ハーブティーや料理に使えるレモングラスの育て方と簡単レシピをご紹介

インド南部やスリランカなど、東南アジアに自生するレモングラス。稲の葉のようにスラリと伸びた細長い葉が特徴です。エスニック料理のアクセントとして使うほか、ハーブティーにしたり、アロマを楽しんだり、育てていると何かと便利なハーブです。基本の育て方や使い方、料理レシピを紹介します。

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レモングラスの基本的な育て方

レモングラスは、気温が高く湿潤な地域に自生する植物なので、基本的に冬の寒さや乾燥に弱いのが特徴です。関東より北では庭木として直植えしてしまうと、冬を越すことができないことが多いようです。鉢植えにして、日当たりの良い暖かな場所で育て、10月以降は必ず室内に移動させましょう。

レモングラスは夏の成長期にグッと大きくなり、中には2メートルほどの背丈になるものもあります。苗から育てる場合は、大きめの鉢を選んで植え付けるようにしましょう。水やりはたっぷりと。乾燥にも弱いので、夏は夕方の水やりも欠かさずに行います。

レモングラスの使い方

1. 香りの楽しみ方

レモングラスは、切ったり熱を加えたりしたほうが、香りがより引き立ちます。それは、レモングラスの中に含まれるエッセンシャル成分が揮発しやすくなるからです。なかでもレモングラスに多く含まれているシトラールと呼ばれる香り成分は虫が嫌うとされています。

簡単な方法として、細かくカットしてアロマポットで香りを発散させるというやり方があります。アロマポットに少しの水を張り、そこへ2~3センチに切ったレモングラスを何枚か浮かべるだけ。切り口から出たアロマが水に溶け、アロマポットで温められることで揮発し、レモングラスの良い香りが部屋中に流れ出します。

2. 乾燥ハーブとしても使える

レモングラスはフレッシュなものだけでなく、乾燥させてからお茶や料理に使うこともできます。ポプリや入浴剤として、香りを楽しむのに使ってもOK。

収穫の時期は夏です。7~8月に一気に成長するので、十分に育ったところを根元から刈り取ります。それを10本ぐらいずつの束にして根元のほうをヒモで結び、風通しの良い場所に吊るして乾燥させましょう。葉がパリパリになったら、適当な大きさにカットして、密閉容器やビン、カンなどに入れて保存します。

3.妊娠中は避ける

レモングラスには強い薬効成分が含まれているものの、残念ながら妊娠中はNG。デリケートな妊娠中の体には強すぎるのです。

それならせめて香りだけでも……と思いがちですが、その中にも揮発性のエッセンシャルオイルが含まれています。妊娠中にこそフレッシュな香りを取り入れたいものですが、ハーブティーやマッサージのときだけであっても、レモングラスは避けてください。

レモングラスのレシピ~ハーブティー

レモングラスの成分は、ハーブティーにして抽出していただくのが手軽です。自宅でレモングラスを育てていれば、そのフレッシュな香りを毎日の生活に取り入れられます。レモングラスは葉を切ることで精油が出やすくなるので、カットして使うのが基本です。

  1. 1.レモングラスの葉を根元から切り取り、よく洗い、2~3センチの長さに切りそろえます。
  2. 2.ポットに入れたら熱湯を注ぎ、きちんとふたを閉めて蒸らします。
  3. 3.5分ほど抽出したら、レモングラスのハーブティーのできあがり。

カップ1杯の熱湯に、カットしたレモングラス大さじ1杯分ぐらいが適量です。砂糖やはちみつを入れて甘みを足してもよいでしょう。ミントやカモミールを足して、オリジナルハーブティーにするのもオススメです。

レモングラスのレシピ~自宅で簡単トムヤムクン

さわやかな香りが魅力のレモングラス。フレッシュな葉があれば自宅で本格的な東南アジア料理を作れます。レモングラスのフレッシュな葉をたっぷり使えば、お店でいただくようなトムヤムクンも簡単です。手軽な材料でできるトムヤムクンのレシピを紹介しましょう。

事前に用意する材料は、むいたエビの殻、レモングラス、鶏がらスープの素小さじ1、ナンプラー大さじ1、砂糖大さじ1、種を抜いたトウガラシ1本、皮付きのまま輪切りにしたショウガ1かけ、です。

  1. 1.殻付きエビ中サイズ10尾の殻をむいておきます。
  2. 2.レモングラス3~4本は、根元の白い部分は斜めのスライス、葉の部分は4~5センチに切っておきます。
  3. 3.鍋に水200cc、用意した材料を入れ、沸騰させないように注意しながら5分ほど煮立てます。
  4. 4.エビの殻を取り出し、レモン半分のしぼり汁を加えます。
  5. 5.エビ、手で割いたエリンギ大1本、半分に切ったプチトマト6個、スライスした玉ねぎ半個分を入れる
  6. 6.弱火で10分ほど、エビに火が通るまで煮込んだらできあがり。

エビの殻でだしを取るのがおいしさのコツです。レモングラスの香りがエスニック気分を盛り上げる、甘・辛・酸の効いたトムヤムクンスープです。茹でた春雨やビーフンを入れてもおいしいです。

レモングラスのレシピ~ごはんにぴったりな炒め物

レモングラスとチキンを一緒に炒めて、ごはんによく合うひと皿を。レモングラスはフレッシュ、乾燥のどちらを使ってもOKです。やや濃い目の味に仕上げれば、レモングラスの香りで食欲も増進するでしょう。レモングラスの葉はとても硬いので、包丁でできるだけ細かなみじん切りにして使うのが、おいしさのポイントです。

1.チキンの部位はジューシーなモモ肉がオススメ。200gを一口大にカットしておきます。
2.みじん切りにしたレモングラス大さじ1、すりおろしニンニク大さじ1、ヌクマム大さじ2、砂糖大さじ1をよく混ぜて、1のチキンにまぶし、1時間ほどマリネしておきます。
3.フライパンに多目の油を熱し、揚げ焼するようにこんがりとチキンを炒めたらできあがり。

好みで、玉ねぎ、ピーマン、パプリカなどの彩り野菜を足してもOKです。

さわやかなレモングラスでおいしいハーブ生活

レモングラスは、さわやかな香りがさまざまなシーンで活躍してくれるハーブです。浴槽に浮かべてレモンの香りでリフレッシュしたり、ハーブティーにして薬効成分を活用したり。本格的なエスニック料理を楽しむこともできます。ハーブを取り入れた生活を考えているなら、ぜひ、レモングラスをオススメします!

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