50平米のコンパクトなマンションを自分好みにリフォームしよう!

マンションには規約が多く、戸建て住宅に比べてリフォームが制限されています。しかし、分譲マンションならある程度自由なリフォームが可能なケースも多いです。今回は、マンションの中でも近年増加傾向にあると言われている50平米前後のマンションのリフォーム情報をお伝えします。

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1.50平米ってどのくらいの広さ?

正方形なら一辺が約7メートル。駐車場なら、一般的な普通乗用車が4台ほど止められる広さです。マンションの場合、玄関や廊下、水回りなどを除いた居住スペースは40平米ほどで、間取りは2LDKがよく見られます。

2.どういう家族が住むのに適している?

50平米のマンションは、一般的には単身者や、カップル向けとされるコンパクトなマンションです。そのため、子どもがいると狭さを感じてしまうことも。ただ、スペースの効率化や工夫次第で十分に子どもを含む家族で生活可能です。

住みやすいマンションのためにどこをリフォームする?おすすめのリフォーム

50平米のマンションを住みやすくリフォームするためには、具体的にどの部分に手を加えればよいのでしょうか?おすすめのリフォーム箇所をご紹介します。

1.リビングの拡張

光あふれる広々としたリビングに憧れている人は多いでしょう。間取りよりも、広々としたリビングが欲しい人は、リビングの拡張リフォームがおすすめです。拡張するスペースは、デッドスペースとなりがちな廊下を潰す、寝るだけの場所と割り切って寝室を潰したりなどすれば捻出可能です。

2.水回りの一か所集中

50平米とコンパクトだからこそ、できるだけスペースは有効に活用したいもの。そんなときは、水回りを一か所にまとめることで、スペース効率を上げることができます。また、生活に欠かせない水回りがグッと使いやすくもなるのもポイント。家族での居住の場合、朝の水回り渋滞が緩和されるなどの効果も見込めます。

3.和室を洋室に変更

古くから親しまれてきた和室ですが、近年は手入れや掃除の大変さなどから、使い辛いと感じる人が増えてきています。しかし、使い辛いままにしておくのは勿体ないので、使いやすい洋室への変更を提案します。畳がフローリングに代わることで手入れや掃除が楽になりますし、クローゼットは押入れに比べてコートやジャケットなどの洋服を仕舞えるので使いやすいです。

4.小上がりを作って床下収納を確保

コンパクトなマンションの場合、収納が足らず、日々増えていく荷物の収納場所に困るケースが散見されます。しかし、貴重な居住スペースを削って収納を造るのには抵抗がある…そんな人は、一角に小上がりを設けてみてはいかがでしょうか?お部屋のアクセントになりますし、何より床下を収納として活用できます。

5.防音リフォームで快適空間に

集合住宅でたびたび問題となるのが、「音」です。音漏れが原因で近隣住民とトラブルになることもあるので、対策はしておきたいもの。特に子どものいるご家庭では、強く感じているのではないでしょうか?マンションでできる防音対策としては、床や壁への防音材及び遮音材の造作が一般的です。ただし、防音材や遮音材の分だけ壁が厚くなり、部屋も狭くなる点は留意しましょう。

工夫次第でこんなに素敵に!?50平米のマンションをリフォームした事例

コンパクトでともすれば手狭ともなりかねない50平米のマンションを、素敵にリフォームした事例をご紹介します。

1.スペースの効率利用で家族4人が満足して暮らせる住まいに

床面積が50平米台で、家族4人で暮らすには少々手狭でした。そこで、無駄を可能な限り圧縮し、有効にスペースを活用できるようにリフォームしました。そのとき、まず目を付けたのが扉。全て引き戸に変更し、デッドスペースを減らしています。また、寝室を寝るためだけの部屋と割り切ることで、寝室の半分を収納スペースに。さらに、あえてダイニングを設けないことで広いリビングを確保。結果として、二人の子どもに部屋を与えるスペースもでき、家族4人が満足して暮らせるマンションに生まれ変わりました。

2.ロフトを設けてスペースを有効活用

床面積はコンパクトでしたが、マンションにおける住まいが1階だったため、天井高が高く設計されていました。そこで、LDKの中央に段差をつけたロフトを設置することで、天井高の高さを有効活用。造作本棚を階段代わりにして上がるロフトは、主に書斎として用いられる一方で、ロフトの床下は全て収納にあてられています。空間を3次元的にとらえることで無駄なスペースを極力減らし、広々としてくつろげるリビングに仕上がりました。

おわりに

50平米のコンパクトなマンションでも、工夫次第では家族で快適に過ごすことができます。そのときポイントになるのが、無駄なスペースの削減です。しかし、無駄なスペースは案外素人には見つけにくいもの。プロの目で見つけてもらいましょう。信頼できるプロの見つけ方は、一括見積もりを利用するのがおすすめ。多くのリフォーム会社の中から、きっと信頼に足る会社が見つかるはずです。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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