【かさばる衣類、どうやってしまう?】新しく家具を買い揃えなくて済む!収納のコツを一挙公開!

衣替えの季節がやってきました。「きれいに片付けてもすぐに散らかってしまう!」という、クローゼットの中がなかなか片付かない人のために、丁寧な服のたたみ方や、衣類それぞれが最も収納しやすい定位置を決める収納術、デッドスペースを活かした収納方法など紹介します。この春の衣替えで収納上手になりましょう。

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陽気が暖かい日が少しずつ増え、衣替えの時期がやってきました。クローゼットの中が片付かない。衣類を収納する場所を増やしたいけれど、そのスペースがない。そんな風に頭を抱えた経験、皆さんもありませんか?

収納ができないのなら、収納ケースを買って新たに収納場所を設けようとする方もいるでしょう。でも、ちょっと待ってください!お家のクローゼットの収納は、しまうべき場所にしまえていますか?今ある収納ケースは活用できていますか?

今回は、新しく収納ケースを購入する前にちょっとした工夫で衣類の収納を増やす方法をお伝えしていきます。「きれいに片付けてもすぐに散らかってしまう!」という、しまう場所はあっても収納のリバウンドに悩んでいる方にも使えるコツをご紹介します。

■目次
1.収納を増やしても使いやすくはならない!
2.たたみ方で変わる!収納のしやすさ
3.もうクローゼットで迷わない!収納術
4.【ケースの使い方1】ケースを積む場所の確保
5.【ケースの使い方2】ケースinケース
6.【ケースの使い方3】自作してみる①ワイヤーネットのラック
7.【ケースの使い方4】自作してみる②キャスター付ケース
まとめ

1. 収納を増やしても使いやすくはならない!

たたまなくてもすぐ収納できて見やすいハンガーラック。つい幅いっぱいにかけてしまって、かえって着たい服が見つけにくいことも。それは、服を収納スペースに合わせているからかもしれません。

スペースが十分にあるなら問題ないのですが、そうではない場合ケースなどの収納グッズを増やしたとしてもさらに場所が圧迫され、使いづらくなります。ここは逆の発想で、収納スペースを服に合わせる!という考え方をしていきます。すると収納グッズを新たに購入せずともスペースが確保でき、見やすく使いやすいクローゼットになっていきます。

例えば、クローゼットのハンガーラック。次の写真のように掛ける服の長さに合わせ順番に並べていくと、下に新たな空間ができます。

さらにひと手間加えて色も揃えると、見た目がすっきり見えるだけでなく服を戻すときに迷わずしまうことができます。

2. たたみ方で変わる!収納のしやすさ

収納ケースにしまう衣類も、たたみ方ひとつで収納しやすく取り出しやすいものになります。使いづらいとその分ケース内で衣類がバラバラになりきれいさを保てません。丁寧で正しいたたみ方を知って、毎日のたたむ・しまう・取り出す負担を軽減しましょう!

■カットソー

普段着る出番が多く、形が様々なカットソーはサイズを揃えてたたみましょう。

1.裏面を上にして、シワがないように広げる。

2.収納するケースのサイズに合う幅に、片方の肩のラインをまっすぐ折りたたむ。

3.折りたたんだ端にそって袖を折り返す。

4.もう片方も同じようにたたみ、袖を折り返す。

5.半分にたたむ。

6.もう半分にたたむ。

7.完成。裾の長さが様々なカットソーは、最後のたたむ回数を調整してサイズを揃えましょう。

■ニット

ハンガーにかけると伸びたり型崩れしたりするニット。少々手間がかかりますがたたんで収納が基本です。

1.裏面を上にして、シワがないように広げる。

2.両袖をサイドのラインに沿って折りたたむ。

3.収納したい幅に合わせて肩のラインでまっすぐに折りたたむ。

4.三つ折りにする。

5.完成!三つ折りにしたことで、立てる収納ができます。

■厚手素材のニットの場合

たたむ回数が多いとより厚みが出てしまうため、肩のラインで折りたたむのを省いて二つ折りにするとあまりスペースを取りません。

■タイツ

たたんでも崩れやすいタイツ。全体を包みこむたたみ方で、その悩みを解消します。

1.縦に半分にたたむ。

2.半分の長さにたたむ。

3.収納したいスペースに合わせて、さらに折りたたむ。

4.外側のウエスト部分をめくり、裏返してタイツ全体を包み込む。

5.完成。包み込んだことで形が崩れることはありません。

3. もうクローゼットで迷わない!収納術

使いやすいクローゼットというのは単に見た目を美しくしただけでは機能しません。衣服を最も使いやすい定位置に置き、取り出しやすく・しまいやすい収納にすることを意識するのが大事です。次は収納に迷わなくなるちょっとした収納術を5つご紹介していきます!

