見ることができたらと思い、2階のカウンター越しに窓を設けています。眺望の良い南側は屋根の上に出やすい窓として、屋根の上で過ごす時間もご提案しています。

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