【実録アイデア】100均アイテムで最高にかわいいギプスカバーが作れた

どうやってデコろう？

さあ、左足の不恰好な“骨折足”をハンドメイドの力でかわいくおしゃれにするぞ！　と思ってパッチワーク風にしてみたり、チロリアンテープやポンポンを付けたり……いろいろと考えを巡らすも、どうもしっくりきません。

……いつも履いているスニーカーと同じにしたら、おもしろいんじゃ⁉（「かわいくおしゃれ」はどこにいった）

完全な思いつきですが、勢いが大事！　ということで、さっそく作り始めていきます。

材料はこちら

・布（お手持ちのスニーカーの素材に近いもの）
・靴紐
・ハトメ
・グルーガン
・ハサミ

ハトメが最寄りの100均で見つからなかったので手芸店で購入しましたが、100均でも手に入る模様。写真にはありませんが、ハトメを止めるカナヅチも用意。ハトメパンチがあると作業が楽ですよ。

まずは型紙をとります

愛用のスニーカーとにらめっこしながら、パーツ作りのための型紙をとっていきます。

次に、スニーカーの“ベロ”のパーツと、それに重なる左右のパーツを切り出します。

すると、こんな風に3つのパーツができました！

合わせてみると……なんか、すでにそれっぽい！　これはいけるのでは⁉︎

ハトメを付けて、リアルなスニーカー感を演出

次に、切り出した左右のパーツにハトメを付けます。実際にスニーカーに布を当てて、ハトメを付ける位置にアタリを付けました。

半分終わったところで、当てて見ると……おおー、ますますいい感じ！　ちなみにハトメの付け方を知らず、最初の方は失敗してしまったので、ぐちゃっとしてしまいました〜。

いよいよ大詰め！　靴紐を通します

スニーカーをよく観察しながら、同じように靴紐を通していきます。

全部通したら、ギプスにあてて間隔を調整します。蝶々結びにしたら、パーツは完成。あとは、ギプスに貼り付けるのみです！

位置を調整しながら、グルーガンで完成したパーツを貼り付けていきます。

さあ、いったいどんな出来栄えになるでしょうか……⁉︎

「えっ、スニーカー切ったんですか⁉︎」

どうですかこの完成度！　思った以上のスニーカー感に、作った本人がびっくりです。

ポイントは、つま先側に白いフチが残るように位置を調整したこと。大雑把な工程の中にもこだわりを忘れないことで、リアルなスニーカー感を演出することができました。「えっ、スニーカー切ったんですか⁉︎」なんて賛辞（？）も飛び交うほど。本当にそっくりに作れるのかな……と実は不安にかられながら始めたものの、大成功を収めることができました♪

ギプスデコで、楽しくけがを治してみては？

実際にギプスをデコってみて感じたのは、「なんだか愛着がわいてしまう」ということ。それまでギプスを眺めては憂うつな気分にしかならなかったのが、時折眺めては、ちょっとニヤけてしまう自分がいました。

もし、お子さまがけがをしてしまっても、ギプスデコをしてあげれば楽しく乗り越えることができるかも⁉︎　とはいえ、最初からけがをしないのが一番。皆さま、けがには気を付けてくださいね〜！

ちなみに、フジロックに参加した2日間で見られたのは4ステージのみでした……無念。