■使っているもの(いるもの)・使っていないもの(いらないもの)に分ける

そもそもクローゼットが使いづらいというのは、物が多すぎるからかもしれません。衣替えのタイミングに合わせ、いるもの・いらないものに分けてクローゼット内をすっきりさせるのも良いですね。

■日常的に使うものと長期的にしまっておくものの差別化

日常でよく使うものは最も出し入れしやすい場所へ。冠婚葬祭のように出番が少ない衣類は、出し入れしにくくても問題ありません。同じ形やサイズだからと隣に並べて、ほとんど使わないもので出し入れしやすいスペースを埋めてしまうのはもったいないです。使用頻度によってしまう定位置を決めていきます。

■重ねるのではなく立ててしまう

ケースにたたんでしまう際は衣服を重ねてしまうと下に何があるかわかりづらくなる上、下のものを取り出すときに上の衣服が崩れてしまいます。たたみ方を工夫し立てて並べることで、どの服がどこにあるか一目瞭然で取り出すときも他の服をくずしません。衣服を取り出して隙間ができるときはブックスタンドを入れて仕切れば立たせた衣服が倒れる心配もありません。

■種類ごとに分ける

衣類の種類で分けるだけでなく、ハンガーに吊るせるもの・吊るせないものに分けたり使用する目的別に分けたりします。目的別に分けると、使用するシーンで必要なものが隣り合っているため取り出しやすくしまいやすい収納になります。

■今ある収納スペースを工夫して収納量を増やす

引出しの収納ケースに工夫をする、クローゼットで使われていないデッドスペースを活用すると格段に収納量を増やすことができます。
次は、実際にどう工夫して収納量を増やしていくのかを試してみます!

4. 【ケースの使い方1】ケースを積む場所の確保

先ほどご紹介したハンガーラックの収納の方法で、下のケースとの間に少しスペースができました。このわずかなスペースにケースを積めば、今まではデッドスペースだったこの場所にたちまち収納ができました!

また、ハンガーラック下にケースを置かずにもう一段ハンガーラックを突っ張り棒で取り付けると、吊るせる衣類の収納量は2倍になります。

5. 【ケースの使い方2】ケースinケース

引出しケースの収納。初めは立てる収納をして服の種類別に分けてありましたが、だんだんと境界線がなくなり服もバラバラ、とても取り出しにくい状態です……。

■Before

そこで、100円均一で売っている仕切り板を使って、ケースの中をさらに細かく仕切ることに。

■After

こうすると種類の違う服と混ざり合うことなく、倒れずにどの服がどこにあるかわかりやすくなりました!てろんとした柔らかい素材で立てられない服も、丸めて見やすく収納できます。服の色も揃えるようにして並べすっきりとした印象に。

今回はケースの中を仕切るのに仕切り板を使いましたが、ケースの幅に合わせたケースを使う「ケースinケース」として同じように区切ることもできます。

6. 【ケースの使い方3】 自作してみる①ワイヤーネットのラック

今人気になっているワイヤーネットを使ったラックはご存じですか? ワイヤーネットは100円均一の商品で色やサイズ、カゴ型までもが豊富に販売されています。同じく100円均一で揃う結束バンドで組み立てるだけの簡単に自作できる収納グッズなのです。

実際に自作してみたワイヤーネットのラックがこちら!

棚に100円均一で購入したボックスを設置しました。そのままラックへ衣類を収納するよりも、ボックスを使い立てて収納することでさらに収納量を増やすことができます。

7. 【ケースの使い方4】自作してみる②キャスター付ケース

100円均一の商品で、上に物を置けるようになっているキャスター台があります。

この台を使ってキャスター付ケースをつくりました!といっても、キャスター台にケースを置いただけの簡単収納です。

このようなハンガーラックと床の隙間。まだ収納場所として活用できます。ここへ、キャスター付のケースを置いてクローゼットの端に置いていたバッグの収納に。

クローゼットの下部は低い位置にあり取り出しづらいので、ケースを動かせるととても取り出しやすくなります。そのまま床へ置いていたバッグも見やすくなりました!

まとめ

クローゼットが片付いていないと、つい新たな収納スペースを確保するためケースの購入を考えてしまいます。今回は丁寧な服のたたみ方や、衣類それぞれが最も収納しやすい定位置を決める収納術、デッドスペースを活かした収納方法や、ケースの中でさらに細かく仕切ることによって見やすく取り出しやすい収納をご紹介しました。

実際に試してみると、その工夫次第で新たにケースを購入しなくても使いやすい収納スペースを生み出すことに成功しました!すっきりと片付いた収納を作るには、スペースを確保することだけでなく片付けやすく取り出しやすい方法を知ることが大事ですね。

また自作したワイヤーネットのラックやキャスター付ケースは、どれも100円均一商品で作ることができます。低コストの予算で、家の収納スペースのサイズや用途にぴったり合ったケースが簡単に作れるのはとても魅力的です。この春の衣替えでは、収納の仕方を見直して使いやすく収納量アップのクローゼットを目指してみませんか。

このような収納ボックスを利用するのもコツの一つです。通販でも入手可能ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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